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衝撃の事実・・・熟れたバナナと青いバナナのカロリーが変わらない理由

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      2020/05/04

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先日妻が買ってきたバナナ。
若干青みがかっていて、多少甘味はあるもののまだ硬く、食べごたえがある感じでした。

それを見て思ったのは「これ、熟れてなかったらカロリー低いのかな」ってこと。

調べてみたところ・・・なんとカロリーは同じ!!
栄養学の基礎的なところを熟知している人なら笑っちゃうような問題かもしれませんが、僕には目から鱗でした!

バナナのカロリーが変わらない理由

熟れたバナナがなぜ甘いのか?をまず考えてみると、バナナの実が皮の中でなんらかの変化を起こしているからじゃないかと想像がつきます。

これ、青いバナナの時は炭水化物(でんぷん)が分解されていない状態で、熟れていくごとにバナナ自身が持つ酵素によって糖に分解されていっているんだそうです。

でんぷん質の炭水化物(ごはんとか、麦とか)って噛めば噛むほど甘味を感じるのは、口の中で分解されて糖になっているからなんですね。

分解されているということは、ただ単純にそのものの構造が変わっただけで中身は同じはずです。
例えば完成した車とバラバラの車、どちらもパーツ点数や重さなどは同じなのを想像するとわかりやすいですね。

分解されていないままの状態で食べたら甘くないけれど、分解したら甘く感じるというだけのことで、摂取するものの総量は変わらないということ。
ってことはカロリーも同じということです。

ちなみにでんぷんは1gあたり4kcalだそうです。(お砂糖も1gあたり4kcal。)

結局は甘くなってから食べるか、食べてから甘くなるのか

青いバナナの場合、食感も硬く、食べごたえがありますね。
でもって、あんまり甘さもない。

これはそのままだと消化吸収できないので、体内に入ってからゆっくり分解されていくそうです。
ってことは体の中に入ってから甘くなってるんですね!!これはもったいない。

そう言われると、確かに青いバナナも噛みはじめは酸味を感じるものの、飲み込む直前ぐらいには少し甘くなってる気がします。
口内のアミラーゼが猛スピードで分解してくれてるんだと信じたいですw

おわりに

というわけで、バナナは熟れる前、熟れた後、どちらにせよカロリーは変わらないということでした。
バナナに限らず、果物が熟れていく過程で甘くなるのにはこういう力が働いていると考えられるわけですね。(ほかの果物もでんぷんなのかは怪しいですが)

だったら甘い方がいいなーなんて僕は思うんですが、まぁこういうのは時と場合によるみたいですね。
ダイエット目的なら硬くて甘さ控えめの方がいいみたいですし。

また、甘くなっている状態というのは既に消化されている状態に近いわけですから、体が弱っている人とかすぐにエネルギーに変換したい人にはちょうどいいというのも豆知識です。

あとは焼きリンゴみたいに熱して甘くなるヤツがどういう原理なのかも合わせて調べれば良かったな・・・。

   

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      2020/05/04

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