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そこはかとなく90年代の筋肉少女帯を感じるアーバンギャルドの昭和九十年

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      2020/05/04

アーバンギャルドというバンドの昭和九十年というアルバムを聴きました。
Amazonのプライムミュージックでジャケとタイトルが気になったからです。

というか、これがもうすでにでっかい釣り針でした。

アーバンギャルド「昭和九十年」の感想

もうタイトルにも書いた通り、そこはかとなく90年代の筋肉少女帯を匂わせます。

いや、匂わせるなんてもんじゃない。これ、完全に意識してる。
というか、筋肉少女帯好きでしょ!いや、オーケンになりたいんでしょ!!って感じの愛が伝わってきます。

・・・違ったらごめんなさいですがw

特に最後の曲、「オールダウトニッポン」なんて、まんまです。
筋少ファンにはイラ立つ人もいそうだけど、僕はニヤニヤしちゃいました。

イントロ~Aメロはステーシーの美術あたりに入ってそう。
サビはどちらかというと特撮っぽい。
Cメロ前の語り部分はレティクル座妄想。
要所要所のシャウトは笑っちゃうぐらい筋少w
全編に渡って流れているピアノは三柴さんを想像させます。
歌詞で少女が降ってきちゃうあたりは「桃子だよね!?」って話です。

僕もバンドやってた頃に自分の好きなバンドのオマージュソングを良く作ってたので、
なんとなくこういう「自分が好きなバンドの寄せ集め」的な曲を作りたくなる気持ちはよくわかります。

僕はイエモン風の楽曲にオーケン風の詩を乗せるみたいなのをよくやりました。
それをこうやってやりきって、プロとして形にしちゃうってのはすごいです。あと羨ましい。

筋肉少女帯ではない

でもまぁ、あたりまえだけど筋少ではないんですよ。

だから、オーケンに歌って欲しいし、筋少に演奏して欲しいって思う反面、
それは絶対やらないでほしいなと思ったりもしちゃう。

本当にあたりまえなんだけど、絶妙に違うわけで。
特に歌詞とかは寄せてるけど違うみたいな。

ちなみにオーケンの歌詞は詩集として発売されていて、
たまに心が弱った時に読むと死ねそうになりますw

おわりに

ちなみに「オールダウトニッポン」以外の曲は、もっとポップな感じで、筋少臭さはありませんでした。
というか全体的に捕らえどころがないというか、いろんなキャラがあるバンドだなと思います。

僕は勉強不足で知らなかったんですが、もうデビューして長いバンドさんなんですね。
オーケンともコラボしてたりして、すごいなぁ。羨ましい。

他のアルバムにはもっと筋少を感じられるトラウマロックがあるのかどうか、今更ながら気になります。

 

   

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      2020/05/04

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