年に一回は海外旅行にいくなら、ゴールドカードで年間20,000円以上得する件
2020/08/15
日本の平均年収の半分以下ぐらいの年収しかない僕ですが、格安ツアーを駆使することで必ず年に1~2回は海外旅行へ行っていました。
もしあなたが海外旅行に行く時に現金で行っているのなら、年間1万円程度のゴールドカードを保有することで結果的にお得になるかもしれない・・・というお話を以下にまとめようと思います。
ゴールドカードの特典について
僕がここ10年ぐらい使っていたのは三井住友VISAカードのゴールド(プロパー)です。
ゴールドカード以上のクレジットカードになるとそこそこのステータスが求められ、三井住友VISAだと「満30歳以上であること」と、「ある程度の支払い能力」をクリアしていれば行けました。
あとはクレヒスっていうヤツですね。
これまでに支払い遅延とか、そういうブラックなことをしていなければこの手のカードなら余裕で審査に通ると思います。
僕は年収こそ低いですが、学生時代からコツコツとクレカを使ってきました。
また、支払いが滞ったことも1度や2度はありますが、延滞を放置したことはありません。
こういう感じの使い方で、普通に働いている方なら問題なく保有できるカードだと思います。
何がお得なの?
さて、ゴールドカードを持つことで一体何がお得なのか?というと、主に以下の3点が挙げられます。
- 全国の空港ラウンジが使える
- 海外旅行保険に入らなくていい
- ポイントがわんさか貯まる
順番に見ていきましょう。
全国の空港ラウンジが使える
ゴールドカードを持っていると、全国の空港にある有料ラウンジが無料で使えるようになります。
たとえば成田空港だと、T.E.Iラウンジというところが三井住友VISAのゴールドカードに対応していました。
使い方はラウンジのカウンターで航空券とカードを見せるだけ。
もちろん航空会社系のラウンジみたいな豪華な奴ではありませんので、超セレブ気分を味わう・・・などはできません。
ただ、インターネットが出来たり、ドリンクの無料サービスなどがあったり・・・質素ながらも出発前に一息つくには悪くない場所と言えるでしょう。
僕は先日の旅行で、出発前に無料で樽生ビールを頂きました。
近くの飲食店から供給されているんですかねえ?
閑散としたラウンジなのに、ビールの味は雑味もなく一流でした。(マジで)
※使える空港ラウンジはカード会社の公式サイトを参照。
海外旅行保険に入らなくていい
海外旅行に行く際には必ず旅行保険の加入をしておきたいところ。
というのも、現地での思わぬ怪我や病気、または携行品の破損や盗難というのはそこそこの頻度で起きるものだからです。
そんな時に保険に加入しているのとしていないのとでは・・・精神的な負担が全然違いますよね。
僕も以前、家族でラスベガスを訪れた際、普通にスーツケースの中身を抜かれていたことがあり・・・保険のありがたみを知りました。
そのため、旅行に行く場合にはかならず4,000円弱ぐらいの海外旅行保険を申し込んでいたんです。
でも、たいていのゴールドカードには海外旅行の保険が付帯しています。
三井住友VISAカードのゴールドも例外ではなく、最高で5,000万円までの傷害保険などがついていました。
盗難などにも対応してもらえます。
そして家族特約がついていたりもするので、以前だったら第三者の保険会社に払っていた保険料がまるっと浮くことになったんですね。
要は家族3人で旅行するだけでも、12,000円ぐらいは得できるわけで・・・この時点でゴールドカードの年会費は回収できていることになるのです。
ポイントがわんさか貯まる
また、クレジットカードの特典としてポイントも忘れるわけにはいきません!
何気に普段の生活を現金からカードに変えるだけで、毎年お小遣いになるようなポイントが貯まるのです。
これはもう当たり前のことを言いますけど、現金で支払い続けていたら1円の得にもならないんですよ。
それをカード払いに買えるだけでいくらか得ができるわけで・・・僕だったら「やらない理由がない」と思うんですが・・・どうなんでしょうw
もちろん「ポイントがつく」ということだけを考えるなら、ゴールドである必要はありません。
ですが、ゴールド会員にはたいていボーナスポイントが設定されていたり、ちょっとだけお得になる仕組みが用意されているのです。
ちなみに我が家では光熱費やら通信費、食費などなんでもカード払いにしていることもあって、年間10,000円~15,000円分ぐらいのポイントは貯まります。
これで美味しいものを食べてもいいですし、なんか気になってた家電を買ってもいいわけですよ。
要するにここでもしっかり年会費の回収が出来ていることになるわけですね。
最近の我が家はANAマイルへの交換をコツコツと行ってまして・・・その場合には同じゴールドでもANAカードのゴールドにするのが一番効率的です。
さらに特典あり
さらにゴールドカードにはお得な特典がついています。
たとえば三井住友VISAカードのゴールドなら、ドクターコール24という「24時間医師が体調の相談に乗ってくれるサービス」や、海外旅行時にハーツのレンタカーで、国際免許証が不要になるサービスが無料で受けられるなど。
あとは空港からスーツケースを自宅まで届けてくれるサービスも無料で利用することができました。
ここまでですでに「海外旅行に年に1回行くならゴールドがいい」という理由がわかって貰えたのではないでしょうか!?w
結果的に2万円強のプラス収益!?
これまでの話をまとめます。
今までは海外旅行の保険が一人4,000円弱かかってたんですよ。
我が家では今後家族三人で旅行にいきますので、旅行保険の加入だけで12,000円弱ぐらいはかかる見込みです。
もし家族付帯の旅行保険がついているゴールドカードを使っていれば、この保険代金が必要なくなります。
そのうえ、利用額に応じて貰えるポイントが、年10,000円以上。
細かい話でいうと、旅行前に空港でカフェなどを利用していた人ならば、ラウンジを使うことでその分のお金も浮いてきます。
そんなサービスを年会費1万円ぐらいのゴールドカードで受けられるわけですから、差し引き1万円強ぐらいは得していることになりますね。
三井住友VISAカードなら4,000円程度からゴールドが保有できちゃう
さらに・・・三井住友VISAカードのゴールドなら、ちょっとした裏ワザ(といっても公式が用意してるヤツ)を使うことで年会費が4,000円程度にまで落ちるのです。
その方法は、支払い方法を「マイぺいす・リボ」に変えることと、明細書を紙の郵送から「WEB明細」に変えること。それだけ。
マイぺいす・リボは支払いが勝手にリボ払いになるという仕組みのサービスなのですが、年会費がなんと半額になります。(2021年から少しだけサービス内容が変わります)
WEB明細を使うとさらにそこから1,000円が差し引かれるんですね。
なので結果的に4,000円ぐらいの投資で2万円強のお得が得られるということになり・・・我が家ではゴールドを使うという結論になったのでした。
※ちなみに初年度はこの年会費すら無料です。
マイぺいす・リボの補足
以前はマイぺいす・リボを設定するだけでゴールドカードは年会費が半額になったのですが・・・これが今後改悪されることになりまして。
1年のうち1回はリボの手数料が発生しなければ、年会費半額のサービスは受けられないことになりました。
どういうことかというと・・・
マイぺいす・リボは毎月の設定金額を50万円とかにしておいて、それ以下の利用の場合には「一括払い」という使い方ができたんです。
つまり、毎月50万円以上の買い物をしなければ、普通にカードを使っているのと同じような感じで年会費だけがお得になるという仕組みだったんですね。
でも今後は、年のうちに1回はこの設定額を超えて「リボ払い」をし、そこで発生する手数料を支払わなければならなくなったのです。
といっても、たとえば年に1回だけ、設定金額を1,000円だけ上回るようにする・・・などで回避は可能です。
※1,000円に対してのリボ払い手数料なんて数円~数十円レベルなので。
おわりに
というわけで、海外旅行に行く人ならゴールドカードだと得だよ!ってお話でした。
僕は三井住友VISAのプロパーカードを使っていますが、本当はそろそろANA VISAのワイドゴールドあたりに乗り替えたいところ。
一時期は楽天のプレミアムカード(ゴールド相当)も気になってたんですけどね~・・・あっちはプライオリティパス(航空会社系ラウンジが無料で使える魔法のカード)が付く代わりに保険の家族付帯がないんですよね。
なので一人用かな~??
ちなみに最後に自分語りなのですが・・・僕が幼い頃、父が何気なく使っていたカードがゴールドカードだったんですよ。
今思えば、ゴールドなんて普通にリーマンやってたらゲットできるステータスなんですけど・・・僕にとってはちょっと特別な感じがしていたんですね。
で、社会人になって手にしたカードがなんか銀色のヤツで。
やっぱりゴールドのインビテーションが来たときは相当嬉しかったのを思い出します。
・・・実は40歳になる頃にプラチナのインビも来たのですが、僕の年収では年会費(たしか5万円)を支払うのが割に合わないと思ってアップグレードを断念致しました。
まぁ、そのへんは生活に余裕が出来たら無理がない範囲で持てればいいのかな~?なんて思ってます。
2020/08/15