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THE YELLOW MONKEYをあまり知らない人が初めて聴くべき10曲

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      2020/05/04

なんだかよくわからない理由で解散し、解散後もなんだかメンバー間でイチャイチャしてたイエローモンキーがついに復活!
・・・ということで、朝からめちゃくちゃテンションあがっています。

※解散の理由はフェスでレイジとRHCPに負けたから、みたいな話もありますね。

僕は青春時代に一番好きな邦楽バンドがTHE YELLOW MONKEYでした。
未だに彼らを超えるバンドって、僕の中では出てきていません。

普段布教活動なんかしない僕ですが、以前’95生まれの子に「イエモンすごくいいから聴いて!」って薦めて「あんまりよくなかったです」と言われた苦い経験があります。
※今回の再結成ライブではデビュー年の’92以降に生まれた人対象のチケットもあるとの事。

そこで、初めて聴く人やあんまり知らない人が「イエモン良いですね!!」って言えるような曲、そのうえでライブでも使えそうな曲をピックアップしてみました。

あんまり知らない人が聴いておくべき10曲

ファンの人からしてみたら「いやいや、これじゃーSinglesじゃん~、Bestじゃん~」って言いたくなりそうなラインナップになりますが・・・結局のところ、初心者はなるべく「癖の少ない曲」がいいと思うんですよね。
だから僕の布教活動は失敗したのですw

そういうわけで、「癖は少ないけど、イエモンらしさが出ている楽曲」という感じで選びました。

追憶のマーメイド

当時を思い出すと、前年の1994年にリリースされた「熱帯夜」あたりから1995年の楽曲を以ってTHE YELLOW MONKEYが一気に全国区に上がってきた印象があります。

中でもこの「追憶のマーメイド」と次の「太陽が燃えている」はCMもバンバン流れていて、すごく色っぽい曲だと思ったのがファーストインプレッション。

THE YELLOW MONKEYのジャンルはグラムロックと言われますが、そのルーツはやっぱり「歌謡曲」にあると思うんですよ。

子供の頃から、親が聴いていたGSとか当時のジャニーズ(特に光ゲンジ)、あとはフォークソングからポップス主流になっていた歌謡曲を聴いて育った僕ら世代からすると、THE YELLOW MONKEYが放つ「ロック×歌謡曲」というスタイルがドンピシャだったのかもしれないですね~。

だから椎名林檎ちゃんとかもムチャクチャ好きなんだけど。

そんなグラム歌謡ロックをガッツリ体感できるのが、この「追憶のマーメイド」かなと。
歌詞もメロディもどことなくエロチックで魅力がありますよ~!

・・・ちなみにライブでは’96以降に一度も演奏されてないんだって。ううむ、もったいない・・。

太陽が燃えている

追憶のマーメイドが発売されてすぐぐらいに出たような記憶がある曲。
これもテレビでバンバンCMやってました。

追憶のマーメイドに比べると明るい曲調なんだけど、やっぱり歌ってる内容はそこそこエロチックかつ切ない感じでいいんですよこれが。

僕の中での”イエモンゴールデンエイジ”が1995年だというのもありますが、全楽曲通して「一番好きな曲は?」と言われたら「太陽が燃えている」と即答しちゃいますw

この頃のイエモンは楽曲レベル云々よりも、歌詞とメロディで聴いてほしい感じですね~。

LOVE COMMUNICATION

上記2曲で、吉井さんの声や歌い方に嫌悪しなかった人なら、同じ1995年楽曲のシングル2曲もオススメ。

「LOVE COMMUNICATION」は「熱帯夜」の次にあたるシングルで、「追憶のマーメイド」に続く色っぽさがある曲かな。
ちょうどその2曲の中間っぽい感じと僕は思っています。

この曲を聴き終わる頃には「もっと聴きたい!もっとイエモンをくれ!」ってなっているでしょう・・・w

嘆くなり我が夜のファンタジー

時期としては上の「LOVE COMMUNICATION」と「追憶のマーメイド」の間の曲なんですが、もう少しだけ攻撃的な楽曲。
ノリノリでイエモンっぽいA/Bメロから、一気に艶のあるサビに流れるところなんか超カッコいいですぞ!

JAM

いろんな意味で、一番有名なイエモンの曲じゃないでしょうか?

これは当時高校生だった僕のまわりで知らない人はいませんでしたね~。
カラオケに行けば、誰かが絶対歌ってました。

当時ギターを始めたばかりだった僕が、初めてコピーしたイエモンの曲でもあります。

そういう背景から僕にはちょっと「お腹いっぱい」感があるんだけど・・・それでも初めて聴く人にはガツンと来るはずです。

数年後にでる「BRILLIANT WORLD」に通ずる透明感のある曲。

それまでの楽曲の印象からは全然違う曲調かつ、それまでのイエモンとこれ以降のイエモンを分ける曲になったような印象です。
それもそのはずで、ボーカルの吉井さんが事務所(?)の反対を押し切ってまで出したかったという曲だからなんですね~。

これまでの4曲でハマらなかった人も絶対に聴くべき一曲と言えるでしょう。

楽園

ここまででイエモンの癖のような物が掴めてきたと思うので・・・若干キャッチーさにかけるシングルの「楽園」も聴いてみて欲しいです。

若干ラテン系ロックを感じさせる楽曲で、ちょうど今までの「グラムロック×歌謡曲」と、これ以降のロック寄りな楽曲の中間みたいな感じ。

聴きなおして思ったけど、イエローモンキーはA・B・サビはもちろんのこと、Cメロ(サビ終わり、ギターソロ開けあたりのフレーズ)が綺麗だなと思いますね~。

LOVE LOVE SHOW

ここらで一転、キャッチーなヤツも。
本当はこれを1番に聴かせたら8割ぐらいの人が「あっ。好きー」って言うんじゃないかと思うんですよ。

UKパンクみたいな気だるいAメロからどんどんポップでキャッチーなサビに仕上がって行く様は、誰が聞いても嫌な感じがないんじゃないかなぁ。

当時コピーバンドを結成した時にメンバーみんながやりたがってました。

テレビでかなりきわどい替え歌にされてて、親と一緒に見ていてすごく気まずかった覚えがありますw

SPARK

上記のJAMの後に出た曲で、JAMからイエモンに入った友人たちが「えっ、イエモンってこんなカッコいい曲も書けんのかよ!」ってなった曲。

僕の弟なんかもSPARKからイエモンにどっぷりハマりましたね~。

特に流れるような演奏と、サビの綺麗さは、ついつい歌いたくなる感じです。
ギターソロもめちゃくちゃカッコいいです。

パール

SPARKの流れるようなビートの曲が好きなら、パールもオススメ。
聴く人によっては、単調なメロディとメロパートの少なさから「洋楽っぽさ」を感じるかも?

普通、JポップってA・B・サビ(→C)みたいに組み立てていくじゃないですか。
でも、この曲はA・サビ(→C)みたいな感じなんですよ。

僕は逆にこういう構成ってすごく退屈に感じるタイプだったんですけど、この曲はすっごいのめり込めたんですよね・・・。
歌詞が切ないからかなー。
この曲の歌詞が当時の自分の状況と重なっていたんですよね。

LOVERS ON BACKSTREET

もしここまで9曲聴いて6曲ぐらい「いいね!」って思えたら、きっとあなたはイエモンを好きになれるでしょうw

そこで聴いてほしいのが、LOVERS ON BACKSTREET。

吉井さんがイエモンで初めてつくった楽曲だそうで、僕も想い入れが強いです。
どんどんメロディが変わっていって、結局どこがサビなのかわからない感じのまま進んでいっちゃうんだけど、”イエモンの原点”を感じるのにピッタリな曲。

超カッコ良くて超色っぽくて・・・でもさすがに「これを初めに聴いてね」っていうには一般的じゃなさすぎて、ここに持ってきました。

でもここまでの曲にハマれた人ならもうちょっと癖のあるアルバム曲とかにも進んでいける、その登竜門的な曲かもしれないと思っています。

おわりに

というわけで、あんまり知らない人のための、オススメの10曲を書いてみました。
’92以降に生まれた人は伝説のジャパニーズグラムロック歌謡バンド「THE YELLOW MONKEY」の再結成ライブに行く為にも、是非一度聴いてみて欲しいです。

特に、椎名林檎ちゃんの歌謡ロック感とか、毛皮のマリーズとかが好きだったら絶対。

それにしても曲のオススメを歌詞を載せずに文章で書くのって、めちゃくちゃ難しいですね・・・。
音楽系のニュース・ブログをやっている方ってすごいんだなと実感しました。

※以前イエモンのファンサイトを作っていた時に、カスラック?クソラック??から「1フレーズでも載せたら使用料な」って言われたことがあって、今は慎重になってますw

ちなみに文中では「吉井さん」って書きましたが・・・この10曲を聴き終えた頃には「ロビン」って呼んじゃいましょう!

追記

・・・え?
もっとくれ!?

よーし、これを聴いて初心者卒業や!!

イエモン初心者を卒業する為のややマイナー15曲【THE YELLOW MONKEY】

   

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      2020/05/04

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