未だにシルク・ドゥ・ソレイユ「O(オー)」を超えるエンターテインメントには出会えていない
2020/05/02
僕が初めてみたシルク・ドぅ・ソレイユのショーが「O(オー)」でした。
最初にして、最高の芸術作品だったと思います。
未だにこれを超えるショーには出会えていません。
僕がシルク・ドゥ・ソレイユをサーカスとは認めたくないのは、この作品のせいかもしれない。
シルク・ドゥ・ソレイユ「O」について
「O」はラスベガスのベラージオホテルで常設ステージとして公演されているシルク・ドゥ・ソレイユ(太陽のサーカス団)のショーです。
読み方は「オー」、または「オウ」と発音し、フランス語で水に由来するもの。
また、それは輪廻転生の象徴でもあるんだとか。
1998年から実に20年近くも演じられているショーで、その完成度を以ってすれば人気なのも頷けます。
料金は席によって$120~$200程度と高額。
ですが・・・正直言って僕なら「日本にも来る、シルク・ドゥ・ソレイユの移動公演」を見るぐらいなら、高い金額を払ってでもこっちを観たいと思っています。
「O」の感想
セムシのマエストロが演じるクラウンを始めとして、とにかく舞台の芸術性とパフォーマンスの融合がすごいです。
同じラスベガスで行われている「KA」が力強いのに比べて、「O」はとにかく神秘的で幻想的。
前情報もなければ英語もわからないので、その物語だってなんだかよくわからないんだけれど・・・開演してしばらくは涙が止まりませんでした。
大げさな表現ではなく本当に、観ている最中にポロポロと涙がこぼれおちたのです。
今まででこんなに心を鷲掴みにされるような体験をしたことはなかったし、ショーを観て涙を流すなんて事もなかっただけに自分でもびっくりしました。
舞台装置も素晴らしく、なんとショーの舞台上にシンクロナイズ用のプールが設置されているんですよ。
「O」という名の通り、このプールを余すところなく存分に使ったパフォーマンスが行われます。
・・・って、感想なんて書くだけ無意味ですね。
この感動はもう、実際に観ないと絶対に伝わらないと思う。
僕も事前にトレイラームービーみたいなのを見たけれど、やっぱり実際とは全然違う感じでした。
ちなみに運良く僕の場合は他の家族もラスベガスに行く機会があり「O」の感動を共有する事ができたんですが、弟や母も「Oはすごかった」と言っていました。
演目上で流れる楽曲も素晴らしく、最近はそれをプライムミュージックでダウンロードして毎日ヘビロテしています。
おわりに
「O」は常設公演なので、ベラージオホテルの一部として作られています。
そのため、TOTEMやOVOのように日本に来るという事は絶対にありえません。
なので、もしラスベガスに行く機会があるのなら観ておいた方がいいと思います。
※まぁ、、これはKAとかも同じなんですけどね。
日本からチケットを予約することも可能で、運が良ければ一番前の席を確保する事もできます。
僕は一番前の席で観ましたが、迫力がヤバかったですよ・・・。
2020/05/02