スタンピングリーフで箔ホログラムシールの自作
最近ハマっております、自作シール作り。
このたびついに「箔ホロ」に手を出しました。
箔ホロとはなんぞや・・・という話ですが、要はホログラム柄の箔をホログラムシートの上に重ねることで、疑似的に作った2Dホロのシールのことです。
ブラックゼウスや魔性ネロのような「ガチホロ」とは違うものの、それっぽい輝きを見せてくれるため、自作シール界においてはなかなか重宝される技術なんじゃないかと。
今回、先人のお知恵をお借りして、レーザープリンターおよびスタンピングリーフを駆使して箔ホロを作成しました。
トナープリントして箔押して、シートに貼るだけ
作業はとっても単純で、データをレーザープリンターで透明シートに印刷し、そこにスタンピングリーフ（ホロ）を定着させて、そのシートをホログラムシートに貼り合わせるだけ・・・となっております。
（まぁ、「単純」なだけで「簡単」ではないんですが。。。）
まずこんな感じで、箔ホロ化したいデータをレーザープリンターで印刷します。
スタンピングリーフがトナーの黒にくっついてくれる性質があるため、レーザーじゃなきゃダメなんですね。
一応セブンイレブンのプリンターが持ち込み用紙に対応していますが、プリンターメーカー的にも「（市販の）ハガキおよびインクジェットハガキ以外は使わないでね」と言ってますので、何かあった時には自己責任となりますのであしからず。
（まぁ、レーザー用の用紙をハガキサイズに切ったものを使って何の問題があるのかわかりませんが。。。）
これにスタンピングリーフ（ホロ）を定着させます。
スタンピングリーフは熱でトナーを溶かして貼りつくという性質なので、アイロンやラミネーターを使ってくっつけていきます。
ラミネーターが良さげなんですが、我が家はアイロンしかなかったので・・・温度を一番低いところで3～4回押し付けて、熱が取れるのを待ってから剥がしました。
ちなみにアイロンをかける際は最強ジャンプとかコロコロコミックのような厚手のコミック雑誌を下敷きにするのがベターです。
また、スタンピングリーフも細かいデータに関しては完璧にくっついてくれないことがありまして。
画像の黒い点のような箔欠けが起きてしまうことや、箔カスがついてしまうことが多々あります。
箔欠けに関してはもう一度同じスタンピングリーフを重ねて熱を加えたり、欠けた部分だけ上から指で圧着させてあげるとくっつく可能性があります。
カスの方はどうしたらいいんだろうなぁ・・・
で、それをレインボー（ホロ）のシートに貼りつければ完成。
箔もホロ、シートもホロなので・・・
見る角度によって・・・
色味の趣が変わる・・・というような箔ホロシールになりました。
層を分けた箔ホロ
ブラックゼウスのように、パーツごとに違う輝き方をするように・・・と期待して、層を別にした箔ホロを作成する実験もしました。
これを貼り合わせれば光の屈折率が少し変わるので、もうちょっと複雑なホロになるかなーと思ったんですが・・・
ほぼほぼ変わらなかったですね～・・・。（髪の毛と顔が別の層なんですが、、、）
一応スタンピングリーフの向きを変えたりしたんですけども。
もしかしたらスタンピングリーフと別のホロ箔を使うとか、別の色を使うとかした方がいいかもですね～。
たしか100均のネイルコーナーでもこんな感じの箔売ってたな、、、
剥がしたほうのスタンピングリーフも・・・
余談ですが・・・スタンピングリーフの抜いたほうのシートも、そのまま捨ててしまうと勿体無いなーと思ってましてｗ
これ、白黒を逆転したデータでまたトナープリントを作れば、こっちのシートも再利用できますよね。
僕は面倒になって「のり」でホロ下地に貼りつけちゃいましたけど、こっちのシートの方が箔押しした状態よりもギラギラしてる感あってオススメだったり。
おわりに
というわけで、スタンピングリーフで箔ホロ作る・・・というお話でした～。
家にこういうギラギラしたシールがあるとすっごいワクワクしますねｗ
特にバースト背景との相性抜群なんだよなぁ・・・。
まぁ、どうしても箔のカスやら箔欠けやら出ちゃってなかなか綺麗に仕上がらない感もありますし、僕はコレ「お試し用」って思ってますが・・・。
要はこれで「どんな仕上がりになるか」というイメージをつかんでおいて、販売用の本番は印刷屋にオーダーする・・・みたいなね。
ただなかなかホロシートにホロ箔押してくれる印刷屋さんもないですが、、、（Print-Onさんだけ？）
追記
同じ用量でスタンピングリーフの白をつかえば「白下地（白版）」も簡単に作れるのでは・・・？
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