iPad mini4は正直”買い”だと思う
2019/12/14
先日のAppleの発表でiPad Proと共にiPad mini4も発表されました。
もし、タブレット購入を考えているのなら、
iPad Air2 > iPad mini4 > iPad Pro > iPad Air, iPad mini2 > iPad mini3
みたいな順番で考えていいと思います。
そんなiPad mini4がなぜ”買い”なのかについて書いていきます。
iPad mini4が”買い”な理由
とにかく軽い
iPad Air2を使っていて、すごく軽いと思うんですが、
437gあるんですよ。
それよりも138.2gも軽い298.8gです。
(※どちらもWi-Fiモデルでの比較です)
「たった100g強かよ」
って思う人は、タブレットをナメすぎ。
スマートフォンに比べて大きい分、軽い事がどれだけ重要か、
使ってみたら絶対わかります。
「100g軽くて良かったー」
って思いますからw
前作のiPad mini3が331gだった事を考えても、
それよりも軽くなっているのはすごいです。
厚みもiPad Air2と同じ6.1mmになっていますし、
「これはちゃんと新作なんだな」
って実感できます。
※そう考えるとiPad mini3は酷かった・・・
マルチタスキング対応
iOS9の期待の新機能、「マルチタスキング」に完全対応しています。
マルチタスキングというのは、公式サイトに
あれもやりながら、これもできます。
と、あるように、
スマホやタブレットではありえなかった
「1画面に2つのアプリを同時に表示して使える」という新機能です。
iOS9では以下3つの機能が発表されてます。
- ピクチャ・イン・ピクチャ
- Slide Over
- Split View
簡単に説明すると、
ピクチャ・イン・ピクチャは「テレビ電話しながらメールの確認が出来る」、
Slide Overは「ネットを観ながら、ちょちょいとメモしてネットに戻れる」、
Split Viewは「画面を2分割して、2つのアプリを同時に見れる」
という感じ。
PCだと「なーんだ、そんなこと?」って事が、
タブレットは出来なかったりしたわけです。
それが、一歩PCに近づきました。
僕はSplit Viewにとても期待しています。
ネットで調べものをしながら、こういったブログの草案を書けると思ったからです。
また、公式の説明によると
ピクチャ・イン・ピクチャとSlide OverはiPad Pro、iPad Air以降、およびiPad mini 2以降で利用できます。Split ViewはiPad Pro、iPad Air 2、およびiPad mini 4で利用できます。
となっており、iPad mini4はきちんとSplit Viewにまで対応しています。
ただし、チップ性能がiPad Air2に劣る為、
どこまで快適に動くかはわかりません。(後述します)
A8プロセッサ搭載
iPad mini4は64ビットアーキテクチャ搭載第2世代A8チップ+M8モーションコプロセッサを搭載しています。
これはiPhone6 / 6Plusに搭載されているものと同じもの。
iPad mini3やiPad Airに搭載されているA7チップ+M7モーションプロセッサと比較すると、
CPU性能が1.3倍、GPU性能が1.6倍の速度に相当するそうです。
と、言われてもなかなかピンと来ないと思います。
こればかりは実際に使ってみないと何とも言えませんが、
iOS8はA8でサクサク動く前提で作られているはずなので、
iOS9あたりなら問題ないのでは?と思います。
僕は以前3GSにiOS6を入れて
「もうやめて!あなたの3GSのライフはとっくにゼロよ!」
と言われたことがあります。
3GSはiOS3.0を想定していたと思うので、
三世代後期のOSにアップグレードしたわけですね。
その時はさすがにモッサリして辛かったのを覚えています。
※使えないわけではありませんでした。
それと同じかはわかりませんが、
A8ならiOS10までならそこそこ戦えるんじゃないでしょうか。
ちなみに今はiPhone5(iOS6.0想定、A6プロセッサ搭載)に
iOS8.xを入れていますが、やっぱり少し重いですね。
価格が安い
安いと言っても、高いですけどね。
16GBWi-Fiモデルで42,800円~です。
同じ条件なら、Air2が53,800円、Proは約97,000円です。
mini2が31,800円なので、mini2を買うぐらいなら
もう11,000円上乗せしてmini4を買った方が絶対いいですね。
7.9インチは9.7インチと大差ない
iPad miniシリーズは画面サイズが7.9インチです。
比べて、iPad Airシリーズは9.7インチ。
(Proは12.9インチ)
実際に家電量販店で見比べてみて貰えればわかりますが、
7.9インチと9.7インチはそこまで差はないです。
7と9に目が行くので、2インチの差かと思いがちですが、
1.8インチ差なんですよね。
で、この1.8インチっていうのが、
そんなに差がない感じ。
使ってみたらどうかはわかりませんが、
店頭で触ってみた感じでは大差なかったです。
僕は以前Nexus7と同じ7インチサイズの
MemoPadというAndroidタブレットを使っていましたが、
7インチと9.7インチは相当差があるように感じたので、
0.9インチでそこまで違うか!?と言われると微妙なところですが。
逆に「ここはどうなの?」と思う点
ここまで”買い”なポイントを書きましたが、
逆に「どうなん?」ってところも書いておきますね。
A8X、A9Xプロセッサには到底及ばない
iPad Air2に搭載されているA8Xプロセッサ。
実はA8プロセッサとも性能差がかなりあるんですね。
【参考】iPad Air 2のプロセッサ「A8X」、想像以上に進化してた | GIZMODE
こちらのサイトによれば、A8と比べて1.5倍ぐらいの性能だそうです。
そしてさらに、iPad Proに搭載されるA9XはA7に比べて
CPU性能2.5倍、GPU性能5倍と言われています。
なので、
「タブレットでバリバリ3Dゲームとかもやりたい!」
って企んでる人は、間違いなくiPad Air2またはiPad Proを選択すべきです。
iPad Air2の整備済製品の方がお得
正直このスペックのタブレットで42,800円というのは、
僕は安いと思うんです。
単純に処理性能とかだけで考えたら
そりゃAndroidタブでもっと安くてパワフルなのはあると思う。
でも、Appleブランドでこの性能でこの価格は正直”買い”だなと。
でも、ふと気になってAppleの整備済製品を見てみたんですよ。
整備済製品というのは、言ってみたらApple公認の新品並みの中古品。
公式サイトではこういう風に説明されています。
Apple認定整備済製品とは、Appleの厳しい整備プロセスを経て販売される、新品ではないApple製品のことです。技術的な問題があって返品された一部の製品を含みますが、すべての製品に対してAppleの厳しい品質基準に沿った整備プロセスを実施しています。
つまり、返品されたものを完全に修復し、
テストなどで異常がない状態にしたものだそうです。
整備済み製品は特別価格で購入できます。新製品同様、1年間の特別保証が付いています。
新しいバッテリーと外装に交換済み。
新しいバッテリーと外装、それに1年間の特別保証をつけてくれているんですね。
てことはもうほぼ新品。
気になる商品が整備品で安く出ているなら、
僕はそれもアリだと思っています。
で、iPad Air2を見てみたら、
16GB Wi-Fiモデルが45,800円。(2015年09月13日現在)
iPad mini4に3,000円上乗せしてiPad Air2が手に入るんだったら、
そっちの方がいいんじゃないかなって思います。
新品で11,000円の差額に、画面サイズとマシン性能の魅力を感じられなくとも、
3,000円なら断然お得です。
おわりに
そんな感じで、iPad mini4は十分魅力的な商品でした。
なんだかんだiPad Air2が今のところは一番のオススメですけど、
好き嫌いがあると思うので、「Airよりはminiだな」って方には
間違いなく”買い”だと思います。
たたき売りしているmini3よりは何倍もいい買い物になるんじゃないでしょうか。
正直mini3はAppleらしくない商品でしたよね。
あのタイミングで無理に発表する必要があったのかどうか微妙でした。
※今回のmini4発表で消えちゃいましたしねw
そのmini3が前提になっていることも後押ししていますが、
今回のmini4はしっかりと
「現行iPadのminiモデルなんだ」
と思わせてくれる商品に仕上がっていると思いました。
2019/12/14