物を買うのに「必要か否か」を考える”必要”はない！

先日ワタクシがウジウジと悩んでおりましたバッシュの件。
妻にも「えー買ってもいいのねえ買ってもいいの？」みたいなのを聞きすぎて、めちゃ冷たい態度を取られて落ち込んだりしたのですが。。。

コメント欄に頂いた一言・・・

必要かどうかなんて考えたら、必要「じゃない」んですよ大概

この言葉にハッとさせられました。

そうなんだよなぁ。
物事を必要か不要かだけで考えられるのなら、人生なんてもっとシンプルになってるはずなのよ。

極論ですけども、「おしゃれしなくていい」とかになりますから。

なんていうか・・・「何かが欲しい」と思ってしまった時、それは他者から見てどれだけ不要なものだったとしても、自分にとってはすでに「必要なもの」に昇華されているのではないでしょうか！？

「必要か否か」などと考えるだけナンセンスなのかも。

必要か必要じゃないかなんてうるさいんじゃー！！

今回はあくまで僕が個人的に欲しかったものなのでアレですけども、世の中では「本当にそれは必要なのか？」という議論がちょいちょい交わされています。

たとえば「ローンを組んでまで家を買う必要があるのか？」など。
先日もひろゆきさんが「家なんて資産価値が落ちて行く一方なのに、ローンを組んで買うのは賢くない」というような話をされていました。

たしかに「資産」という意味で考えると、35年後にはまるで価値がなくなるものに毎月投資し続けるというのはすごくバカバカしく感じてしまいますよね。
※古い家の場合、取り壊して土地だけになっている方が高く売れたりするのだ

・・・が！！！
違うんですよ。

僕らは何も「資産」だけに目を向けて生きているわけじゃないっていうか。
お金はもちろん大切だし、お金のことをしっかりと考えて生きていかないとダメなんだけれども・・・「家が欲しい」と願う気持ちというのはその人自身のものなので、他の人の定規では測れないものなのです。

これはたとえば「安アパートに住んでいるのに高級車に乗っている人」とか「ヘタクソなのにヴィンテージギターを集めている」とかも実質は同じかなと。
※高級車やヴィンテージギターは資産価値が落ちづらいどころか年々上がっていきますけどねｗ

それが「生きる」ということなのだ！

人間っていうのは、ものすごくシンプルに考えれば、「死ぬまで生き続けているだけ」という存在です。
この点に関しては他の生物（虫含む）と何ら変わりません。

他の生物と何が違うのかというと、言葉や思考というものが生まれてしまったがゆえに「人生」というものを考えられるようになってしまったということなのかなと。

結果、「その人生は幸せだったのか！？」という指標が生きる価値のようになっており・・・最近では「QOL（クオリティ・オブ・ライフ）」なるものが重要視されるようになってきましたよね。

そう・・・つまりね、もう「アレが欲しい」と思ってしまったら、必要か否かは関係なくソレは欲しいのだ。
例え不要だったとしても、自分の人生における「心の支え」の一つになるのだ。

コレクターはコレクション（収集）を辞める必要はない【人生の華である！】

↑前にこんな投稿をしましたが、コレクションなんてその最たる例ですよね。
あんなもん、何の役にも立たないし・・・特に資産とするには弱いし、、、

でも、あれがあるから人生に華があるようなもので。
その気持ちは誰に理解されなくとも、自分では認めてあげなければならないんじゃないかな～！！と。

君は「家族に言えない趣味」があるか—！？

物を買う、じゃなくても何かしらの趣味ってのは「華」ですわな。
それがあるから毎日を頑張れる・・・みたいな。

まぁ、現代病っていうか、贅沢言ってるだけですかねｗ

おわりに

それでふと思い出したことがあります。
昨年だったかな、息子が鉱石にハマりかけた時期がありまして・・・たまたま立ち寄ったお店で売っていたローズクォーツをどうしても買いたいと言っていたんですね。

でまぁ・・・僕はそこに全然興味がわかなくて。
おこづかいを前借りしてでも買うという息子にすごく嫌な態度を取ってしまったんです。
（帰りの車で妻にめっさ怒られたという）

あのローズクォーツもね、息子にとっては「心の支え」「生きる意味」だったのかなと思うと、本当に余計なことをしてしまったなと反省しております。

反省しているので父がバッシュを買ってしまったことをお許しください。。。

追記

最近もまた「夫のゲームソフトを勝手に売っていた妻」が話題にされてましたけど・・・

「生活に必要なものじゃないよね？」っていう奥様の主張はやっぱり間違ってまして。
あえて必要か否かを問うのであれば「心の支えなので必要です」というだけなんだよなーって。

もっと掘れば、それがあるから成り立つ会話だって存在するだろうし、そういうところから繋がるお取引もあるかもしれないし・・・。
いや、なかったとしても「毎日これがあるから生きていられる」って思えるのかもしれないし。

ちなみに！！

学生時代に一緒にバンドをやっていた友人がつい最近20万近くするヘッドレスベースを買いまして！
僕は「あんにゃろう・・・やるな！！！」と思いましたｗ　おしまい。