ダイバーズウォッチの風防の中に水滴がついてしまった場合は強力乾燥材でどうにかな・・・らなかった
2023/08/08
わたしの可愛いSEIKO KINETICちゃん。
本当に愛いヤツなんですよ。
OHもせず10年以上使っているのに未だに正確に時を刻み続けてくれてます。
ビジネスでも、プライベートでも。
空でも海でもずっと一緒だったこの子なんですが・・・見てください。
風防の中に思いっきり水滴がついてしまいました、、、
これね、夏場に少し「ニオイ」が気になりまして・・・汚れでも溜まっているのだろうと重曹水に浸け込んでしまったんですね。
一晩ほど・・・だったかな。
一応「ダイバーズウォッチ」なので、水の中もへっちゃらなはずなんですけども・・・さすがに一晩は寝かせ過ぎだったのかなとw
でまぁ、ダイバーズという作りもまた影響して、そんな簡単に風防だけ取り除けるような仕組みじゃないらしいんですよ。
でも水滴があるってことは・・・もしかしたら中のムーブメントのところも濡れていて、下手したらそこから錆びて使えなくなっちゃうかもしれない。
かといってオーバーホールに出すような金銭的余裕もない・・・!
・・・せや!
自分で乾燥させたろ!!
乾燥材で乾かすの巻
というわけで購入しました、HAKUBA社のカメラ用強力乾燥材(キングドライ)です!!
ヨドバシカメラで200円かそこらで売ってました。
中身はこんな感じの良く見る乾燥材です。
乾燥材にも種類があるのですが、これは石灰乾燥材だそう。
再利用不可、水に濡れると発熱する・・・などのデメリットはありますが、強力に乾燥させてくれること、コストが安いことを考えるとこういう非常時にサクッと導入できてありがたいです。
これぐらいの大きさのものが4つほど入って200円とかだったので、1つあたり50円前後。
オーバーホールに出したら万札は飛んでいきますのでね、、、
密閉容器にぶち込む!
というわけで、当該の時計と乾燥材を100円ショップで売られている食品用の密閉容器にぶち込みました。
これでこのタッパーの中は強力に湿度が下がっていくに違いない・・・!!
~それから2日後~
さて2日ほど放置しておきましたが・・・どうなっているでしょうか!?
おっ・・・おお!?
おお~~~~!!!!
無事!
水滴は取れました!!!!
というわけで、大成功~!
ちなみに・・・
ちなみに、水滴を取る方法は他にも「ドライヤーで乾かす」というものもあって、おそるおそる試してみたんですよ。
確かにものの数分で水滴が消えたんですが・・・その数時間後にはまた水滴がバーッと付いてしまってました。
もしかしたら表面に見えるぶんが消えただけで、内部にまだまだ水分が残っていたのかもしれません。
かといって内部までしっかりドライヤーで乾燥させようと思うと、熱を加えすぎで壊れてしまいそうですよね、、、
というわけで、乾燥材がオススメなのであります。
おわりに
いうて・・・今回「わーい水滴取れたー」と思って1時間ぐらい付けてたら「ポツ・・・」と一粒また水滴が出てたので、、、完全乾燥というわけには行ってないみたいですね。。。
もうしばらく置いてみます。
まぁ、キネティックのOH目安が8~10年と言われているので・・・そろそろ一回見て貰えよ!?っていう時計側からの訴えなのかもしれませんな。
(でもOHするぐらいなら新しいのが欲しかったり。。。)
・・・Q TIMEXとか狙ってんすけど、自動巻きorクォーツってところでね。
キネティックの「自動巻き+クォーツ」に慣れちゃうと、ちょっと物足りなさそう。
ホント、この子はタフな坊やで。
以前、一度激しく地面に打ち付けてしまって、動きが変になったことがあったんですけども・・・
↑この時や!!
その後、なぜか勝手に修復されてたっていう・・・!!
(自己修復機能でもついてんの???)
さすがは世界のSEIKOってところですかね。
なので今回の件も無事に乗り越えてくれることを期待したいでっす!
後日追記→アカンかった
アカンかった・・・。
結局リューズをゆるめて一週間ほど乾燥材と一緒に密閉空間に置いておいたのですが、完全には取り除けず。
箱から出したときには水滴の欠片もないんですけど、5分ぐらい腕につけていたらすぐにポツポツと。。。
そんなにすぐに結露が出来るなんて・・・相当湿度が高い状態になってるんですかね・・・?
(だとしたら乾燥材のおかげで一瞬消えるのはなんでなん???)
とりあえずゴムパッキンが劣化してる可能性が大いにあると思われるので、ついにOH行きかなぁ~!
さらに追記
↑後日談
2023/08/08