2歳の息子と葛西の地下鉄博物館へ行きました。親も子供も未熟でした、という話。
2020/05/16
息子の2歳の誕生日に、どこか行こうってことで、割と近い距離にあった葛西の地下鉄博物館へ行ってきました。
場所は東西線葛西駅の真下に存在しています。
東西線は東京方面へ行くと地下鉄ですが、ここ葛西では地上を走っていて、
そこに地下鉄博物館があるという、なんとも絶妙な感じだったりします。
最初に断っておくと、僕は全くといっていいほど鉄道には興味がありません。
息子は2歳の男の子ですから、例に漏れず「でんでん」は好きですが、あくまで走っている電車を見るのとプラレールが好きなだけで、鉄道の仕組みとか歴史なんてまだまだチンプンカンプンです。
さて、そういう状態で行くとどうなるか?というと、
この施設は半分も楽しめませんw
そんな地下鉄博物館のレビューです。
葛西の地下鉄博物館レビュー
葛西駅に着いたらホームに「地下鉄博物館方面」という降り口の案内があるので、そこへ向かって行けば迷わず着けます。
前述のとおり、駅の真下に存在しているので、出口を間違えたところでどうってことありませんがw
入場料はなんと大人210円、2歳児は無料という破格。
まるでどこかの駅の一区間を乗ったかのような値段です。
・・・ってよく見るとこれ
地下鉄の切符やないかーい。
しかも入場ゲートでは昔懐かしの改札の駅員さんがパチパチやってくれます。
これ、どちらかというと今の鉄っちゃんというよりは昔を懐かしむ人向けな感じがしますね~。
施設自体は手前側に展示スペース、奥には学びと体験のスペースがあり、210円でここまで楽しめていいの!?というボリュームだったりします。
展示スペース
ぼくみたいに鉄道に造詣が深くない人は、手前側のスペースに展示されている昔の地下鉄なんかがパッと興味を惹かれやすいです。
赤い方は失念しましたが、奥の黄色い電車は日本で初めて地下鉄が開通した当時(1927年12月30日)の銀座線を修復したものだそうで、なかなか趣き深い感じです。
車内には当時を思わせる人たちが配置されていて、こんな感じだったのかと伺い知ることができます。
手前側の座席には実際に腰掛けることもできますし、運転席を覗くことも可能です。
また、この銀座線の横には、これまた当時の銀座線上野駅を模したホームが作られていました。
「うへの」がいいですね~。
このホームにも当時のホームの一部が使われているそうです。胸熱!
学び・体験のスペース
奥へ進んでいくと、こういった地下鉄の仕組みとか、実際にどういった深さの部分を走っているのか?とか、パンタグラフの役割だとか・・・そういう地下鉄について詳しくなれる学びのスペースと、
こんな感じで実際に地下鉄を運転できるシミュレーターなど、体験型のアトラクションがあるスペースがありました。
これ、結構リアルな感じがして、僕が鉄道好きだったら絶対やりたかっただろうなと思います。
息子は2歳なので1人ではできませんが、保護者同伴ならOKということでやらせて貰えました。
おわりに
その他にも、一番奥に上映展示のホールがあったり、休憩スペースがあったり、お土産コーナーがあったり・・・駅の下にあるからといって馬鹿にできない作りの博物館でした。
土曜日に行きましたが、そこまで人でギュウギュウというわけでもないので、近くに住んでいるならちょこちょこ行くのもいいかもなーと言った感じです。
・・・鉄道が好きならば。
冒頭で書いた通り、鉄道に興味がない人が行ってしまうと「ほーん・・・それで?」と成りかねません。
それはどんな博物館でも同じことですけどね。
案の定息子も、鉄道の模型を見て「でんでん!」と言ったぐらいで、あとはもう飽きちゃってました。
次回は息子がもうちょっと大きくなって、もし鉄道に興味が出ていたら一緒に学んでから出かけたいと思います。
2020/05/16