エイサーの12,000円SIMフリースマホLiquid Z330の残念感
2020/05/02
発売は12月予定で、価格は12,000円。めちゃ格安です。
が、SIMフリーだけど楽天モバイルへの加入が必要・・・ん？？？
これ、楽天というキャリアロックなんじゃないの？？？
Priori3 LTEへの対抗馬
価格や性能からPriori3への対抗馬という立ち位置らしいです。
確かに性能はよく似ています。
CPUはクアッドコア。
Prioriが1.0GHzでZ330が1.1GHz。
メモリは両方1GB。
ストレージは両方8GB。
ディスプレイサイズは両方4.5インチ。
OSバージョンはどちらもAndroid5.1。
筐体サイズも、Prioriが132×65×8.9mmで、
Z330が136 x 66.5 x 9.6mmと、
だいぶ似ています。
ただし、バッテリーはPrioriが2,100mAhなのに対し、
Z330は1,800mAh。
背面カメラもPrioriが800万画素なのに対し、Z330は500万画素。
ただし前面カメラはPrioriが200万画素でZ330が500万画素。
それで価格が12,800円と12,000円なわけですから、
比べられても仕方ないといった感じです。
あと、Z330は音がいいみたいです。
Prioriに軍配
あくまで「僕は」という前提ですが、
Priori3に軍配といった感じです。
というのも、やっぱりカメラ性能はiPhone5クラスのものが欲しい点と、
筐体デザインの点で魅力を感じたから。
そして何より、そのスタンスです。
FREETELは「2年縛りなどはありません。いつでも加入して、いつでも解約してください」
という姿勢が素晴らしいと思います。
真にユーザー目線というか、「これを待ってた！！」って感じ。
初期のユニクロがフリースを安価で出してきた時の感じの勢いを感じます。
※信じられないかもしれないけど、当時はフリースが12,800円とかで売ってたんです
それに比べて、「この端末使うには楽天モバイルに加入してね」っていうやり方自体が、
なんかもう既に古いんじゃないか！？って思わずにはいられませんでした。
とはいえ、楽天モバイルの詳細を知らないので何とも言えないところです。
FREETELのSIMよりもすごい条件なんだったら、それでもいいわけですしね。
ただ、やっぱりスタンスの問題ですかねー。
なんとなく気に入った、なんとなく気に入らないの差ですね。
おわりに
誰が何と言おうと、時代は動いていってますね。
総務省がなんやかんややらずとも、MVNOの勢いは止まらないというか。
とはいえ、僕はまだ格安スマホ自体を触ったことがないので、
実機を触って裏切られるようなら、安定したキャリア・モデルの天下が続くんでしょうし。
Androidに関しては、Zenfone5とみーもタンを使った限りでは、
そんなに悪くないのかもなーというのが僕の印象です。
それぐらいの動きをしてくれる事を格安スマホには期待しています。
と、同時に、なんだか人を騙すような売り方が世の中から無くなることを期待します。
2020/05/02
