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格安7インチタブレット、AmazonのFireタブは今更買う価値があるのか?

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      2020/05/02

AmazonのFireタブレット、8,980円というだけでも驚きの価格ですが、プライム会員だとさらに4,000円オフの4,980円で買える代物。

プライム会員になってからというもの、「これは買わないと損なんじゃないか」という想いと戦ってきましたが、ついに先日のプライムデーで衝動買いすることに。

fire-tablet

もう発売からそこそこ日数も経っていますし、そこまで強力なマシンでもない。
これを今更買う価値はあったのかどうか?

結論から言うと、プライム会員なら買っておいて正解じゃないかと思います。
が、プライム会員でない人は、わざわざアマゾンの端末を購入する意味ってあるのかなと疑問。

そんなお話です。

Fireタブを買った理由

fire-tablet2

そもそもなぜFireタブを買ったのかというと、理由は主に2つ。

1つは上にも書いたプライム会員としての恩恵を受けたいからであって、
もう1つは息子がYoutubeを観る用の端末が欲しかったからです。

プライム会員の恩恵

Amazon Primeの会員には年額3,900円でなることができますが、
Fireタブを買う際にプライム会員は4,000円オフで買えると。

これもう「年会費そのまま返したるわ!」って言われてるようなもんです。

つまり、そもそも8,980円という激安なタブレットを、プライム会員の資格込みで買えるというわけ。

逆に言えば、これを買わなかったらただ単にプライム会員の会費を払っただけ、ということに!(ならない)

さらにはプライム会員の恩恵として、オーナーライブラリというKindleの対象書籍が月に1冊無料で読めるという特典もFireタブなら受けられるわけです。

なので、プライム会員なら絶対買いだろと思っていました。

息子用タブレット

うちの息子はまだ1歳なんですが、僕からiPadを取り上げて一人でYoutubeで動画を観るのにハマっています。

そこで、以前からウチにあった”みーもたん”(ASUSの7インチAndroidタブレット)を代わりに貸してあげていたのですが、最近タッチ感度が悪くなってきてしまって、全然効かなくなってきていました。

でもiPadは仕事でも使うし、出来る限り取られたくない。

そう思ったら息子に安易に貸し出せる端末が一つあるといいなと思ったわけです。

1カ月弱つかってみた感想

というわけで今更ながらFireタブを購入して1カ月弱使ってみました。

良かった点と気になった点が双方あったので、そのあたりを参考に「買う価値があるのか」を判断して貰えると幸いです。

プライム会員の恩恵はだいぶ受けられるぞ!

まず、プライム会員の場合、プライムビデオ、プライムミュージックが使い放題です。
どちらも最初から端末にインストールされているので、Fireタブ上で映画は見放題、音楽は聴き放題。

ラインナップも正直期待していない人が多いかもしれませんが、そこそこ使えます。

たとえばプライムビデオなら、TAXI DRIVERやSTINGなどの名作から、おさるのジョージやドラえもんといった子供が観るテレビアニメまで幅広く揃ってます。
また、完全新作映画はないけれど、準々新作ぐらいのヤツなら普通に入ってきます。

僕はエヴァンゲリオンのテレビ版を(この年になって)ようやく観ることができたし、吉本お笑いセレクトでは東京ダイナマイトのライブまで観られました。めっちゃ得した気分。

そしてプライムミュージックはこのブログでもちょいちょい書いてますが、なかなか使えます。
とくにBGMと考えたら全然問題ないですね。

最近でもONE DIRECTIONやSiaなんかも追加されていい感じ。

そして一番期待していたオーナーライブラリは・・・まだ何とも言えませんが、普通に楽しめてます。
先月はかん吉さんの「人気ブログの作り方」を読ませて頂きましたし、今月はついに「7つの習慣」に手を出しましたw

問題はPrime対応の書籍を探すのが非常に面倒であることと、登録されている書籍がショボい物がおおいこと、
そして1カ月ごとにオーナーライブラリの書籍をいったん削除してから購入しなおさないといけないことです。

ただ、そういった手間があっても数百円~数千円相当の書籍を一冊無料で読ませてくれるというんだからお得に違いありません。

みーもたんの周辺グッズが使える

Fireタブには本体と充電器以外は余計なものは付いてきません。

が、僕みたいに以前7インチのタブを使っていた人なら、その周辺グッズが流用できる可能性があります。

中でも僕が嬉しかったのは、みーもたん用に買ったBluetoothキーボード。

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こんな感じで、ちゃんとFireタブでもPCライクにセッティングできました。
Bluetoothの接続も問題ありませんでしたし、文字入力のストレスはむしろみーもたんより少なかったぐらいです。

これでFireタブとキーボードを持ち出して、外でガンガン仕事しちゃうぞーなんて思ってたんですが、

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キーボードに対してFireタブの方が一回り小さかったです。

つまり、同じ7インチタブといっても

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はい、これぐらい大きさに差があるということでした。
みーもたんはNexus 7とまるっきり同じサイズ感で作られているものなので、今Nexus 7を使っている方ならこのサイズ比較は参考になるかと思います。

画面サイズも短い辺の方が、Fireタブはより短くなっていますね。

その代わり、書籍を読む際などに片手で持ちやすくなっています。

息子に使わせるには危うい点も

この端末は主に息子に使わせようと購入したものですが、
購入時点でプライム会員の場合、端末に所有者情報が登録されて送られてきます。

つまり、”端末上でのお買い物”が容易に出来てしまうというわけ。

これはまずいと思ってセキュリティ設定というかペアレンタルコントロールみたいなことを設定してみましたが、
今度はそれをやると他の個所でもちょいちょいパスワードを求められるようになったりして非常に面倒。

オーナーライブラリの件もそうですが、なんかもう一歩足りないというか、使い勝手が悪いと感じる部分があるのは否めない感じです。

FireOSはAndroidではない

Fireタブレットを購入して使っている人の多くが不便だと思うところ、それは「Androidじゃないんだ」ってことではないでしょうか。

いや、そもそも「誰がAndroid言うたねん」って話なんですけどね。
ただ、どうしてもAndroidベースで作られたOSであるがゆえに、Androidの動きを期待してしまいがち。

そうすると、ちょっとしたところで「あ、ここはAndroidとは違うんだ」という壁にぶつかって、不便さを感じるようになります。

また、AndroidではないのでアプリもGoogle Playからの入手はできません。

先日ふと「dマガジン入れとくかー」なんていってAmazonのアプリストアを覗きましたが、見事にリリースされていませんでした。

ブラウザも使い慣れたChromeやSafariではなくSilkという独自の物が初期状態から入っていて、
Chromeをダウンロードしようかと思ってもAmazonアプリストアにはChromeがなく撃沈、ということに。

Fire OSは脱獄・Root化することなくGoogle化(Playストアを使えるようにする)バッチのようなものが有志の作で出ていますが、あくまで自己責任で行わなければならず、安いとは言えさっそく文鎮化させるのも嫌だったので僕は諦めました。

スペックはそれなり

他にもカメラの画質がクソだとか、そもそも端末動作が重いだとか、
スペックは”それなり”と言わざるを得ません。

値段を考えたら十分過ぎるほど十分なんですけどね。

それでもサックサクの端末を期待する人には絶対的に向きません。

※とはいえ、プライムビデオやKindle書籍を読むのには全然問題ありませんが。

おわりに

というわけで、Fireタブを買って使ってみた感想でした。

今更買う価値があるかどうか?で言うと、サクサクのタブレットを欲している人にはなし。
でもプライム会員だったり、とりあえず「タブレットってどんなものよ」って人にはちょうどいい一台で、今から買っても悪くないんじゃないかなと思えます。

というか、プライム会員以外だと恩恵もないし他のタブともっと比べた方がいいような気はしますが。

また、発売からそろそろ1年だし、新しいのが出ないとも限りませんから、そのあたりとの兼ね合いでもありますねー・・・。
新しいのが出てもプライムの割引があるのかはわからないし。

 

   

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      2020/05/02

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