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ジェンダー問題、もういい加減しつこいわ・・・と思った人

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最近、なんだかことあるごとにジェンダー、ジェンダーって感じで「いい加減しつこいわ、、、」と感じている方、いませんでしょうか。

正直言って僕も、なんでもかんでもジェンダーの問題に絡めようとしているような風潮を感じて、ちょっとウンザリしている部分があるのも確かです。

正月にやっていたドラマでも、なんか無理やりそういう話に繋げようとしている感があったし。
ワンピースを読んでても性別は女性、肉体は男性・・・というキャラが出てきましたし。
(ボンちゃんとかイワちゃんを面白おかしく扱ってた時代とは違うんだなぁ・・・)

なんていうか、「性別の自由を認めよう」とか「性差別をなくそう」みたいな発信が多すぎて、逆にハレモノを扱うような感じになってないか・・・?と。

もう、大丈夫だよ。わかってるよ。
君たちの性別を軽んじるつもりはないし、特別扱いすることもしないから。
だからもう、そろそろ良くない?

・・・って、感じている方。
僕以外にもいるよね!?

でもきっとそう感じている人って「アーリーアダプター」なのかもしれないのですよ・・・。

アーリーアダプターって?

アーリーアダプターっていうのは読んで字のごとく。
(情報などに)早くに接触する人、ってことです。

マーケティングの本とかを読んでるとイノベーター理論とかいうヤツで出てくるグループのうちの1つで、要は「流行りものに早い段階で乗っかれる層」みたいな人達のことを指しています。

たとえばiPhoneが出始めたとき。
僕の記憶だと2008年とか2009年とかそれぐらいの時にはすでに使い始めている人と、使ってないのに批判している人と・・・存在すら知らない人と、、、そういうグループに分けることが出来ました。

すでに使い始めていた人はつまり「アーリーアダプター」なわけですよ。
こんな便利なものが出るんだ~ってところに興味を持って、即飛び乗れちゃうっていう。

で、きっとその後の2010年以降、iPhone 3GSあたりから使い始めた人はアーリーマジョリティ・・・つまりは「アーリーアダプターが使い始めて、その性能やらの噂を聞いてウズウズしだした大衆層」みたいな感じ。

その後ろにレイトマジョリティ、ラガード・・・という「遅くに乗る人たち」みたいなのが存在します。
この人たちはiPhoneが出始めた頃にはその存在すら知らなかった可能性があるんですね。

電車に例えられるよ!

このグループの考え方はしばしば電車に例えられます。
まず先頭車両に「イノベーター」、つまり先ほどのiPhoneの例で言えばメーカーであるAppleのように物事を革新させる人が乗っているわけです。

で、次の車両ぐらいにアーリーアダプターが。

3~4両目にはアーリーマジョリティが、5両目以降はレイト層たちが乗っている・・・という感じに。

この人たちは同じ電車に乗っているものの、観ている景色が違うんですよね。
先頭の人たちが見ていた景色が5両目ぐらいに届くころには、すでに先頭の人たちは違う景色を見ている・・・っていう、まぁ当たり前のことですがw

つまりはレイトマジョリティに浸透するころには、イノベーターやアーリーアダプターというのはもう違ったところに興味があるっていうこと。
これがiPhoneやら、今回のジェンダーの話にも通じてくると思うのです。

まだまだ世間にジェンダー問題は浸透していないのである(たぶん)

要するに、世の中がまだまだジェンダーを声高々に叫ばなければならない状況というのがどういうことなのかを考えると、これが浸透していない状態であるというのがわかるのではないでしょうか!?

アーリーアダプターは早い段階から「そうだよね、性差別ダメだよね」っていうところを察知して、早速受け入れていけたわけですよ。
でも、興味が薄い層にはまだまだその声が届いておらず、未だ性差別を平然と行ってしまう人がいる・・・というのもまた事実なんでしょう。

だから、それがバラエティだろうとドラマだろうと漫画だろうと・・・たとえハレモノを扱うようになってしまったとしても「こういうのもまた”普通”なんやで!」っていうことを浸透させていかなければならないのです。

そういうわけなので、レイト層以降に届くまでは「もういい加減しつこいわぁ・・・」と感じてしまう人も我慢しなければならないのである!

ノーマスク問題もこれに近いような、よくわからんような・・・

さてさて・・・ちょっと補足的なお話なのですが、最近また国内外で「ノーマスク」の問題が再燃しております。

この人たちは果たしてアーリー層なのかレイト層なのか・・・どっちなんでしょうか。

圧倒的少数層なので、なんとなく「アーリー」かな~?と思いがちですが、僕の感覚だとちょっとトレンドから遅れてるような気がしないでもないんですよね・・・。

だって今のフェーズって「とりあえず人がいるところでは(自分発信での)飛沫感染を抑えるためにマスクしとこうぜ」ってところでしょ?
それをみんなでやっておけば、感染者数がゼロにはならなかったとしてもある程度は抑えられるよね??みたいな。

なのに「マスクには感染防止の効果はないからみんなマスクは外すべき」みたいなのって、なんか・・・2020年前半ぐらいに議論しつくされたんじゃなかったのかなぁ。。。
(それともまた新しい説が出てきてるのかしら・・・?)

おわりに

というわけで!
ジェンダー問題やらノーマスク問題やらをなんでもかんでもマーケティング的な話と結び付けてやった!そんなお話でした。

まぁ、マスクの話はさておき・・・差別系の話っていうのは本当に取り扱いが難しいですよね。
やっぱり差別っていうものにはルールはなくて、こちら側に差別する気持ちが全くなかったとしても、差別された側が「これは差別だ!」って感じたら差別なわけですから・・・。

僕だって何気ないカテゴライズでどれだけの人を差別してきたかわからんもんなぁ・・・。

「女の子のお腹は赤ちゃんが育つ場所だから殴っちゃダメ」という発言も差別になるらしいですしね。
※赤ちゃんが育つかどうか、男の子か女の子かは関係なく、お腹を殴ったらアカンやろ!って話。

むろん、こういう言葉尻を捕まえて「差別だ!!」っていうのが普通の社会になっちゃうと、発言一つにもの凄く気を使うようになってしまって、窮屈に感じそうな気もしますけども。
でも多少窮屈なぐらいの方が、誰も傷つかない社会を作るのにはちょうど良かったりするのかな~?

   

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