動物園は何歳から楽しめるのか?0歳から通い続けた我が家の場合。
2020/05/04
子供はいったい何歳から動物園が楽しめるのか?
その答えは・・・個人差があると思うので何とも言えません。
ですが、参考までに0歳から動物園に行っている我が家の息子を例に挙げてみたいと思います。
結論から言うと、我が家では「3歳半から」でした。
いつから楽しめる?
動物園っていいですよね。
僕と妻は独身時代から上野動物園にはよく行っていました。
少なくとも年2ぐらいは行ってたと思います。
※寒くなる前と、暖かくなってきたころ・・・みたいな感じで。
そんな我が家ですので、息子が生まれてからも結構早くに動物園に連れていきたくなってしまい、1歳になる前にはすでに連れて行っていました。
0歳児はもう何の感動もない
我が家の息子の動物園デビューは、0歳8ヵ月でした。
何やら1歳前までに動物園に行くと免疫がついて体が強くなるとかなんとか言われていた気がしますが・・・関係あるのかな。
とりあえず我が家の息子は3歳半の今まで大病らしい大病を患ったことがありません。
※ただ、何らかのアレルギー持ちで、常に鼻炎と戦っている感じではあります。
さて、デビュー時の動物園はどうだったかというと・・・完全なる親の自己満でした。
そもそも「どうぶつってなんだろう・・・?」みたいな気持ちでいたんじゃないかな。
キリンさんがサービス精神旺盛で、届きそうなぐらいに柵から顔を出してくれても・・・仏頂面。まるで無反応です。
どちらかというと動物を見て親が「うわーん!!」って喜んじゃう感じ。
なので、0歳児を動物園に連れていったとしても、本人は楽しめないだろうと思います。
1~2歳は反応はするけど・・・
次に訪れたのは1~2歳のとき。
我が家ではこの期間に2回程度行っています。
で、楽しめたのか?というと、やっぱり微妙でした。
動物を見れば反応はするんだけど、自分からあれやこれやを観たいという感情にはなりません。
親が「みてみてー!」っていうから見てみたら、何やら大きな動いているヤツらがいるなー・・・みたいな感じじゃないかと思います。
かといって無反応というわけでもないので、まぁ何かしらの刺激にはなったかな??ってぐらいですね。
園内にいる鳩を追いかけまわしたりはしていたし・・・。
またこの頃には乗り物にかなり興味を示していたので、上野動物園のモノレールの方がむしろ気になっていたみたいです。
2~3歳は他に興味がありすぎる
2~3歳にもなるとかなり意思の疎通が取れるようになってきます。
なので前日ぐらいから「明日は動物園いくよ!」って言い聞かせたりして、本人もそこそこワクワクしている感じ。
・・・が!
いざ入園してみると、動物なんてそっちのけで・・・園内を走り回りたがったり、柵に登ろうとしたり。
なんか両親と出かけられることそのものに楽しみを見出していて、動物園である必要なかったんだろうなー・・・って思いました。
ちなみに僕ら夫婦はこの頃の息子の落ち着きのなさに辟易として・・・「もう君とはしばらく動物園に行かない!」と宣言したほどですw
3歳半からは親も楽しい
そして迎えた3歳半のこと。
息子が自分から「動物が観たい」と言い出しました。
おそらくは毎日遊んでいた100均の「ぬりえ」で、いくつかの動物の名前と形を覚えたからでしょう。
「何が観たいの?」と聞くと「パンダさんとゾウさんとキリンさんとワニさんと・・・」と名前も挙げられました。
よーし、これはもう観に行こう!となったわけです。
結果・・・すごく興味深々に動物を見る息子。
隣で幼稚園の遠足で来たと思われる制服の子たちが「ゾウさんくさーーーい」とか言っててもおかまいなし。
「パパ!ぞうのちんこどこ!」と、動物の前から離れませんでした。
親としてはこれぐらい食いついてくれた方が「連れてきてよかった~」ってなりますよねw
この日は親子ともどもヘトヘトになるまで動物園で過ごすことができたというわけです。
あくまで個人差はある
ただ、冒頭で述べた通り、あくまで個人差はあると思います。
他のおうちの子だと2歳でも興味深々だったという話も聞きますし、逆に4歳になろうとも全く興味がないって子だっているでしょう。
おそらくは親がちょいちょいヒントを出しつつ、子供が自分から「観たい!」となったタイミングこそが一番楽しめるのではないか・・・!?ってところですね。
我が家で言えばぬりえとか、Youtubeとか・・・もしかしたら興味ないころから動物園に連れて行っていたのも、当人にしてみたら何かしらのヒントになっていたのかもしれません。
何が楽しめた?
自分から行きたいと言い出した動物園。
3歳半の息子が楽しめたものについて羅列していきます。
この時はちょうどパンダのシャンシャンちゃんが公開されていて、整理券を貰えば見ることができるという状態でした。
息子は「観てみたい!!」と言っていたんですが・・・何しろ僕ら両親は「並ぶ」というのが大嫌いなので・・・我慢してもらいました。
・・・今思えば並んであげたら良かったなぁ。
ただ、一般の大人パンダは並ばなくても観られたので、とりあえずそっちを観て、他の動物も見に行ってみようということに。
結論を言えば、息子の体力を考えても端から端までしっかり見て回るのには一日では難しいと思うので、無理にイベント観覧に参加する必要はなかったと思います。
今回も野鳥エリアとかふれあいエリアとか・・・アイアイのところとかをスルーしたのに、大人も子供もヘトヘトになっていましたし。
自分で観たいと言っていたものはやっぱり楽しかったみたい
一番食いついていたのは、ゾウでした。
今回は残念ながら屋内での様子しか見られなかったんですが、ゾウの動きをいちいち追っては「おお~!!」とかなっていたので、何かしらグッとくる部分があったんでしょう。
親からも「頭から毛が生えてるよ!」とか「体しわっしわだね!」とか見るべきポイントを教えたり、横に展示してあった解剖図を見せて「これが鼻で、ここが口で~」みたいなのを教えたり。
とにかく楽しそうで良かったです。
あとはなぜかサルへの興味もすごかったなぁ・・・。
暗いところにいる動物も、2歳ぐらいの頃は怖くて入りたがらなかったのに、今回はかなりハマってました。
逆にトラ、ライオン、ゴリラに関してはほとんど興味なし。
トラなんかは窓ガラスに飛び込んでくるという強烈なパフォーマンスをしてくれたのに、ぜーんぜん見てないという。
そうそう、ワニだけは自分で観たいと言って観に行ったにも関わらず、あまりの大きさに怖かったようで・・・ほとんど観ずに逃げてしまいました。
動物園で食べるお弁当も楽しかった様子
我が家では普段上野動物園に行く時はフライデーズに寄ることが多いです。
ですが、この日は「フライデーズはおやつ時にしよう」と、お弁当を持参しました。
4月から幼稚園でお弁当がスタートするので、その予行演習的な意味合いも兼ねてのことです。
普段の家でのご飯だとすぐに食べることに飽きてしまう息子なんですが、やっぱり環境が変わると食事も楽しく感じるんでしょうね~。
しっかりと残さずに食べきることが出来ました。
ちなみに上野動物園ではお弁当を広げられるようなイスとテーブルがいくつも用意されていますし、持参せずともハンバーガーやホットドッグなどの売店が何か所かに渡って存在しています。
なので、朝に出発して、お昼をまたいで遊ぶというのに向いていますね。
おわりに
というわけで、動物園は何歳から楽しめる?といったお話でした。
余談ですが、うちの息子の場合、水族館だけは1歳ぐらいの頃から結構集中して見ていた気がするんですよね。
もしかしたら水中の生物の方がキラキラしていて刺激が強かったとか、そういうことなのかな。
あまり動かないような動物をじっと見ていられるようになったというのも一つの成長だと思うので、親としては単純に嬉しい限りです。
2020/05/04