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iPhoneのバックライト故障(フィルタ焼け切り)をスマホ修理本舗(池袋)で直してもらったお話

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      2020/05/02

iPhoneの画面破壊。
もう通算何度目かを数えるのも疲れました。

iPhone 6SのフロントパネルをYPLANG製品でセルフ交換。通算6度目の画面割り。

前回の修理から1カ月ぐらいのある日のこと・・・またやってしまったわけです。

「・・・ゴリラグラスとはなんだったのか」とか言いたくなるほどヤワくないですかこのフロントパネルは!!!!

・・・などと憤慨していても仕方がないので、またしてもセルフ修理を行うことに。

ガッ!!!!

「もう慣れっこだぜ~」とか調子ぶっこいていたせいで・・・バッテリーを外さないで作業しちゃってたんですね。。。
フロントパネルと本体の端子を接続しようとしたところ「バチン!」とショート。。。見事に火花が散り、あたりには焦げ臭い臭いが・・・。

めちゃくちゃ嫌な予感がしながらも組み上げて、電源をONにしてみたところ・・・画面が真っ暗なままだったのです。

いろいろ調べたところ、どうやら画面のバックライトを司る「バックライトフィルター」なるパーツが焼けてしまった症状だった模様。
これは素人に直せるようなものではないとのことで、ネットで検索して辿り着いた「スマホ修理本舗」さんに持ち込み修理をお願いしてきました。

[参考]スマホ修理本舗

今回はその流れと感想をレポートさせて頂きたいと思います。

はじめに~セルフ交換する時はバッテリーを外そう

まずレポートの前に、なぜスマホ修理本舗さんに持ち込むことになったのか・・・我が家のiPhone 6sに起きたことをおさらいしておきます。

そもそもは冒頭で書いたとおり、フロントパネルが割れてしまったので・・・パーツだけ取り寄せてセルフで修理をしようとしたんですね。
これ自体はもう何度もやっているので慣れっこでしたし、何しろ正規の方法で修理しようとするとものすごく高額になってしまうため、できるだけ安価にというのが前提条件にあったのです。

Amazonで2,000円強で買えるフロントパネルを見つけたので、これを利用しました。

工具等も全てついているので、あとは交換方法を調べながら作業をしていけば良いだけです。
こういった非正規での交換を推奨するわけではないですが、本当にとても簡単だし、僕は毎回この方法を取っていたわけですよ。

・・・でも、慢心っていうんですかね・・・。
相手は精密機器だってことをすっかり忘れていました。

交換前にはもちろん静電気の除去や電源をオフにするなどは行っていたんですが、バッテリーケーブルを抜き忘れていたんですね。
つまり基盤上には電圧が来ているわけで・・・意図しない端子の接触で簡単にショートしてしまう状態にあったということです。

結果、前述したとおりフィルターを焼き切ることになってしまいました。

画面が真っ暗なのに動作する状態=バックライトフィルターの異常

組み上げたiPhone 6sは画面が真っ暗で、一見「使えない状態」のかと思いました。

・・・が、試しに他のスマホから電話をかけてみたところ、着信するんですよ。
で、なんとなくいつもの受話動作をしてみたら通話も出来た、っていう。

つまりフロントパネルや本体は生きているのに、画面だけが真っ暗な状態だったんですね。

その状態で検索してみたら「バックライトフィルターに異常がある」ということがわかりました。

そして、「自分で交換しようとして、回路をショートさせてフィルターを焼いてしまうことは(素人の交換では)よくある」とのことだったのです。
クソォ・・・なんでそんなところに危険な端子がむき出しになってるんだ!!

バックライトフィルター異常はセルフ修理が難しい

じゃあそのフィルターを自分で交換したらいいんじゃない・・・?って思ったんですが、これも調べたところ・・・素人にできるような作業ではないことを知ることとなりました。

めちゃくちゃ小さいパーツを交換する必要があるそうで、電子顕微鏡を使って、温風の出るハンダで取り付けて・・・という作業内容らしいんですね。
もうその器具を準備するだけで高額な投資が必要になりますし、、、そんな細かい作業を出来る自信はありません。

というわけで・・・修理してくれるところに泣きつくことになったのです。

スマホ修理本舗さんに行ってきた

・・・前置きが長くなりました!
そういうわけで、ネットであれこれ調べて見つけた池袋の「スマホ修理本舗」さんへ行ってきました。

iPhoneの修理をしてくれるサービスっていろいろあるんですが、基盤修理までやってくれるところってなかなかないんですよね。
その中でもスマホ修理本舗さんは安価な方だったので、試しにお願いしてみようと思ったのです。

郵送修理もやってくれるそうなのですが、せっかくなので池袋までのお出かけも兼ねて持ち込み修理を依頼することに。

店舗は池袋駅の西口?メトロポリタン側から歩いて1分程度のところ。
看板はスマホ修理本舗ではなく「iPhone修理本舗」となっていました。

でもiPhoneだけでなく、僕が普段使っているOnePlusの修理なんかもやってくれてるらしいので・・・スマホ全般のお困りごとに対応してくれるみたいですね。

雑居ビルの一室・・・マンションのワンルームみたいなところがオフィスになっているようです。
こういうところって普通は入りにくい雰囲気があるんですが、ドアが少しだけ開いた状態になっているのでなんとなく入りやすかったですね。

ちなみに営業は9:30~21:00となっており、年中無休だそう。
僕らは事前に時間を予約して訪れましたが、突然持ち込んでも対応してくれるとのことです。

店内に入ると狭いスペースにカウンターが置いてあり、そこで対応をしてもらえます。
僕らは予約していた時間よりも早く訪れてしまったので、先客が2名ほどいました。

前のお客さんはGoogle Pixelの修理依頼をされていたので、やっぱり特にiPhone専門ってわけじゃないみたいですね。

症状の確認→修理

順番が来ると、まずは症状の確認をしてもらいます。

どういう経緯でどうなったのかを説明すると「確認するので10分ほど待って欲しい」と言われ、端末を裏に持って行かれます。
5分ぐらいしたところで担当の方が戻ってきて状態の説明と、修理内容、金額、保証についての説明がありました。

内容は案の定バックライトフィルターが焼けてしまっていたとのこと。

修理時間や金額に問題がなければ、そこから修理に入り、完了次第の支払いという流れです。

告げられた修理時間は「最大5時間」とのこと。
・・・事前に問い合わせた時には1時間と伺っていたのですが、この日はやや混雑していてそれぐらいかかる可能性があったんだそうです。

ただ5時間かぁ・・・。
だったら郵送にすれば良かったなぁ・・・なんて後悔しても後の祭り。

「うまくいけば3時間」という話を信用して、昼食に出かけ、子供を公園で遊ばせていたところ、お店から修理完了の連絡が入りました。
結論からいうと・・・2時間もかからなかったですw

受け取り→支払い

お店に戻ると、そこには綺麗になったiPhone 6sが待っていました。
おお・・・良かった。。。

ここで一通りの動作確認をして、問題が無ければ支払いとなります。

「支払方法は現金のみ」とお店の方は仰るのですが、店頭にはAmazon PayやPayPayも使えると掲げられており・・・試しに聞いてみたところそれらの決済手段でもOKとのこと。

PayPayは事前に登録してなかったのですが、スマホにAmazonアプリがあったのでAmazon Payでの支払いをすることに。
これ・・・簡単でいいですね~。

料金は事前に提示されていた13,800円+税の14,904円。
そこに「WEB予約で500円オフ」というキャンペーンが適用されて14,404円でした。

スマホ修理本舗に修理を依頼する場合の注意点

最後に、スマホ修理本舗でバックライトフィルターの修理を依頼した時に僕らが感じた注意点について書いておきます。

バックライトフィルターの修理は保証適用外

まず書いておきたいのは「バックライトフィルターの修理は保証適用外」ということ。
スマホ修理本舗さんでは通常、「3カ月無料保証」というサービスがついています。
ですが、これがバックライトフィルターの修理には適用されないとのことでした。

お店の方曰く、「バックライトフィルターは普通に使っていたら故障することがないので、再発はしないと思います。」だそうですが・・・だったら保証してくれてもいいのにねえ・・・w

なるべくバックアップはとっておく

また、修理の際には最悪データが消える可能性があるということも知っておいた方がいいと思います。
僕らはそもそも画面が真っ暗になっちゃってバックアップを取れるような状態じゃなかったのでその辺は諦めて臨みましたが・・・改めて店頭で「データ消えるかもしれないけどいいですか?」と言われると「いいとは言えないけど・・・仕方ない」ぐらいの気持ちにしかなれませんでした。

こちらもお店の方は「そうは言っても、なかなかデータが消えるってことはないと思いますけど・・・」みたいな感じだったんですけど、そこは保証できないですもんね。

なのでまぁ、持って行く前にどうにかバックアップは取っておくようにできるといいかなと。
(普段からクラウドストレージとか使っておくべきなんですけどね)

パスコードを知られるのが気になる人は変えておく

僕がちょっとショックだったのは、お店での修理の際に申し込み用紙にパスコードを書かなければならなかったことです。

こういうのって普通あんまり書きだしたりしないですよね?
ていうか画面の動作チェックをするのに必要なのかもしれないけれど・・・やっぱりパスコードを知られるというのは些か抵抗がありました。

もしこれがどうしても嫌なら、パスコード設定を外しておくとか、あとはワンタイム用のパスコードを用意して臨む・・・とかですかねえ・・・?
といっても画面が真っ暗な状態でワンタイム用のパスコード設定なんて出来ませんので、実際はもう詰んでるわけですがw

でもパスコードが知られて困ることって何があるかな・・・?
中のデータを見られるとか・・・その程度だったらそこまで問題ないかも。

割引や支払いに関しては言わないと流される可能性も

今回僕らはAmazon Payを利用して、WEB予約の500円オフも適用してもらいました。

・・・が、これ、言わなかったら「現金払いかつ、割引なし」になっていたと思います。
というのも、僕らが滞在していた間にいた他のお客さんたちにも「支払いは現金のみになります」という説明をされていたので。

おそらくは「クレジットカードは使えません」っていう意味だったんでしょうけど・・・気の弱い方なら「あ、そうなんですか・・・」ってなってただろうなと。

500円オフの件も、WEB予約をした人なら「当たり前に享受できる」と思っているかもしれませんが、僕も僕の前のオジサンも、普通に支払いのタイミングで自分で言いましたからね。
言わなければ割引なしの金額が請求されて、そのまま支払って終わり・・・だったでしょう。

まぁこの辺りは修理のクオリティとは関係ないところなので、あまり神経質になる必要はないのかもしれませんが・・・。

おわりに

というわけで、スマホ修理本舗さんでiPhone 6sを修理してきたで!っていうお話でした。

ちなみに・・・結局修理代が14,404円。
パーツ代が2,139円。
池袋までの往復交通費が1,158円・・・。

合計17,701円だったのを考えたら、最初からAppleに修理依頼をしていた方が安かったのでは・・・?と思った方・・・ほぼ正解。

Appleの正規修理料金は、6sの画面破損のみなら16,800円+税(記事執筆時点)とのことなので・・・ほとんど変わらない金額になってしまいました。
しかも向こうなら正規品だし、諸々の保証対象になるわけでしょ・・・?

まぁ、うちは前回すでに非正規での修理をしていたのでアップルで直してもらえたのか謎ではあるんですが・・・。
セルフ修理もうまくいけば安上がり、そうでなければ高くつくというリスクがあるということで。

   

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      2020/05/02

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