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PS5が買えないならPS2で綺麗なGran Turismo 4をやればいいじゃない【INVAVOコンバーターでHDMI化】

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表題のとおりじゃ!!

PS5が買えねー買えねーっていうんで、どうにか手持ちのPS2で綺麗なゲームができりゃいーんじゃねーの?・・・と思い立ちましてですね。
そういやGT4ってどんな画質だったんだろう?と検索してみたところ・・・

・・・マ???

PS2だぜ・・・?
2004年発売だぜ?

※あとで調べてわかったんですが、上記YouTubeの動画はPCSX2というPS2のパソコン向けエミュレータを使って、3Dデータの再マッピングなどを施したModだそうで・・・いくらアップコンバーターを使ってもPS2本体ではこんなには綺麗にならないみたいです。残念。

でもまぁ、もともとGT4って評価も高いですし、何を隠そうハイビジョン放送が始まった後の発売ゆえか、ソフトにハイビジョンモード(1080i出力)っていうのが付いているらしいんですよ・・・。

ほほー・・・。これは楽しみだ、、、

PS2でハイビジョンの下準備

1080iっていうのは平たく言うと「縦にドットが1080個ある」という状態を指していて、これが16:9のアスペクト比で考えると横に1920個のドット=2k(FHD、フルハイビジョン)ってことになるわけです。(通常PS2は4:3出力のSD画質=480i)

※ちなみに同じく1080個のドット表示でも1080iと1080pという2つの出力方式があって、映像においては1080i(インタレース)だと1080p(プログレッシブ)に比べて1秒あたりのコマ数が半分になる=チラつくらしいです。

で!!
1080iの出力を楽しむためには「コンポーネント出力」なるものが必要で。
通常PS2は「コンポジット出力」(RCAアナログ方式)が用いられているんですが、これの代わりにハイビジョン用であるコンポーネント端子を用いた出力形式に変更しなければならない、と。

ただ、もはや最近のテレビやモニターではコンポーネント入力端子を備えているものっていうのが少ないそうで。
我が家のアイリスオーヤマモニターもRCA端子とHDMI入力しかありませんでした。

IRIS OHYAMA 58インチモニターのレビュー!ILD-B58UHDS

そこで用いたのがこちら!!

PS2の出力端子から直接HDMIに変換できるコンバーターです。
Amazonでいろんなブランドのものが発売されてますが、HDMIケーブル付きで1,280円という格安のものを買いました!

これを用いることにより、コンポーネント出力をHDMIで拾えるようになるというわけなのです。

届いたので試してみた

Amazonさんはすぐ届いてありがたいですね。
いろんな人のレビューだと市販のパッケージ品で届いていたようですが、僕が買ったものは無機質なダンボールで届きました。

中身はこんな感じ。
コンバーター本体とHDMIケーブル、給電用のUSBケーブル。

それから日本語の説明書です。

接続方法については説明書を見なくてもわかると思いますが、PS2のいつもの出力端子にコンバーターを繋いで、コンバーターにHDMIケーブルとUSBケーブルをつなぎ、HDMIはモニターに、USBはPS2の前面に繋げばOK。

その前に、これはコンポーネント出力なので、PS2のシステム設定画面からコンポーネント出力に切り替えておく必要があります。

この時点での画質

さて、せっかくなので・・・GT4の1080iを試す前にコンバーターによるHDMIコンポーネント出力の画質がどんなもんか見ておきたいと思います。

これがコンポジット出力。

でもってこっちがコンポーネント。

画面のアスペクト比は変わりませんが、エッジがクッキリしてます。

これがコンポジット。

こっちがコンポーネント。

ほほー・・・これは期待できそうだ。

ただもちろん出力形式が変更になっているだけで元々の画質が変わるわけではないため・・・解像度が低い画像は当然そのままドットが出てくる感じになりますね。

手持ちのF1のゲームだとこんなんでした。Hmm…

PS1は映らない

ちなみにこのコンバーター、出力解像度が

  • 出力解像度:480i、576i、480p

と書いてありました。

PS2ってPS1のソフトも動くんですけども、なんでもPS1をコンポーネント出力しようとするとPS2側の出力が240i固定になるのだそうで。
まぁPS2の出力が240iだったとしても、それを引き延ばして表示してくれるべ・・・って思ってたんですが、どうやらこれ「出力解像度」っていうか「対応解像度」ってことなのか、240iのPS1は表示されませんでした。

最初のこの画面のところだけ「480i」ってことみたいなんですけどね。
あとは「映像出力がありません」という表記になってしまって、映像どころか音声すらも出てくれませんでした。

・・・あれ?
ってことは1080iなんて対応してないんじゃ。。。。

大丈夫大丈夫、、、GT4には「480pモード」もあるんだ。。。(解像度そのままじゃん。。。)

これがGT4の1080i&480pじゃー!

さて・・・ではご覧いただこう。。。

これがっ・・・

1080iハイビジョンじゃ~っ!!!!

ぐああ。。。
全然PS4/PS5にはならない。。。(わかってた)

なんだろう・・・むしろ画質が粗く感じるような、そんな気さえするぜ・・・。

やっぱりコンバーターの出力解像度が480pまで・・・というのを考えても、1080iの美味しいところが頂けなかった感じですかね。

ためしに480pでやってみたらマシンがチョロQみたいになっちゃって草

これねー・・・モニター側に「ノーマル」「ワイド」「フル」みたいな表示切替があるんですけど、あれの使い方が難しいっていうか。
たぶんレース中とオープニング画面とで出力解像度に違いがあって、どっちかに基準を合わせないとうまいこと表示されない感じですね。

調節してもこんな感じ。
まぁ・・・悪くはない。

悪くはないけど・・・綺麗でもないw

そして480p 60hzだとしてもヌルヌル動いてなどくれない

そしてそして・・・思った以上にジャギーが目立つ。。。

・・・そこでふと、このモニターには「リアル」っていう、元の出力サイズを表示する機能があったことも思い出しまして。

それに切り替えてみたところ・・・

おぅふ。。。

なるほどなるほど。
480pは4kの1/4.5ですものね・・・。そりゃそうなるよね。

これを近くで見て見ると・・・

いけるやん、、、
PS4ばりの綺麗さ出てるやん。。。

なるほどなぁ。

要するにもともと480pのものを1080iに拡大したところで、新たにレンダリングやマッピングをしなおしているわけではないので、1080i相当のモニターで見たとしても綺麗さは相応になってしまう。
だけれど480p表示のモニターで見れば一番綺麗に見えるように出力してくれる・・・と。

そういう当たり前の話でございましたな!!

おわりに

ちなみに、この手のコンバーターには「アップコンバーター」といって、480p出力を内部で処理して1080pや4kに変換してくれるものも存在しています。

た・だ!!!

アップコンバーターってクッソ高額なんですよ。
数千円から数万円レベルで・・・え、そのお金だしたらPS5買えんじゃね?ってヤツとかもあって。

じゃあ画質がすごい良くなるのか?っていうと・・・その辺はお察しなんですよね。
たとえばAIがディープラーニングして画質を補正してくれる・・・とかならまだしも、アップコンバーターは元の画像を引き延ばしてキュッとさせる・・・みたいな感じだったりしますので。(つまり元の画像がPS2クオリティなら、それがPS4などのクオリティになるわけがない、というか)

なので導入を考えている人はその辺も一考が必要ですな!

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なんていうか・・・貧乏が憎いな!!

   

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