醤油さしペロペロで6,700万円は可哀想なのか?
スシローのペロペロ動画で遊んでいた少年がついに訴えられて、6,700万円の損害賠償を請求されているそうですね。
で、ネットやらテレビやらでは「そんなに悪いことしたんか?」「これで人生終了は可哀想」みたいな意見と「擁護の余地なし」「人生終了して然るべし」という意見とが出ております。
まぁ・・・これ、難しいっすよね。
何が悪いって、「頭が悪かった」というところが一番の問題なわけで、、、
最近話題の「闇バイト」とかもそうですけど、「実家の住所やら教えてねー」っていう求人にホイホイ乗っちゃう人すら存在するというのが知能格差の現実なんだよなぁと。。。
なので、「悪いことをしたから罰が下る」ということに関しては致し方なしと思うのだけれど、それを悪いことだと認識できなかったとか、その後でこういう事態になるかもしれないというのを想定できなかったとか、そういった部分には同情を覚える(=可哀想と思う)・・・というのが正直なところじゃないでしょうか、、、
同様にこの件に関して「しっかり罰を与えれば、今後こういうことをやる人がいなくなる」というような意見もあるんですけど・・・それはないかなと思うんです。
たぶん、何ヶ月もしないうちにまた同じような事件起きるんじゃないですかねえ・・・?
どうせまた同じような事件起きるでー
当該の少年はやっぱり可哀想ですよ。
だって・・・育った環境さえもう少しまともだったら?きっとこんな事件起こしてないんだもの。
もうちょっと考えられるだけの知能があって、「こんなことやったらヤバいかな?」っていうのが理解できるとか、その後の想像にまで考えを広げることができさえすれば、学校を辞める必要もなかったし、損害賠償を請求されることもなかったわけで。
学校だってさ、ここで辞めちゃって、これからどんな仕事に就く予定なの??
これで闇バイトに手を出すようなことになったら、結局また何かやらかすってことでしょう??
企業の損失に対して賠償をするということと、しっかり反省をするということはまた別の軸で考えないといけないんじゃないのかなぁ・・・。
あとこれ、むしろ動画撮影していた人とか、それをアップした人?っていうのは何かお咎めあったんですかね。
もちろん「動画が撮影されていなければ」とか「拡散されていなければ」とか言うつもりはないですが。(罪は罪なので)
その人たちは何の責任も取らずに、我関せずと日常生活を送れているのだとしたら、それこそ悪を野放しにしているのではなかろうか、、、
※撮影者や拡散した人はむしろ問題提起になったわけだからGJって考え方もあるのかな。
「みせしめ」なんて意味がない
一説にはこの少年への賠償請求が「みせしめ」であるという話があるそうです。
つまり飲食店側が、この手の犯罪を繰り返させないために「いつでもやってやっかんな!!」っていうのを理解させるためのパフォーマンスですね。
あれですよね、警察が道路で取り締まりやってるのと同じ感じw
ただねー、それが通じるのって・・・ある程度ズル賢い人達だけなんですよ。
「あ、これ以上は問題になるな。自分が損するな。」っていうのを理解できる人達だけなの。
残念ながら世の中にはそれすら理解できない層というのがいるんですよね・・・。
だって、未だに飲酒運転や煽り運転、なくならないでしょ??バカなの?って思うでしょ?バカなんですよ、、、
なので、「みせしめ」が効かない層のフォローアップというか・・・この人達のIQを上げるようなことをしなければ、この手の事件がなくなることは一生ないのです。
おわりに
6,700万円の損害賠償請求が、裁判でどのような形になるかはわかりませんが・・・当該の少年にはスシローや撮影した友人を恨むのではなく、どうか正しく「アカンことしたなぁー」と理解してほしいところです。
悪事を働いても「お金を払えば許される」みたいなのもまた違いますしね、、、難しいですね。
※ちなみに、少年側が主張している「スシローの客の減少がこの動画のせいだけではない」、というのは僕も賛成である。