セクシー女優(AV嬢)よ、差別を履き違えんなよ
先日たまたまニュースで「セクシー女優がアダルトビデオへの出演を理由に仕事をクビになった」というような記事を見ました。
(実際にはちょっと違いましたが、詳細は覚えてないというか・・・フェイクはいってますw)
で、そのセクシー女優の方が「差別だ」というようなことを言っていたんですよね。
僕もまぁ、特定の職業であることを理由に何か不利益を被るようなことがあるのは良くないんじゃないかと一瞬思いましたが・・・でもやっぱりソレって「差別」とは違うんじゃないかと考えなおしたのです。
「その職業に対しての敬意を持つ」ということと、「他の職業と同等に扱う」ということは同じではないよなぁ~。
AV女優というのはすごい職業だと思う
そもそも!僕はAV女優さんたち(あえてセクシー女優ではなくAV女優と書かせて頂きますが!)というのは、とてもすごい職業であると思っています。
ある意味、看護師さんとかカウンセラーさんとか、そういう「人を助ける」という職業に近い高尚な仕事というか。
だって健全な男子なら100%お世話になってるわけですしね・・・。
モテ・非モテ、既婚・未婚関係なく。
ガチで100%が何らかの形でAV女優さんに助けられた経験があるわけですよ。
ご本人たちにとって「夢のある仕事」なのかどうかはわかりませんが、少なくとも視聴者からすれば「夢を与えてもらっている」というか・・・。ちょっとこの話は長くなりそうなので割愛しましょうかね。
とにかく素晴らしい、敬意を持つに値する仕事であるとは思ってます。
実際に業界も華やかそうだし、お金もいっぱい貰ってそうだし。
知ってて飛び込んだでしょ!!
ただ、だからといって「他の職業と同じ扱いである」とは思わないんですよね・・・。
どうしても色眼鏡で見られてしまうというか。
やっぱり僕なんかに言わせれば「小学生にはまだ存在を知られたくない職業」であるんですよ。隠しておきたいの。
決して「恥ずかしい職業である」と言いたいわけではないんですよ。
そうではなくて、性に対してあまりオープンではない日本だからこそ余計に、まだ精神的にも幼い子供たちにはそういう大人の世界というのを意識して欲しくないんです。
ご本人の貞操観念では良くても、多くの日本国民がNGだと思っている、みたいな。
でね。
逆に言わせてもらえば「そういう目で見られる職業であるということを知っててこの業界に飛び込みましたよね?」って話なんですよ。
もちろん中には「周りから色眼鏡で見られるとは知らずに飛び込んでしまった」とか「騙されて、気づいたらこの世界にいた」という女優さんもいるんでしょうけど・・・基本的には「自分の意思で選択した職業である」と信じたいのです。
自分から”知ってて飛び込んだ”のであれば、そこで食らう偏見というものはもはや「差別」ではないんじゃないかなーと。
差別とは「自身の意思と関係ない状況で不利を被ること」だ!
僕が考える差別というのは、自分自身に選択権がない状況で不当に不利益を被ることなんですね。
たとえば・・・そうだなぁ。
「男性は性犯罪者になるから手を切り落とします」みたいな。
男性であるということは自分に選択の自由がないのに、それを理由に手を切り落とされるなんてイヤじゃないですか。
でも「男性だから」というだけで「性犯罪者になる」と決めつけられてしまっている。こういう状況が差別なんですよ。
一方、「刺青が入っている人は温泉に入れません」とかっていうのは、そういう不利な状況があることを知りつつ自ら選択してその状況になっているため、やっぱり差別でもなんでもないんです。
むしろそれを「差別だ!」と糾弾しようとするのはただのワガママというか・・・。
自分が好き勝手やりたいことを世間にだけ受け入れさせようとしているようにしか見えないんですよね。
※海外ではオープンじゃないか!っていうなら海外に行けばいいじゃん、みたいなw
どうしてもイメージっていうのはありますから・・・例えばマッチングアプリで「詐欺の前科あります」って人がいたらその人に会いたいとは思わないでしょ?
強盗をしたことがあるという人に「実家の住所教えて?」って言われたら警戒するでしょ?
それと同じで・・・(全く同じではないけど、応用して考えてね)
AV女優であるということが、自身が就職したい企業のイメージと合わないとして断られたとしても、それはやっぱり仕方ないことなんじゃないでしょうか。
おわりに
もちろん「うちは気にしないよー、採用するよー」っていう会社さんだってたくさんあると思うので、そういうところを選んで行ったら良いだけで。
なにもAV女優さんだけに限った話ではなく、それこそ「YouTuberおことわり」とかさ・・・「40代無職を採用しません」とかさ・・・いろいろあると思うんすよね。
ちなみに、そういう意味だと・・・ちょっとセンシティブな話題になりますけど、日本においては外国人が色眼鏡で見られるというのも実は差別じゃないのかもなーって。
「外国人お断り」みたいなのは差別ですけども。
そうじゃなくて、たとえば道を歩いているだけでジロジロ見られるとか、そういうの。
だって日本ってずっと単一種族の国だったわけで、まだまだ違う見た目の人達っていうのに見慣れてないんですもの。
若い子たちにとってはどうかわかんないですけど、年寄りになればなるほど「なんか自分と違う見た目のやつがいる!」つってジロジロ見ちゃうんじゃないかと・・・。
そうなることをわかってて日本に来たんじゃないの?って。
でもねー・・・生まれも育ちも日本なのに、見た目だけ外国人風って人だってたくさんいるんだから、やっぱりそこは周りが感覚をアップデートさせていかないといけませんな、、、
(さすがに生まれながらにセクシー女優って人はいないよね・・・?)
Comment
ワイは元の職業だけで解雇されるのは不当だと思うし、この論調には全く賛同できなかったんだけど元ネタを探してみたらそもそも職業どうとかの問題じゃなくって泣いちゃった。
fugutiさん
コメントありがとうございます!
元ネタわかった?w
だいぶフェイク入れたとは思うんですが、、、
あれですよ、僕らはこれを”見る”んじゃないんです。”使う”んです!!
たしかに「元の職業だけで解雇」っていうところだけ考えるとだいぶ不当で差別的だと思うのよね。
元暴力団が完全に足を洗って保育士になりたい・・・って夢を阻害していいのか?というと、そんなこともないし。
なので「差別を受けて然るべし!」とは言わないけれど、だけど「そういう目で見られる覚悟はあったんじゃないの?」っていう感じです!