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1970年からの体感的な物価って今の何倍ぐらい?大卒初任給と物価指数からみてみる

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「昔の1万円って今で言ういくらなの?」というのが知りたい時が年に何回かありまして。
それでたびたび調べるのですが・・・ちょっと面倒になってきたので一覧にまとめておこうと思いました。

ただ貨幣価値というのは一概には決められないそうで・・・たとえば農家の卸値と僕らがスーパーで買う価格が違うとか、マクドナルドが急にありえないぐらいの価格を打ち出してきたりとかがあるわけです。

また、単純に商品の価格だけを見て貨幣価値が決まるわけでもなく。
同じ1万円の商品だったとしても平均給与が10万円だった時代と20万円の時代では価値が異なるわけですな。

※とはいえ、物価に応じて給与も変動するんだとは思うけれど。

そこで・・・1970年から2019年までの大卒初任給(男性)と消費者物価指数を並べてみました。

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大卒初任給と消費者物価指数

大卒初任給は手取りではなく税金などを支払う前の総額です。
下の表の数値に1,000円を掛けた額で考えます。
※1970年なら39,900円。

消費者物価指数は2015年を基準(100)としたときの物価の割合が表示されています。
物価の選定に使われるのは支出の上位600種程度の価格だそうです。

たとえば2015年には100円で買えたチョコレートであれば、1970年には30円程度だった・・・というような感じ。
※もちろん、商品によってバラつきはあります。

数値の下にあるパーセンテージは2019年を基準とした時の割合。
これを元に、体感的な物価(=消費者物価指数%÷大卒初任給%)を算出してみました。

大卒初任給(千円) 消費者物価指数 体感的な物価(倍)
1970 39.9
(18.8%)
31.5
(30.9%)
1.64
1971 46.4
(21.8%)
33.5
(32.9%)
1.51
1972 52.7
(24.8%)
35.2
(34.6%)
1.40
1973 62.3
(29.3%)
39.3
(38.6%)
1.32
1974 78.7
(37.0%)
48.4
(47.5%)
1.28
1975 89.3
(42.0%)
54.0
(53.0%)
1.26
1976 94.3
(44.3%)
59.1
(58.1%)
1.31
1977 101.0
(47.5%)
63.9
(62.8%)
1.32
1978 105.5
(49.6%)
66.7
(65.5%)
1.32
1979 109.5
(51.5%)
69.1
(67.9%)
1.32
1980 114.5
(53.8%)
74.5
(73.2%)
1.36
1981 120.8
(56.8%)
78.1
(76.7%)
1.35
1982 127.2
(59.8%)
80.3
(78.9%)
1.32
1983 132.2
(62.1%)
81.8
(80.4%)
1.29
1984 135.8
(63.8%)
83.6
(82.1%)
1.29
1985 140.0
(65.8%)
85.4
(83.9%)
1.28
1986 144.5
(67.9%)
85.9
(84.4%)
1.24
1987 148.2
(69.6%)
85.9
(84.4%)
1.21
1988 153.1
(71.9%)
86.5
(85.0%)
1.18
1989 160.9
(75.6%)
88.5
(86.9%)
1.15
1990 169.9
(79.8%)
91.2
(89.6%)
1.12
1991 179.4
(84.3%)
94.3
(92.6%)
1.10
1992 186.9
(87.8%)
95.8
(94.1%)
1.07
1993 190.3
(89.4%)
97.1
(95.4%)
1.07
1994 192.4
(90.4%)
97.7
(96.0%)
1.06
1995 194.2
(91.3%)
97.6
(95.9%)
1.05
1996 193.2
(90.8%)
97.7
(96.0%)
1.06
1997 193.9
(91.1%)
99.5
(97.7%)
1.07
1998 195.5
(91.9%)
100.1
(98.3%)
1.07
1999 196.6
(92.4%)
99.8
(98.0%)
1.06
2000 196.9
(92.5%)
99.1
(97.3%)
1.05
2001 198.3
(93.2%)
98.4
(96.7%)
1.04
2002 198.5
(93.3%)
97.5
(95.8%)
1.03
2003 201.3
(94.6%)
97.2
(95.5%)
1.01
2004 198.3
(93.2%)
97.2
(95.5%)
1.02
2005 196.7
(92.4%)
96.9
(95.2%)
1.03
2006 199.8
(93.9%)
97.2
(95.5%)
1.02
2007 198.8
(93.4%)
97.2
(95.5%)
1.02
2008 201.3
(94.6%)
98.6
(96.9%)
1.02
2009 201.4
(94.6%)
97.2
(95.5%)
1.01
2010 200.3
(94.1%)
96.5
(94.8%)
1.01
2011 205.0
(96.3%)
96.3
(94.6%)
0.98
2012 201.8
(94.8%)
96.2
(94.5%)
1.00
2013 200.2
(94.1%)
96.6
(94.9%)
1.01
2014 202.9
(95.3%)
99.2
(97.4%)
1.02
2015 204.5
(96.1%)
100.0
(98.2%)
1.02
2016 205.9
(96.8%)
99.9
(98.1%)
1.01
2017 207.8
(97.7%)
100.4
(98.6%)
1.01
2018 210.1
(98.7%)
101.3
(99.5%)
1.01
2019 212.8
(100.0%)
101.8
(100%)
1.00

1970年の物価は今に比べて30%程度だったので、物が安い時代だったのかなと思いがちです。
・・・が、平均月給も20%を割っているわけなので、体感的には今の1.6倍ぐらいに感じていたはずなのです。

そう考えると、むしろ今の方が物価は安いと言っても差し支えないんですかね~?

ちなみにこれ、男性の大卒給与で算出してしまったので、女性の体感的な物価はもうちょっと違ったと思います。

あの時のあれは今でいうと幾らだったのか???

さて、僕がなぜこんなのを調べたかったのかというと、昔のミニカーやギターの価値・・・当時の人がそれをどう感じていたのかが知りたかったからなのです。

1977年のギター

たとえばジャパンヴィンテージのギター。
1977年ぐらいの、定価7万円のものって・・・いまでいうとどのクラスなんだろう?って。

表を参考に考えるなら、1977年の初任給は今の47%ぐらい。
そんで物価が63%ぐらいですよ。

初任給をベースに計算すると、当時の7万円は今の14.8万円ぐらいの価値ということになります。
また、物価ベースで計算したら当時の7万円は今の11.1万円ということに。

そうかぁ、当時の7万円のギターって今よりも相当高額だったんだなぁ・・・。

・・・でもこれ、体感的には1.32倍ということになるので、当時の7万円が今で言う9.2万円ぐらいってことになる・・・ってこと。
そう考えると、そこまで高額な印象はないかもですね~。

1999年のミニカー

1999年にはホットウィールが日本上陸を果たしています。
当時の価格も200円だったとのことですが・・・体感的には1.06倍、つまり今でいうところの212円ぐらいってことですか。

うーん、これだと消費税とか諸々で今とあまり変わらない気がするなぁ!
(それなのに材料費はあまりかけられなくなっているようだから、他のところでかかるコストがあがったっていうことなんだろうなぁ。消費者目線の物価だけでは考えられないわけだ)

1984年のガチャ

僕の古い記憶だと、1984年に住んでいた団地の商店街で20円のガチャガチャがあったんですよ。

たしか当時、20円のと50円のとがあった気がする。
90年代ぐらいになってから100円が主流になったような・・・?

1984年は大卒の初任給が135,800円ですからね。
100円のガチャだとやや高額です。。。

それにしても20円のガチャだったら体感的には今でいう26円程度。(1.29倍)
50円だったとしても65円ってところかぁ。

やっぱり相対的にモノが今よりも安かったり、同じ価格でもかけられるコストが違ったりしたのかな。

1994年のSFC

あとは父親に中学生のころにストIIのスーファミを買ってもらったんですよ。
1万円超だったやつ。

あれもいくらぐらいだったのかなー?と思ったんですが、、、1994年だと体感的には1.06倍ぐらいかぁ。じゃあまぁ今とそんな変わらないですね。

缶ジュースの価格

缶ジュースはその昔100円で買えましたが、今は130円が普通です。

1984年に100円、1990年に110円、1997年には120円になって2014年には130円となったそうです。
消費増税と共に高くなってきた感がありますね。

1984年の体感的な物価は今の1.29倍とのことで・・・当時100円のジュースは今でいう130円ぐらいの感じだったわけですか!!!
これはなんだかキツネにつままれたような感じだぜ・・・!!

おわりに

もちろんこんな「体感的な物価」だけでは「どっちの時代が豊かだったか」みたいなのは測れません。
今はほら、スマホとかにもお金がかかる時代になってきちゃったので、当時とは余剰金の割合が違うでしょうし。

さらには大卒の初任給としてこれぐらいの額面を受け取れる人の割合っていうのも時代によって違うでしょうからね。
大卒が100人の時と10,000人の時じゃ流通するお金の量も違うだろうし、、、

それから・・・1970年ぐらいは専業主婦の割合ってどんな感じだったんでしょうね?
働き手が少なければ流通するお金の量も少なさそうだし・・・なんか数字だけで一筋縄ではいかない感じかなー。

※参考文献・・・忘れました、、、たしか厚生労働省のサイトとかから引っ張って来たと思います。

   

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