「好きなハンバーガーチェーンランキング」から学ぶアンケートの不均衡さ

- ハンバーガー

2024/02/17

定期的にウェブ記事として掲載される「好きなハンバーガーチェーンランキング」というものがあります。

それだけハンバーガーが日本人の日常を支えているということでしょうし、多くの人の興味の的なのかなーと・・・思うので・す・が！

クッソワロなのが・・・3位とか4位に「ケンタッキーフライドチキン」が入って来るんですよ。
ハンバーガーチェーンとはいったい。。。

まぁ、わかってます。
本当は「好きなファストフードチェーンランキング」なんでしょ。

それを老若男女わかりやすく「ハンバーガーチェーンランキング」ってしたんでしょうけども。

で・・・それはさておき。
こういうアンケートのランキングって、どこまで信用していいものなんでしょうね？っていうのが今日の話題です。

Contents

1. 好きなハンバーガー？知っているハンバーガー？
- 1.1. この一票は平等なのか！？
2. おわりに
- 2.1. おしらせ

好きなハンバーガー？知っているハンバーガー？

僕が今回見たアンケートはたった100人に聞いただけというものだったので母数自体に疑問がありますが・・・たとえ母数が多かったとしてもそもそもアンケートの土台が不平等なんじゃないかと感じました。

というのも・・・1位は「マクドナルド」だったんですよ。
僕もマクドナルドは大好きです。特にビッグマックは全ハンバーガーランキングで1位を獲得できるポテンシャルを持っていると思いますし。

なのでマクドナルドが1位であることに不満があるわけではないんですが、ちょっと待てよ？と。

「マクドナルドが好き」っていう以前に・・・「マクドナルドしか知らん」って人、そこそこ多かったんじゃないでしょうか？？

マクドナルドのシェア率を見れば、そりゃみんな知ってるよね？ってのも頷けますし、テレビをつければCMを観ない日がないぐらいです。

つまり「100人に聞けば100人はマクドナルドを知っている」という状態にあったと言えるでしょう。

一方、2位のモスバーガー、3位のバーガーキングっていうのは（マクドナルドに比べて）圧倒的に知名度が低いんですよ。
ぶっちゃけ・・・100人のうち何人がバーガーキングを知っていたのか？？そしてどれぐらいの人が日常的に両者を利用して「マクドナルドの方が好き」ってなったのか？？

マクドナルドしか知らない人の「マクドナルド好き」と、両者を利用している人の「マクドナルド好き」は全然「重み」が違うと思うのです。。。

※好きという気持ちを否定しているのではなく、あくまで「アンケートの結果としての重み」ね。

この一票は平等なのか！？

これは4位に「ケンタッキー・フライド・チキン」が入っていたのも同様で。
フライドチキンのファストフードチェーンを「ハンバーガーチェーン」と認識している人の票というのが、純粋にハンバーガーチェーンのランキングを決めようとしている層の票と同等に扱われているというわけですよね。

まぁ、ある意味ではこれも「平等」なんですけどもｗ
なんか前提となる土台が違うままに行われているアンケートというのはどこまで真剣に捉えれば良いのかと考えさせられました。

僕がバーガー好きだから熱くなってるだけなんですかねえ・・・？ｗ

たとえば「ハンバーガー大好き！その上でやっぱりマクドナルドかなぁ・・・！！」っていう一票と、「ハンバーガー？あんま好きじゃねえな、、、普段食べないけどマックなら知ってるよ。だからマクドナルド」っていう一票・・・これらは果たして同じ一票なのかしら？？平等なのかしら。

この手のアンケートがどういう仕組みで行われているのかはわかりませんが、無作為に選んだ100人とかであればこそ「これを知っているか否か」「これが好きか否か」みたいなベースがあって初めて「一番好きなのはどれですか？」にしてくれないと、やっぱりアンバランスというか・・・アンケートの結果が意味を為さない気がしてしまうのです。

まぁ、これはただ単に僕の思い込みである可能性も微レ存ですけどね。
実際には「ハンバーガーチェーンはいろんなところに行くし、ハンバーガーも大好き！」「そのうえで私はケンタッキーフライドチキンに一票！」っていう感じだったのかもしれないし。