ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

中國東方航空と上海航空で向かったプーケットが半日無駄になった話

 -

      2018/10/30

chinatoho

ヘタレなので最初に言い訳しておきますね。
この記事は事実について書いているだけで、誰のこともディスってやしません。悪しからず。

さて・・・

2013年2月末日、僕ら夫婦はプーケット旅行に向かいました。

泊まりたいホテルと予算が決まっていたため、格安で行ける航空会社をSkyGateというサイトで調べ、ホテルとセットで購入することに。
※SkyGateはDeNAトラベルさんが運営しています。
海外航空券+ホテルがお得!<DeNAトラベル>

ちょうどその時は中国の春節とかいう旧正月の期間。
ただでさえチケットが余っていない状況の中、中国東方航空のチケットが残りわずかで空いていたので申し込みをしたのです。

買えたチケットは成田から上海のプードン国際空港までを中国東方航空で、そこからプーケットまでを上海航空で乗り継ぐというものでした。

僕にしてみたら初めて乗る中国系の航空会社。
それなりの不安はありましたが、まぁ問題ないだろうなんて軽く考えていたのです。

プードンは天候が悪く降りられなかった

kinaishoku_china

中國東方航空の機内は、別に他の飛行機となんら変わりなかったです。
その時は日本人スタッフもいたので安心でした。

機内食も普通に美味しかったし。

「なんだ、これなら次からも中国東方航空ありだなー」なんて思いながら上海に到着。

・・・が、そこは上海と言っても「プードン(浦東)国際空港」ではなく、「ホンチャオ(虹橋)国際空港」だったのです。
※プードンとホンチャオの関係は成田と羽田みたいに思っておけばよいとのこと。

ちょうどこの時、プードンの霧が濃くて飛行機が降りられなかったんだとか。

結局、「ホンチャオからプードンまでバスを出すから、それで移動してくれ」と言われました。

このときは何も疑わず、「羽田から成田へ行く感じなら、まぁ・・・すぐでしょ!」ぐらいにしか思っていなかったんですよ。
でも・・・考えてみてください。

プードンに降りられないってことは、プードンから飛べないってことでもあるわけです。

結局フライトはキャンセルに

pudon

バスに小一時間揺られ、ようやく目的のプードン国際空港に到着。

ホンチャオで飛行機からスーツケースを下ろされていたので、再度チェックインをし、出発ゲートで待つことに。

でも、待てど暮らせど、出発のアナウンスがかかりません。
チケットに記載されているBoard Timeもとうに過ぎて、数時間が経ちました。

こういう時に、異国の地で、その土地の言葉はおろか英語すら話せないのはきついですね・・・。

news途中こんな感じのおしらせが張り出されるも、よくわからず。

もともと中国は乗り継ぎだけだったので”元”を持ち合わせていなかったですし、空港のコンビニなのに円やドル、クレジットカードが使えないとのことで何も買えず。
(後で考えたら両替すれば良かっただけだった。。。)

日本を17時前に出て、上海の国際空港で0時を過ぎようかという頃、ようやく動きがありました。

「本日のフライトはキャンセルです」

その場でクラッカーと飲み物が配られ、「え、どうしたらいいの?」と立ち尽くすことに・・・。

この時期のプーケットはそもそも日本人がそこまで多く行かないみたいで、今回のフライトでも数える程の日本人しかいませんでした。
なので、偶然その場にいた日本人に話しかけて状況を聞いてみたところ・・・「私もよくわからないけど、どうやら航空会社がホテルを用意したらしい」とのこと。
※日本人かどうか見分けるには手にしているパスポートを見れば一発です。

結局、預けた荷物をもう一度受け取り、全員バスに乗せられることになりました。

「このままどこかへ拉致られるんじゃなかろうか。。。。」

そんな不安をよそに、バスは霧とライトで意外にもきれいな上海の夜の闇に溶けていったのです。

東方航空が用意してくれたホテル

chinahotel

バスに30分~1時間は乗っていたでしょうか。
高速道路を降り、なんとなく栄えた市街に出たと思いきや、そのままホテルに到着しました。

プーケットで宿泊するはずだったホテルに比べたら全然高級ではないですが・・・そこそこ悪くないホテル。

「とりあえずここで寝て、明日の朝また空港へ向かいます」とのこと。

ただ・・・その「明日の朝」が何時なのかもわかりません。
特に中国語がわからないので、本当に不安なまま一夜を過ごすことになりました。

翌朝7時頃に部屋の電話が鳴り、用意されていた朝食を頂いてチェックアウト。
そのままバスに乗せられて、再度プードン国際空港へ向かうことに。

何度も言いますが、言葉がわからないので・・・このときは本当にわけもわからずバスに乗せられて連れていかれただけ。
結局宿泊したホテルがどこなのかもわかりませんでした。

・・・この写真でホテルや地名がわかる方がいたら教えていただけると幸いです。

激怒する中国人

pudon2

プードン国際空港に着き、三度目となるフライトチケットを受け取ります。
その時点での時間が9時過ぎでしたが・・・チケットに記載されている出発時間は7時50分とのこと・・・!

結局は、前日の夜からこの日の朝までフライトは遅れに遅れていたわけですね。

そのままそこで待ち続け・・・12時を過ぎたころ、同じ便に乗る予定だった中国の人がついに空港の係りの人に激怒しました。

実はその激怒していた中国の方が少しだけ日本語を話せて、いろいろと助けていただいたのですが・・・よくよく話をきくと、どうやらフライトが遅れていたのは天候のせいではなかったんだそう。
当該航空機の故障によるものだったらしいです。

なるほど・・・だから、自分たちが乗る便以外の飛行機はバンバン出発していたんですね。
おかしいと思った!

結局搭乗が開始されたのは13時30分ごろ。
全員が乗り込んだところでなぜか機内食が配られ、その約1時間後に出発となりました。

プーケット着

その後は特に問題なく、4時間半のフライトを経てプーケットに到着。

元々は前日の夜中1時ぐらいには着いていた予定のプーケット。
その約17時間後の18時に到着したわけです。

ちなみにこの時、プーケットの空港まで迎えのサービスをお願いしてたんですが・・・当然その会社への連絡手段もなかったため、2日分のキャンセル料を請求されることになりました。

せっかく安いチケットを選んだはずなのに、結果的に高くついてしまったのです。

おわりに

この旅の経緯を書くことで、

「中國東方航空絶許!」

なんていう気は毛頭ありません。
むしろ、ホテルを用意してもらったり、対応はありがたかった。(・・・のかな?)

飛行機に乗せられて、出発前に機内食が配られるのにはビックリしたけど。
でも機内食にハーゲンダッツがあったり、そういったサービス面は良かったと思います。

ただ!!一つだけ言えるのは、

「二度と上海乗り継ぎは使わん!」

と思った、ということです。

中国東方航空がどうとかいう話ではなく、僕らが中国語を理解できず・・・何かあった時のコミュニケーションが取れないと思ったから。

なので、今後プーケット旅行に行く際にはバンコク経由を使う事になるんじゃないかと思っています。

おしまい。

   

 -

      2018/10/30

スポンサーリンク