いまさら聞けないビールの常識|「エール」ってなに?どんなビール?
2016/07/29
クラフトビールが日本でも徐々に注目されるようになってきました。
おかげで最近いろいろなところで「エール」という言葉をよく聞くようになりました。
でもこのエールって、いったい何?
僕は昔、友人にそう聞かれた時、
「フルーティなビール」と答えていましたが、
あたりなようで、ちょっとハズれた回答ですw
エールビール=フルーティなビールではない!?
僕は、そんじょそこらの人間が、
飲み比べたり香りを嗅いだりしただけで、
100種類以上あるビアスタイルを当てられるとは思っていません。
ソムリエの域ですよねー、よく知らないけど。
なので、フルーティな香りがするビールと出会うと
「おっ、エール」って言っちゃいがち。
もし、僕以外にもそう思う人がいるのなら、是非試して欲しい。
アメリカの有名なクラフトビール、「サミュエルアダムスボストンラガー」を。
少し高めの温度(10℃ぐらい)で冷やして、必ずグラス(またはジョッキ)に注いで、
その香りを嗅いだら、僕ぐらいのにわかビールファンなら「エールですね~」って言っちゃうからw
サミュエルアダムスボストンラガーは、その名の通り「ラガー」です。
アメリカから旅行で帰ってきた人が「うまいビールがあった」って話すと、数年前まではだいたいこれでした。
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エールとラガーの違い
じゃあ、エールとラガーの違いって何よ?っていうと、
ビールの原材料の一つである「酵母(イースト)」の違いなんです。
もともと、ビールの発祥は「エール」からでした。
エールに使われる酵母は、高温で発酵し、発酵時間が短いという特徴があるので、
設備が整っていない時代でも作れた為です。
その後、冷却設備などが出来てからは低温で発酵し、発酵時間が長い酵母、
つまりラガー酵母を使ったビールも造れるようになったというわけです。
(ちなみにエールを上面発酵、ラガーを下面発酵とも呼びます)
ビールの歴史って、すっごい長いんですよ。
なんか、メソポタミア文明とか、そういう時代から続いているんです。(うろ覚え)
そう思うと、冷却設備が出来てから生まれたラガーって、
エールに比べたらまだまだひよっこですよ。
そう思うとエールはニワトリというわけですw
エールビールの特徴
前述の通り、エールビールといえばラガーに比べて「フルーティ」と言われます。
また、ラガーよりも、少し高めの温度で飲むのが美味しい飲み方です。
高めの温度で飲む事で、より香りが際立ち、味わいの奥深さも楽しめるからです。
ただし、ここでも勘違いしてはいけないのは、
ラガーにも奥深いものはあります。
例えば「ボックビール」なんかがそうです。
一度オーストリアの「サミクラウス」を飲んでみてください。
「ラガービールはスッキリ爽快!」という概念を崩してくれますので。
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おわりに
なんとなく、エールビールについてわかっていただけましたでしょうか。
エールビールは、ラガーに比べて「古い」ビールで、
原材料の一つ、「酵母」が、高温短期間に向いたもの、というくくりのビールでした。
どちらかといえば、確かにフルーティな感じもしますが、
ラガーにもフルーティで奥深いビールは存在しているので、
それだけでたかを括ると失敗しますw
ビールのフルーティさは、僕はどちらかというと
ホップの香りで表されるフルーティさの方が強烈なんですよ。
アメリカのクラフトビールの柑橘系の香りなんか、めちゃくちゃフルーティですから。
だから、僕ぐらいの鼻とか舌の持ち主じゃぁ、せいぜいホップ香の嗅ぎ分け止まりだろうというわけです。
補足
ビールのスタイルについて知りたければ、
藤原ヒロユキさんの著書がわかりやすいです。
僕はこの2冊を穴のあくほど読みましたw
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とくに「知識ゼロからのビール入門」は、
実際にビールを飲みながら読んで、読みながら飲んでを繰り返せば
そこそこ詳しくなれる内容です。
他にもこの著者の本を何冊か持ってますが、すごい知識量に圧倒されます。
本当にビールが好きなんだなぁと思わされます。
もし、ビール造りに興味があれば、木内酒造さんのBOPがオススメですよ!
自分のオリジナルビールが造れる木内酒造のBOPをやってきた時の話
2016/07/29









