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「大人になればビールは旨くなる」と思っている人が勘違いしていること。

 - ビールのこと

      2018/12/19

beer

ビールを初めて飲んだのは、僕の記憶の中では7歳ぐらいのとき。
毎日美味しそうに飲む父を見て、せがんで一口貰った時のことは忘れません。

「なんでこんなに苦いものを、あんなに美味しそうに飲んでるんだろう」
「コーラの方が絶対に美味しいのに!」

そんな僕も大人になって、美味しいビールの飲み方を知り、「ビールが美味しいってこういうことか」というのを知りました。

一方、世の中には大人になってもビールを飲めない人もたくさんいますよね。
それ自体は悪いことでもなんでもないとは思うんですけど、「ちょっと待って!」と思うことがあります。

それは「大人になったらビールは美味しくなるもんだと思ってたけど、全然苦いね」と言っている人、ちょっと違うよ!ってことです。

誤解のないように言っておきますが、大人になったってビールは苦いです。
正直「美味しい」と言っている人も「苦い」と思っています。

あれが苦くないんだとしたら、ただ単に味蕾が死んでるだけ。
そもそもビールの原料となる「ホップ」が入っている以上、苦くないわけがない。

でも、その苦みにも段階があるし、苦みの感じ方にも「違い」があって・・・そういうのを楽しんだうえで「ビールをおいしいと感じる飲み方」があるというだけなんです。

そこらへんについてちょっと語らせてもらおうと思いました。

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 美味しいビールはなにが違うのか?

僕は以前、自分が運営する飲食店でビールを提供していました。

当時の常連さんの中には「ワインも焼酎も好きだけど、ビールだけはダメ」という人もいたんです。
でもそういう人たちから「ここのビールはおいしい」と言わせた経験があります。

それは特別な魔法を使ったワケでもなければ、無理やり言わせたわけでもありません。

では他所のビールと何が違うのか?というと、「ビールのクオリティ」と「飲むときの環境」が決め手だったのだろうと思います。

ビールのクオリティ

まず、ビールは同じ銘柄の商品だったとしても、提供するお店によってクオリティに差がでるものです。

例えば同じスーパードライを飲んでも「A店の方がB店より美味しい」と感じることがあるのですが・・・これは気のせいではありません。
もっというと、同じ店で飲んでも日によって違ったり、注ぐ人によってクオリティが変わったりするんですね。

しかもその差というのが「舌が肥えたプロだからわかる」というレベルの差ではなく、素人が飲み比べてわかるような差だったりします。

なぜそういうことが起きるのか・・・その答えは何か1つの項目で決まるものではないのです。

まず開栓前のビール樽の保管方法、開栓してからの日数に温度管理、注ぐときのガス圧、ビールサーバーの清掃具合、液体と泡の比率、グラスの形状、グラスの温度・・・etcetc…

これらが複合的に絡まりあって、美味しいビールを作っているんですね。

逆に言うと、美味しくないビールを提供している店はこれらのどれかが(またはどれもが)欠けている状態・・・というわけ。

実際にビールが飲める大人になって、ビールを美味しいと感じている僕でも「ここのファミレスのビールだけは許せない!!」というものがあるぐらいです。

飲むときの環境

ビール自体のクオリティと同じぐらい、飲むときの環境も大切です。

たとえば、キンキンに冷えた麦茶を飲みたいのは、真夏の炎天下を歩いてきたあとですか?それとも真冬の枯れた散歩道でしょうか。

人間の味覚なんて、その時その時の環境に応じて簡単に変化します。
ビールを飲むのにも適した環境というのがあるんです。

外気や喉の状態だけではありません。
誰と一緒に飲んでるか?どんな気分で飲んでるか?なども影響します。マジで。

自分が好きな人が作ってくれた料理って、なぜかめちゃくちゃ美味しかったりするじゃないですか。
友達と笑いながら食べる食事って、やっぱり美味しいですよね。

逆に、同じ食材・同じ調理方法だったとしても、見るからに不潔そうな人が作った料理を虫が湧いているようなお店で食べなければならない・・・となったらマズそうですよねw

現に僕は、子供の頃に祖父に叱られながら食べたウニのお寿司が「なんの味もしなかった」のを覚えています。

美味しいビールは複合的なもの。

つまり美味しいビールというのは、ビールそのもののクオリティや、その時の環境に左右されるということです。

じゃあどうしたらいいの?というと、安い居酒屋とかファミレスとかで、自分の好きでもない人(会社の上司とか)と飲んでる場合じゃないんですよ。

そういう状態のビールを飲んでウマイのマズいの言うのって、和牛のシャトーブリアンとオージーのサーロイン比べてるようなもんでしょ?

ビールってだけで何でも一括りにしちゃダメってこと。
ビアマイスターがいるようなお店で、喉をカラッカラにしたような状態で一回上質なピルスナーを飲んでみて欲しいです。

おわりに

だからといって、美味しいビールを知らないことは罪ではないですし、無理に飲むようなものでもありません。
最近は僕もめっきり弱くなって、ジョッキ一杯も飲めば気持ち悪くなっちゃうぐらいになりましたw

「知りたいという好奇心があるけれど苦くて飲めない」という方は、「クオリティと環境を変えてみると全然違うよ」というお話でした。

繰り返しになりますが、ビールは苦いです。
苦くてあたりまえ。醸造過程でホップが大量に入っているから。

なので、ビールを飲んでコーラを飲んでいるような美味しさを感じることは絶対にありません。
※発酵させる前なら結構甘いんですけどね~。

なんだろう・・子供って転んだら泣くじゃないですか。
でも大人って泣かないですよね。

でもでも、痛くないか?と言われたら、ぶつけたところも心も痛い。
けれど、泣かないわけです。

かといって、ものすごく我慢しているのか?っていうと、そんなこともない。

ビールの苦みもそんな感じかもしれないです。
苦いけど我慢するほどでもなくて、場合によっては美味しい・・・みたいな。

追記

さらにいうと僕らが知っているビールって、数多く存在するビアスタイルの中の1種類でしかない・・・ということをご存知でしたでしょうか。

最近はクラフトビールも盛んになってきていますので、「このスタイルなら飲めるけど、こっちは飲めない」みたいなのもあるかもしれません。
たとえばアルコール度数が14度もあって紹興酒みたいなビールとか、フルーツが入ってて美味しいビールとかありますからね!

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