こういうのをグルメバーガーっていうんじゃないの | BURGERS / Paul Gayler
2020/05/05
以前コストコで衝動買いした本です。
サブタイトルに
と書いてある通り、「えっ、これもバーガーって呼んでいいの!?」とワクワクする一冊です。
内容は簡単なHistoryとHow to make、
あとは「これぞグルメバーガー!」と言わんばかりのバリエーションを持ったバーガーレシピたちです。
載っているレシピについて
掲載されているハンバーガーのレシピは
- The ultimate burger with ‘the works’
- Classic all-American burger
- Bloody Mary burger
- New Mexican burger
- Steak tartare burger
- Barbecued oyster burger
- Barbecue ranch burger
- Big Apple deli burger
- Rumpsteak burger
- Spiced Mediterranean burgers
- Beet burger
- Fillet burger rossini
- Trattoria burger
など、独創的なハンバーガーだけで20種類。
その他にチキンバーガーやツナバーガー、付け合わせやソースのレシピなども。
フライドポテトのレシピも嬉しかったです。
個人的にはFillet burger rossiniというフィレ肉+フォアグラなバーガーがなんともモダンでグルメな感じで好きでした。
ハワイのBurgers on the Edgeで出会ったパリジャンともまた違った感じなんですね。
死ぬまでにもう一度食べたかったフォアグラ×和牛バーガーの「パリジャン」
あとはThe Ultimate burgerなんてのも興味深いですよね。
男子脳を揺さぶってくる感じですw
付け合わせとしてのフレンチフライやソースなんかのレシピも載っていて、もうこれだけでお腹いっぱいなバーガーレシピブックです。
グルメバーガーについて
僕は常々日本のグルメバーガーというものに疑問をもっていました。
なんか、どこのハンバーガーを食べてもだいたい同じというか。没個性というか。
やってもヒッコリーにしてみたり、ベイクドアップルを入れてみたりぐらいの差で、
なんか「うわ、すっごいグルメ!」と言えるような物には出会えなかったように思います。
でもそういう感覚をひっくり返してくれるような発想って、やっぱり海外から入ってくるものなんでしょうね。
というか、日本人がやったら「パチモン」になるようなものも、なぜか彼らがやれば「新しい」というものになるから仕方ないのかもしれないけれど。
”グルメバーガーの定義”なんて決めてないで、こんな感じのバーガーを作って食べてみたら世界が広がって面白いと思います!
おわりに
僕は当時やっていたお店用に購入していろんなやつを試させてもらいましたが、
どれも見てるだけでワクワクしました。
そういう意味では個人の趣味だけでなく、ハンバーガーを提供しようと思っているお店さんにも使えそうな一冊です。
同じような本で以下2冊もありました。
僕は未読ですが参考までに。
2020/05/05