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スケアリーストーリーズ怖い本2 恐怖のひき肉ソーセージ(死んだ男の手首)読了!

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ついに!

30年来のトラウマを克服いたしました!

【ポプラ社文庫】「死んだ男の手首」が読みたい【売ってない】

↑小学生の頃に読んだ「死んだ男の手首」です。
この時の記事にも書きましたが現在は絶版で。

ただその原作「More Scary Stories to Tell in the Dark」は2020年に「スケアリーストーリーズ 怖い本2」として発売されていました。

今回読んだのはそのバージョンですが・・・大丈夫だった!
小学生の時、あんなに怖くて仕方なかったお話が、ぜんっぜん平気になってた!

・・・というわけで、感想です。

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感想の前に—原作タイトルとの比較

さて、感想を書く前に、「恐怖のひき肉ソーセージ」が「死んだ男の手首」だったのかどうか、原作タイトルと一緒に比較してみたいと思います。

MORE SCARY STORIES to Tell in the Darkは全4章、28編で成り立っていました。
以下、「原作」「死んだ男の手首」「恐怖のひき肉ソーセージ」の順に並べています。

第一章

  • When she saw him, she screamed and ran【原作】
  • ひと目みるなり キャーッと悲鳴 あともみないで にげだした!【死んだ~】
  • その男を見ると、みんな叫んでにげていく【恐怖の~】
原作 死んだ~ 恐怖の~
Something Was Wrong なんか不吉な どこかがおかしい
The Wreck 事故車の残骸 こわれた車
One Sunday Morning ある日曜の朝 ある日曜の朝
Sounds 海べの廃屋
A Weird Blue Light 幽霊船 ふしぎな青い光
Somebody Fell From Aloft だれかがマストからおちてきた 空からだれかが落ちてきた
The Little Black Dog リトル・ブラック・ドッグ 小さな黒い犬
Clickity-Clink ちりん ころん チャリン、チリン

第二章

  • She was spittin’ and yowlin’ just like a cat【原作】
  • 女はうなった—ねこそっくりに【死んだ~】
  • 女の人は猫のようにうなり、なきだした【恐怖の~】
原作 死んだ~ 恐怖の~
The Bride 花よめ 消えた花嫁
Ring On Her Fingers 指輪 結婚指輪
The Drum ドラム ドラムをたたく少女
The Window 墓地のみえる窓
Wonderful Sausage ワンダフル・ソーセージ 恐怖のひき肉ソーセージ
The Cat’s Paw ねこの足 猫のあし
The Voice 真夜中の声 ふしぎな声

第三章

  • When I wake up, everything will be alright【原作】
  • 目がさめたら—なんだ、なんにもかわってないじゃない【死んだ~】
  • 目をさましたら、きっと悪い夢は終わっている【恐怖の~】
原作 死んだ~ 恐怖の~
“Oh, Susannah!” おお、スザンナ おおスザンナ
The Man In The Middle まん中の男 まんなかの男
The Cat in a Shopping Bag ショッピング・バッグの中のねこ 買い物ぶくろ
The Bed by the Window 窓ぎわのベッド 窓ぎわのベッド
The Dead Man’s Hand 死んだ男の手首 死体の手
A Ghost In The Mirror 鏡の中の幽霊 鏡のなかの幽霊
The Curse 呪い 呪い

第四章

  • The Last laugh【原作】
  • さいごに—笑い【死んだ~】
  • 最後に笑おう【恐怖の~】
原作 死んだ~ 恐怖の~
The Church 幽霊がバァ 教会
The Bad News 悪いお知らせ 悪いニュース
Cemetery Soup 墓地のスープ お墓のスープ
The Brown Suit 茶色のスーツ 茶色のスーツ
Ba-Rooom! バルーーーン
Thumpity-Thump ガッタン・ゴットン ドスン、ガタン

訳者によってタイトルの表現も違うっていうのはやっぱり面白いですね。
同じようなのもあれば「こっちは直訳なのに、そっちは違うんかーい!」みたいなのもあったりして。

個人的には「死んだ男の手首」の方の、「Sounds → 海べの廃屋」とか「The Window → 墓地の見える窓」、「The Church → 幽霊がバァ」は良かったと思います。
あとは表題の「The Dead Man’s Hand」が「死んだ男の手首」なのも秀逸ですよね。

「死体の手」よりもおどろおどろしい感じがあります。

ちなみに原作および恐怖のひき肉ソーセージは全28編なのですが、死んだ男の手首には「Ba-Rooom!」が収録されていないっぽいです。
まぁ、Ba-Rooom!は原作を読んでも、翻訳を読んでも・・・それが「アイルランドの洗濯女」という曲に合わせて歌う詩なんだということを知っても「なんだこれ??」って感じですがw

本書の感想

さて!実際に読んでみて。
30年越しというのはもう本当に長い月日が流れたんだなーというのを実感させてくれますね。

「そうか、こんな感じだったか」と。
懐かしさよりも、記憶のすり合わせを行っていった感じでした。

この本は「アメリカの都市伝説」的なショートストーリーをたくさんまとめたものです。
原作者のアルヴィン・シュワルツさんも、米国内の子供たちからお話を集めたというようなことが書かれていました。

※こういう怖い話をフーハーズ(Hoo-Ha’s)と呼ぶ、っていう説明も面白かったなぁ!たしかにフゥ、ハァって言いながらみんなで語り合ってそうだもの。

なので全28編には一貫性がなく、バラバラの怖い話をサクサク読んでいくための本・・・というところでしょうか。

ワイのトラウマストーリーは表題と「窓」

僕が子供の頃にこの本を読んで、夜寝られなくなったのは「窓」というお話でした。

[参考]The Window

↑原作はこちらで読めます。(著作権フリーなのかはわかりませんが・・・都市伝説ならOKなのかな)

丘の上に住む少女が窓からふもとの墓地を眺めていると、何やら得体のしれないものを見つけてしまって・・・それが徐々に自分の部屋に近づいてくる、というもの。

当時住んでいた実家は決して「丘の上」にはないですし、部屋の窓から墓地も見えないんですが・・・自分の部屋とこの話をリンクさせてしまって、「ヤツが来るんじゃないか・・・窓から覗いてるんじゃないか・・・」と怯えていたのを覚えています。

あとは表題の「恐怖のひき肉ソーセージ」。
これはまぁ・・・人肉饅頭とか、スウィニートッドとか、その手のお話ですね。

初めて触れたのが9歳とか10歳とかの時だったので、そういうお店が現代にもあると信じ込み、勝手に近所のイタリアンレストラン(個人店)を「人攫い」扱いして怯えてました。

・・・これらの話も不思議と、今読んだら「なんぞこれ」ぐらいにしか思わないというか・・・あの頃はなぜそれがそんなに怖かったんだろう??と思えるもんでして。
まぁ、いろんな経験をして、いろいろ知って、大人になったってことなんだなーとw

たしかに都市伝説

で、今回読んでみて感じたのは「これは確かに都市伝説だ!」というところでした。

たとえば「ふしぎな声」というお話は、日本でいうところの「メリーさん」(またはその派生形の話)なんですよ。

舞台背景こそ日本とアメリカで違いますけど、どれもなんか似たような話を子供の頃に聞いたような気がします。

こういうのって、結局のところ「世間は危険がいっぱいなんやで」っていうのを子供に教えるためのものなんですって。
「幽霊が本当にいるかいないか」ではなく、夜の暗闇や墓地を歩くとはどういうことか?人に酷い悪戯をしたらどうなるか?などを間接的に知らせてくれてるわけですよ。

世知辛いねえ・・・と思うけど、まぁ人間に限らず、動物が生きていくっていうのはやっぱり甘くないですもんね。

そう思うと、小さい頃からこういう都市伝説などの恐怖小話には触れておいた方がいいのかもしれませんな。

おわりに

というわけで・・・アルヴィン・シュワルツ篇、スケアリーストーリーズの日本語版「恐怖のひき肉ソーセージ」を読んだ感想でした。

ためしに1つ2つの怖い話を小学2年生の息子に読み聞かせたところ・・・やっぱりめちゃくちゃ怖かったみたいです。
なので、僕が子供の頃にこれを読んで怖かったという思い出は本当のことなのでしょう!

こりゃ次は「だれかが墓地からやってくる」の原作となった、SCARY STORIES(→ いばりんぼうをつかまえた)も読まないとな~!

   

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