カテゴライズを制す物がアフィリエイトを制す・・んじゃないかって話。
2019/12/12
「カテゴリー分け」って、すごく難しいです。
アフィリエイトをやっていると、よく「誰がターゲットなのか」がブレます。僕は。
なんでブレるのか?というと、カテゴリー分けが上手く行ってないからだと思いました。
逆を言えば、カテゴリーを上手に分ける事さえできれば、
そのカテゴリーに対してのマニアになる近道となり、マニアになれたら物は売れるわけです。
カテゴリー分けで勘違いしていること
よく「ターゲットは誰ですか?」と言われると、
「30代女性です」とか言っちゃいます。
で、これって全然間違ってることじゃないんだけど、
そういうカテゴリーにくくってしまうと、僕らみたいな個人の手には負えなくなります。
簡単に言うと、ケーキが好きな30代女性もいれば、ケーキが嫌いな30代女性もいるということです。
大手はOK
個人の手には負えなくなる、と書いたとおり、
大手さんはそれをやっていいんです。
何故なら、資本力が違うから。人手もたくさんあるから。
だから逆に小さいカテゴリーに分けちゃうと、リソースが余っちゃうんです。
例えば雑誌を考えてみてください。
あなたが一度でも買った事がある雑誌って、中身の全ページがまるまる100%面白い内容だったでしょうか。
おそらくは、その中の数ページとか、数コンテンツ(特集)とかがハマっただけで、
残りの記事は惰性で読むか、最悪はパラパラっとめくって終わったかだと思います。
大手さんは、より多くの読者を得る為に、広いターゲットに向けた雑誌を作る必要があります。
そして広いターゲットに向けて宣伝を打っていく事ができるし、そもそも大手だという信頼があるので売れていきます。
個人の場合
個人の場合は、僕みたいに1人でやっている場合は特に、
情報を得るリソースも1人分、記事を書くリソースも1人分です。
より多くの人を満足させる情報を得て、それを記事として展開していくには敵(競合)が強すぎます。
同じフィールドで戦っちゃダメなんです。
だから、「30代女性」なんかでくくっちゃダメ。
そもそも30歳と39歳はもう興味も生活も別ですからね。
カテゴライズはもっと自由だと思う
じゃあどうやってカテゴライズするのかというと、
「ケーキには興味があるけれど、犬には興味がなくて、結婚には興味があるけれど、ファッションには興味がなくて・・・あっ、これってユウコじゃん!」みたいな。
特定の友達を想像したらわかりやすいんじゃないでしょうか。
その友達が200%満足するようなマガジンを作ってやる!って気持ちになると、
カテゴライズはもっと自由なんじゃないかと思えました。
もちろん人は一人一人違いますから、ユウコが興味ある事がエミも興味あるとは限りません。
でも、ユウコもエミも友達だし、共通する部分は近いんじゃないでしょうか。
例えば「30代女性」が気になるジャンルを「仕事、ペット、スイーツ、旅行、漫画、恋愛、ファッション、音楽」に分けた場合、
ユウコは「音楽、スイーツ、旅行、恋愛」に興味があって、
エミは「ペット、スイーツ、旅行、恋愛、ファッション」に興味があるとしたら、
3のジャンルがかぶる、みたいな。
そんなメディアを作ることができたら、旅行の広告や恋愛の広告が生きてくるはずです。
アフィリエイトの場合
僕は以前バストアップ関連グッズのサイトを作っていた際、
ターゲットは「胸を大きくしたい人」なんて考えていました。
だから記事の粒度もジャンルもバラバラ。
胸を大きくする事に関しては統一されているんだけど、サプリを紹介したりクリニックを紹介したりしていました。
でもターゲティング、カテゴライズはもうちょっと狭いはずなんですよね。
胸を大きくしたい人に向けた記事を100記事書くよりは、
「サプリを使ってでも楽に胸を大きくしたい人」に向けた記事を100記事書いた方が内容が濃くなりますし。
じゃあ「楽に胸を大きくしたい人」が他に興味を持つことは何?って考えたら、
「なんでラクしたいの?」ってところから想像つきやすいです。
でも単に「胸を大きくしたい人」だと、ちょっと絞り切れないかな・・と。
おわりに
最近自分でもこのブログのカテゴリーを見てて違和感を感じて、
「カテゴリーってもっと自由だよな!」と思ったところから、この考えに至りました。
もうちょっと上手に説明できると良かったんですが・・ちょっとよくわからないって方は、
もう一度雑誌の話を思い出してみてください。
あなたは、「30代男子向け雑誌」を読みたいのか、「あなた向け雑誌」を読みたいのか。
「30代男子はロレックスが好きだよね。あとSUVに乗りたいよね。子育て大変だよね。出世したいよね。」
なんて言われた時に、「そうそう!30代男子ってそうなんだよ!」って言えるのかどうか、みたいなところです。
2019/12/12