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優生思想は生物の正当な進化の証かもしれない

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優生思想という言葉をご存知でしょうか。

簡単にいうと「優れたものだけが生き延びれば良い」という考え方です。
ナチス時代のドイツ政権なんかがソレに近かったんですかね?

で、これは一般的に「よくないもの」とされています。
なぜなら、たとえば生まれつき心や体に障害がある方などを差別することに繋がってしまいますからね。
(優れていないというわけではなく、ハンデがあるという意味でね)

また、筋肉少女帯の踊るダメ人間でも歌われていた通り、”優れていない人間”をどんどん焼いていけば、最終的には自分が焼かれることになるのです。どんな優れた人間だったとしてもw

なので「優れているものだけが生き延びることができる」というのはおかしいんですよ。
あくまでそれは「有事の際にシェルターに入れる人間を決める」というレベルの基準にしかならないような気がします。

・・・が!!

人類の進化というのを考えた場合、実は少なからず「優生思想」が働いているのではないか!?と思ったので共有いたします。

人類は優生で進化してきたのでは!?

そもそも「進化」のおさらいなんですが・・・多くの人が勘違いしがちなのが「鳥は飛びたいと思ったから羽が生えた」みたいな進化方法です。
実際はそうではなくて・・・たまたま羽みたいなのが生えた群衆がいて、おかげで脅威から逃れることができたヤツらの遺伝子が受け継がれた・・・というのが正解っぽいんですよね。

※もちろんその答えは「神のみぞ知る」ですが。。。

逆にいえば、鳥の祖先に誰も羽っぽいのが生えてきてなかったら、ヤツらは進化も何もなくそこで絶滅していたわけです。

では人間の進化とは何だったのかというと・・・「知恵」ですよ。
たまたま二本足で行動するようになって、道具を使えるようになったことから、他の動物に比べて賢くなって。そのおかげで生き延びる確率が高まった、と。

僕らはその遺伝子を受け継いでいるんですよね。

※これも逆にいえば、人類の祖先で賢くなかったヤツらは脅威に太刀打ちできず死んでいったんだろうなって。

知恵があるからコミュニティで生きられる・・・!

んで!
人間は知恵があるからこそ、文明を起こして産業を発展させることができたわけです。

食物を蓄えたり、家畜を育てたり、服を着たり家を作ったりして寒さから身を守るなども知恵の産物。

さらに言うと、これらは一人の力では成しえなかったと思うので、「集団で生活をする」ということもまた人間の進化に必要なスキルだったのかなと。
つまり金八先生の教えじゃないですけども、人というのはその漢字のように支え合って生きてきたわけです。たぶん。

となると・・・コミュニティにおいて「支え合い」が出来ない人というのは、本来「邪魔」なんですよね・・・。

だってみんなは支え合って生き残っていきたいわけで。
そこに支え合わない人が紛れてしまうと生き延びれない可能性が高まるんだもの。

コミュニティは優生思想である

ゆえに・・・人には殺し合ってきた歴史があるのだそうです。
要は同じコミュニティ内でも「あいつ邪魔だな」ってヤツを間引いてきたってわけ。

例えばなんですけど、みんなで育てた畑を荒らす無法者がいた場合。
その人を一人消してしまうのと、村の多くの人が食べるのに困るようになるのとでどちらを取るか?と言われたら・・・一人の邪魔者を排除した方がいいじゃないですか。

そうやって支え合いができる同士で生き残ってきた・・・という遺伝子が今の人間にも残っている可能性があるわけですな。

・・・これって優生思想そのままだと思うんですよ。
知恵の発達から、「コミュニティで支え合うことができる」という優れた能力を持った層だけが生きのびた、っていう。

こうやって、人間に限らず生物というのは「優生」という事実のうえに成り立ってその命を紡いできたんじゃないのかなーと。(あくまで妄想)

おわりに

なんでこんなことを考えるようになったのかというと、先日息子が「イヤなヤツはこの世からいなくなったらいい」というような発言をしていましてですね。
僕も概ね賛成なんですけども「あ、これ優生思想だなー」と思いまして。

それを良しとすべきか悪しとすべきか悩んだ・・・というのがキッカケです。

まぁ、ここではこう書きましたが、結局のところ「弱者を守れるのもまた人間」なのでね。それこそ共生ですし。
優生思想ってのと邪魔者を排除するってのは必ずしもイコールではないのかもしれませんがががが。(おもろい)

   

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