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審査員からも漂う「M-1は漫才の大会ではない」感!【M-1グランプリ2024大会の感想】

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M-1グランプリ2024!終わりました!
今年も面白かったです!

これが終わると「一年の終わり」を感じるようになって久しいですね。

さてさてワタクシ、今年はギリギリに予想させて頂きましたが・・・

見事!今年もハズレましたw

でも令和ロマンさんは納得の・・・!という感じでしたね。
決勝1組目であれだけ会場を沸かせて、最終決戦でも全然違うネタを持ってきながらも、さらに会場を沸かせるって・・・すごかったなぁ。

個人的には真空ジェシカさんの「武田よく寝た」の件が今大会では一番面白かったですw
(あと最終決戦のネタの度胸もすごかったですねwww笑い飯さんのマリリンモンロー思い出したわ、、、)

さてさて!!
今回の大会を見ていて感じたことなんですが・・・!

数年前のマヂカルラブリーさんの「漫才か否か」という論争があったじゃないですか。
あれを受けてなのか、審査員さんたちにも「M-1は漫才の大会ではない」感があるのかなー?と。

今日はそんなことを書かせて頂きたく。

M-1と言う舞台で勝つということ

ちょっと今、番組を観ながら書いてるわけではないので一言一句間違いなく引っ張り出せるわけではないんですが、、、
今回の大会でちょいちょい「M-1という舞台においてはー」というような発言が審査員から出てたと記憶しています。

一番覚えてるのはダイタクさんの審査の時ですかね。
「漫才としての完成度は高いが、M-1という舞台で戦うには弱かった」みたいな。そういう評価があったかなと。

で、これすっごい僕は面白くてですね。
M-1っていうのはそもそも、若手に向けて開かれた「漫才のコンクール」だったわけですよ。
当時はやっていた「K-1」にならって、MANZAIのNo.1ってことでM-1と名付けられたんだと認識しています。僕は。

なので、そういうルーツを考慮するならば、「いかに面白かったか」というよりも「漫才として優れていたか」に審査基準が置かれるべきなのかもしれません。

・・・が!

今日日のM-1はそうではない、と。
完成度の高い、既知の漫才を極めたところで勝てる大会ではなくなっているわけです。

つまり「漫才のNo.1」なのではなく「M-1という競技のNo.1」を決める大会だということなのかなと!

トムブラウンは漫才か否か論も無意味

であれば、前述のマヂカルラブリーさんの件もそうですし、今回のトムブラウンさんのネタに「漫才か否か」を問うているのはもはや無意味というかw

立川志らく師匠が「マイクを挟んでネタをやっている」とか「布川くんがルンバになってもマイクの前から動かなかった」とかで「漫才性」を強調されてましたが、もうそういう次元の話じゃないんでしょうね。
だって優勝した令和ロマンさんだって舞台を端から端まで使ってましたしw
(なんだったら数年前の霜降り明星さんだってそうだったよなー)

じゃあM-1という競技での戦い方が何なのか?っていうと、きっと「審査員を攻略できるか否か」っていうところなのかなと。

これはお笑いのターゲット論「誰を笑わせるのか?」というところに通ずると思ってまして。

お笑い芸人のターゲッティング。いったい誰を笑わせたいと思ってネタを作るのか

たとえば若手の漫才師さんたちだと余裕で「ポケモン」を「みんなが知ってるもの」としてネタにぶっこんで来たりしますけども、50歳前後の審査員だとまだまだ「わからない」のほうが多かったりするわけですよ。
一方令和ロマンさんの「保健だより」の件なんかは、わりと広い世代に通ずる「あるある」だったかなー、とか。

そういう「この審査員に『参った』と言わせるにはどうすればいいか?」というようなところが戦い方のポイントになってくるんじゃないかと思いました。

※事実、会場のお客が笑っているということよりも審査員基準で「茶の間に通じてるかなぁ?」みたいなのが点数に響くってこともありましたし・・・目の前の客を笑わせるだけが「勝つ方法」じゃないんだろうなー

お笑い賞レースも「ターゲティング」を思わせられた、M-1グランプリ2023感想

↑・・・って去年の感想もこんなんでしたw

おわりに

まぁ、そういうわけで。
M-1っていうのは既に「漫才の大会」を超えた、新しい次元のコンクールなんだろうなーと。
そんなことを考えさせられた2024年大会でございました。

これはR-1とかThe Wでもずっと言われてきてたことですけどね。
なんていうか・・・審査の基準がね、曖昧なんすよねw

そもそも「笑い」という、優劣の付けづらいものに無理矢理「勝った」「負けた」ってやるわけですから・・・難しいんだとは思いますが。

※先日のThe Wでも、会場の笑い云々よりも「現役のお笑い芸人審査員から見て、ネタの構成が優れていたか否か」みたいなところで評価されてる芸人さんがいましたしねー。

ま、ま、とにかく今年もありがとうございました!
これで無事、年が越せそうです。(笑ってはいけないも復活してほしいよー)

   

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Comment

  1. poncha2016 より:

    Mー1なぁ。

    まず、敗者復活戦のMCで、齋藤飛鳥(さいとうの字が違ってたらごめん)ちゃんが上手で、テレビ局からアナウンサーにスカウトされないか心配になりました。

    で、本編。

    おもろかった。

    ひきのいい阿部一二三くんのおかげで、前半にTVメジャーな芸人が続くというミラクル。TV局はてんやわんやだったことでしょう…

    見続けたかったんですが、9時には、毎週見ている端島(軍艦島)のドラマの最終回があったのでチャンネル変更。ドラマに感動しボロ泣きしました。

    • kaketayo より:

      poncha2016さん

      コメントありがとうございます!

      アナウンサースカウト、いいじゃないっすか!
      モー娘。からアナウンサーになった子がいましたよ、そういえば。

      >前半に

      ほんとほんと・・・あれはビビりました。
      ただ、後半組からも最終決戦進出が出ましたし、一応「盛り上がりが偏った」というようなことはなかったかなと!

      >ドラマの最終回

      しゃーないっすw
      M-1はTVerでも見れるっぽいので、続きはそちらで!(真空ジェシカの最終決戦だけでも!)

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