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お笑い芸人のターゲッティング。いったい誰を笑わせたいと思ってネタを作るのか

お笑いのツボは世代間でズレます。
もうこれは仕方のないこと。

なぜ世代間で笑いのツボはズレるのか?

先日、EXITの兼近さんが、最近の若い子には「わら半紙(ばんし)」が通じないという話から

活躍している芸人たちが例えるのがドラゴンボールだったりするからなんですよ。昔の芸能人の名前で。プロレスとか。プロレスとかマジ意味わかんなかった

[出典]Yahoo!ニュース

と言っていた・・・という芸能ニュースを観ました。

そう、もう若い子にはドラゴンボールもプロレスもわからないんですよね~。
いや正確には「それを知るのがダルいから、そうまでして笑えなくてもいい」みたいな感じかもしれない。

で、僕はこの話から「お笑い芸人におけるターゲッティング」というのを考えさせられました。

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ターゲッティングの観点からは間違ってないと思う

兼近さんが言ってたことって、ターゲッティングという観点からすると間違ってないと思うんです。

「若い子をターゲットにするなら、若い子が興味を持つ話題にしないとダメ」っていうのは本当によくわかる。
だから政治風刺みたいな話題になればなるほどおじさんたち・・・いや、おじいちゃんたちのウケが良くなるわけですし。

綾小路きみまろさんがやる「オバちゃんいじり」みたいなのも若い子には絶対通用しないと思うんだけど、ターゲットであるジジババにはドッカンドッカンウケてるわけですよね。

なので若い子がとっつきやすい話し方や、若い子が興味あることを題材に持ってくれば、若い子の支持を得やすいっていうのはあると思います。

ターゲットを狭めすぎてもダメ?

ただ!!

たまに漫才とかで、すっごく狭いターゲットの話題をしている芸人さんっていうのがいるんですよ。
今回の件でいうと「『鬼滅の刃』のネタとかを入れればいい」って話だったんですけど、僕はそれすらも危ういと思ってるんです。

鬼滅の刃は言うまでもなくビッグタイトルなんだけど、かつてのドラゴンボールとか、あとはドラえもん、サザエさんなどに通ずる知名度はないわけですよね。
「若い子にはウケる」って言っても鬼滅を読んだことがある人が8割とか9割とかいるわけじゃないじゃないですか。

これが仮に「鬼滅の刃のイベント」でやるネタなんだったらドッカンドッカンなるかもしれないけど、「お笑いのイベント」なんだとしたら・・・果たしてそれ、みんな知ってる??って思っちゃうんです。

知ってても知らなくても面白い、が最強

そう思うと「普遍的にみんなが知っている事をネタにする」っていうのが一番なんですよね。
いわゆる日常のあるあるっていうか。

それこそドラえもんやサザエさんみたいに「詳しくは知らなくても、なんとなくは知ってる」っていう題材だったらある程度いけると思うんです。
「いやドラえもんの手かーーい!」みたいなこと言われたら、あの丸くて白い手が思い浮かぶわけじゃないですか。

なるべくならそういうほうが「わからん」ってなる人を減らせるのかな~って。

これとかね。
※冒頭の話題だとドラゴンボールやプロレス、わら半紙にUNOが「みんなが知ってる」の位置からズレた・・・ってことなんでしょうけども。

でも本当のことを言うと、その題材になってるネタを知ってても知らなくても面白いっていうのが最強なんですけどね!

ロビタを知らずとも笑えたメムメムちゃん

先日、ジャンプ+の人気漫画「悪魔のメムメムちゃん」にて、手塚治虫「火の鳥」に登場するロビタの衝撃的なシーンのパロディがありました。
ぶっっっっちゃけ!今のジャンプ+の読者にしてみたら手塚治虫先生なんて古くって、きっとロビタなんて知らないって人のほうが多かったんじゃないかと思うんです。

じゃあロビタを知らない層がそのパロディを見て笑えなかったのか??というと、全然そんなことはなくて。
知らない人でも面白い、知っている人なら余計に面白いという内容に仕上がっていたんですね。

前述の鬼滅の件もそうですが、そのネタが「鬼滅の刃を知らない人がみても面白い」のであれば何の問題もなく、「鬼滅の刃を知っている人ならもっと面白い」っていうのが最強なんだろうなと。(超難しいんだろうけど!)

お笑い芸人が笑わせたいのは誰?

んで・・・僕が疑問なのは「お笑い芸人さんが笑わせたいのは果たして誰なのか??」ってことなんです。

それこそターゲッティングの話で、「お笑いには精通してない一般層」なのか?「お笑いに貪欲な層」なのか?

きっと「テレビのバラエティ番組をゆるっと見ている視聴者」だったら前者の方が多いのではないでしょうか。
なのでゆるいネタというか・・・「ひっかかりやすい」ヤツをやれば知名度なり好感度なりが上がりやすいのかなと思われます。

でも同じバラエティでも「ネタ見せ番組」とか、あとは普通にお笑いライブとかだったら・・・観る人って「わざわざお笑いを選んでいる人」じゃないですか。

こういう「お笑いに貪欲な層」の人だったら・・・自分が知らないことがネタになっていた場合、(そしてみんながそれでウケてた場合)気になって仕方ないと思うんです。

「え、これはいったい何が面白いんだろう??」
ってなってわざわざ調べちゃう、みたいな。

なぜなら、その層の人は「もっと笑いたい」はずだから。
自分にその知識さえあったなら、もっとそのネタが面白く感じられたわけでしょ?

お笑いに貪欲な層っていうのは、もうお笑いジャンキーなんですよ。ある意味依存症。
もっともっと笑わせてくれ!って思ってます。

そう考えたら、お笑いさんも「これを題材にしてウケるだろうか?」とかを気にしちゃダメで・・・。
自分が「めちゃくちゃ面白い」と感じることなら、「知らない人にはウケないかもだけど、題材を知っている人なら笑い死ぬ」ぐらいの感じで勝負してもいいんじゃないかなぁ?

おわりに

以上、僕が感じたお笑い芸人さんのターゲッティングについてのお話でした。

ちなみに、若い子がターゲットの兼近さんですが・・・

僕みたいなおじさんでも「釈迦祈り散らかして全知全能」とかパワーワード過ぎて大好きだったりw

やっぱすげーなぁ・・・。

   

 -

      2020/05/27

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Comment

  1. ロードランナーK.K. より:

    ポン・ポーーン!!!
    お疲れ様でふ
    難しく考えちゃうのは嫌だけど、笑いって難しい
    ひねりが利いていれば「粋イキ」だけど、ターゲットを絞り過ぎると単なる「イジリ」になっちゃう
    だからと言って、人の顔色を伺いながら狙いに行くのもつまんないw
    思わず笑っちゃうのは、瞬発力があったり、突拍子もない所からの変化球であって、狙いに行く人も受ける側にもそれなりの頭の回転の早さが求められますし
    初めてR-1でザコシさん見た時は衝撃だったなぁw
    好きか嫌いかはハッキリ分かれますけどね
    (オレは大好き)
    サンドさんの安定した笑いも面白い
    世知辛い世の中ですけど、やっぱり多少の「毒」はあって欲しいと思います
    分かる人には分かるっていう、ニッチな隙間をついてくる内容でもいいと思いますけどね
    世の風潮として、満遍なくとか平均的にとかなんてつまんない
    そんなの上手くいく訳ない
    自分の親とか子達の年代とまた感覚が違うんだもの、ツボが違って然りかと
    こんなだからテレビがどんどんつまんなくなって、ニュースしかみないオッサンになっちゃうんだよw

    • kaketayo より:

      ロードランナーK.K.さん

      いきなりポンポーンぶちこんできてるあたりww

      そうですね、難しく考えちゃうと「笑いなのに」ってなっちゃうのがまた難しいところでw
      そういうのを感じさせないでめちゃくちゃ笑わせてくれる芸人さんってすごいなーと思います。

      >狙いに行く人も受ける側にもそれなりの頭の回転の早さが求められ

      まさにこれだと思うんですよね。
      だから「わからないから」つって切り捨てちゃうのは、気持ちはわかるんだけど勿体ないなぁ・・・とも。

      頭を使わなくても笑える、っていうのももちろんアリなので、これまた難しいところではありますがw

      >好きか嫌いかはハッキリ分かれ

      もうこれは仕方ないと思うんですよね。
      全員に好かれようと思ったらタモリさんみたいな位置を目指すしかない気がするしw

      むしろ「誰に好かれて、誰に嫌われるのか」というのを自分で決めておくと楽なのかな~?なんて思ったり。
      「お笑いが好き」って言っている人の中にも、「ネタが好き」って人もいれば「顔が面白いから好き」とかいう人もいるし・・・要はターゲッティングやな!

      >こんなだからテレビがどんどんつまんなくなって

      テレビ番組もなかなか捨てたもんじゃないっすけどね~!!
      でも今は芸人さんもどんどんYoutubeに流れちゃってて、今度はYoutubeがテレビみたいになるのか?とか言われてますね。

      >ニュースしかみないオッサンに

      子供の頃はあんなに興味なかったニュースが、なぜこんなに楽しいのかとw
      それがオッサンになったってことなんだなぁ。