ワイは大人のふりをしているだけである
うちの息子がことあるごとに「まだ子供だからできなくていいもーん」みたいなことを言うんですよ。
で、そのたびに僕は理詰めで「え、じゃあ何歳になったらできるようになるの?」「え、その時になったら突然できるようになるの?」と聞いて、最後に息子が泣いて終わる・・・みたいな感じになってます。(大人げない)
でも・・・思うんですよ。
息子から見たら僕なんかは「大人」なのかもしれないけど、僕だって中身は子供の頃と何も変わってないっていうか。
そもそもうちの母親からしたら僕なんて何歳になっても子供ですからね。こどおじですよ。
なんていうか、「大人のふり」をしているだけなんだよなーって。
大人とはこういうもんだろうと振る舞う
先日、息子の友達が訪ねてきたときにインターホンで対応した僕。
ちょうど息子は出かけてしまっていたので「さっき出かけちゃったよー」と答えたんですけども。
そういや妻が若いころ、友人の家に電話した時に「〇〇ちゃん死んだよ」っていう嘘の対応をされてビックリした・・・という話を思い出しまして、僕も息子の友達にかましてやりゃよかったなと思ったんです。
でも・・・やらなかったの。
なぜかというと、息子の友達に「変なおじさん」と思われたくないからw
おそらく若いころであれば、もっと尖っててよかったと思うんです。
でも世の中が、「大人たるものこうであれ」というのを求めているでしょう?
ゆえに、自分も「大人はこういうもんだ」っていうのを無意識に演じているんだろうなって。
18歳になったから、20歳になったから大人にメタモルフォーゼする、なんてことはやっぱりなくて。
中身はずっと子供の頃と変わらないのに大人のふりをしているだけなのよ!
じゃあ大人ってなんなの?
・・・というような話を息子にしたら「じゃあ大人ってなんなのさ!?」と聞かれまして。
ウーム・・・。
たしかに、、、
年齢が上がれば勝手になるわけでもなく、実際目の前にいる大人が「おれは大人を演じているだけだぜ!」なんて言ってたら、そりゃ困惑しますよねえ。
そう考えると、もしかしたら「大人のふりを出来ているヤツ」っていうのを略して「大人」と呼んでいるのかもなぁ??
そういう意味では僕はしっかり大人なのかもしれない。
おわりに
ちなみに・・・「いい年して大人のふりすらできてないような人」というのも世の中にはいるわけで。
そういう人たちのことを若いころの自分は「大人のくせにあんなことやって・・・」って思ってたんですよね。
ってことは、大人のふりをできてなくとも大人なのであって。
やっぱり大人っていうのは成人式を迎えた人のことを指しているのかなぁ???と思ったとかなんとか、、、そんなお話でした。
追記
経済的に自立しているとか、結婚しているとか、子供がいるとかも「大人」とする基準とは違うと思うんすよね。
だって「親なのに大人のふりできてない人」とかいるもの!
でもさすがにオジサン以降の年齢になれば「僕まだ子供だもーん」は通じないよなぁ。
・・・あれ?「オジサン」の基準ってなんだっけ??
Comment
オトナなんてなーいさ♪
オトナなんてうーそさ♪♪
お疲れ様でふ
オレは中学生位で出来上がっちゃったw
まぁ、ある種の『肩書き』みたいなモノじゃないですかネ
(オレは外出ればリーマンですし、家に帰れば旦那であり親父であり息子である訳で)
オトナは責任を取らされるから大人なのであって、中身や外見の成長具合なんか関係ないとかなんとか
織田裕二が昔ドラマで言ってましたよ
「子供は大人が思ってるほど子供じゃないよ。大人は子供が思ってるほど大人じゃないね。」って
オレは仕事を通してオトナに『させてもらった』と思います
若い衆見てても分かりますよ
顔つきが変わって精悍になってくるんですよネ
ずるいオトナになんじゃネーぞ
ロードランナーK.K.さん
コメントありがとうございます!
男子たるもの中学生にできあがるのよ。
三つ子の魂百までとはアータが言ったことよ!
なるほど大人は肩書きか!!属性ってわけではないんですな。
つまり責任を取ろうとしない人はいくらおじいでも大人じゃない、と。
責任取らなくていいならそれが楽なんだけど、自分がそれを許さない・・・というのが大人なんだろうなー。
>大人が思ってるほど
これは最近すごく自分に言い聞かせてます。
自分が小学3年生ぐらいのときにどう考えていたのか?というのと比べながら息子に接したり。