ブログが書けたよ!

自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

「無痛~診える眼」の最終回は案の定グダグダだった。。。

 -

      2020/05/04

毎週楽しみにしていた「無痛~診える眼」が最終回を迎えました。

一話目はそんなに期待していなかったものの、
中盤に差し掛かるにつれ、どんどん面白くなっていき、のめり込んでいました。

が、

どうも終盤に差し掛かるにつれて雰囲気が怪しくなってきたなぁと思っていたら、
案の定最終回はグダグダな感じに・・・どうしてこうなった。

以下、若干のネタバレ含む感想です。

最終回を迎えて、全体通しでの感想

感想というか、不満だったとこ多めに書いちゃってます。

ミステリー要素は要らなかった

高島先生がストーカー被害にあっていた時、
その犯人が石川一家殺害事件に関連しているかのようなミスリードがありました。

あのあたりから、
「このドラマは『視聴者を騙してやろう』って思ってるんじゃないか?」
って勝手に期待しちゃってたんです。

なので最終回二話前ぐらいまでは、
「イバラ君は実は殺してなかった。真犯人は別にいる」
って思ってたんです。勝手に。

実際真犯人は別にいたにはいたんですけどねw

でもふたを開けてみたらミステリー要素はとくになく、
どちらかというとヒューマンドラマ的なお話でした。

それが悪いというのではなく、
勝手に期待して勝手に裏切られたみたいな感じです。
自分が放火して自分ちが火事ってやつです。

でも石川一家がなぜビニール袋をかぶせられてたのか?ぐらいは答えが欲しかった。。

結局何も解決してない

ヒューマンドラマなのはわかりましたが、
結局のところ犯因症がなんだったのか。
なんでイバラくんは最後犯因症が出ちゃってたのか。
横井さんは何がしたかったのか。
イバラくんは結局先生と逝ってしまったのか。

なんだかうやむやになってしまった感が強いです。

そもそも、当初は「診える眼を持った医者が、犯罪を防げるのか!?」みたいなテーマだったのが、
いつのまにか「痛みとは何か??」みたいなテーマにすり替わっていたのが違和感の原因かもしれません。

原作の内容を知らないので何とも言えませんが、
設定に無理矢理刑事ドラマを入れようとしたけど失敗したんじゃないかとw

自分の意見押しつけ過ぎ

最終回の見どころである、白神先生と為頼先生の対決シーン。
ここもなんだかすごく違和感を感じました。

というのも、「どっちも自分の意見・倫理観を押し付け過ぎ」って思ったからです。

白神先生も為頼先生も、お互いに考え方が違うんだから、
もう粘着しなくていいじゃん、って。

このあたりはやっぱり人間だから、
同じような境遇の人には「この人だけにはわかって欲しい」みたいな感じだったんでしょうか。

だとすると、一代であそこまでの大病院を成功させるに至った白神先生ともあろう方が、あまりにも弱すぎました。

高島先生不運過ぎ

もうギャグか!?ってぐらい、不運続きでした。

でも半分以上は自分が引き起こしていることだし、
それに気づいていないんだから仕方ない。

横井さんペラ過ぎ

正直、このドラマの一番の違和感とも言えたのが横井さんでした。

序盤から謎の女性という感じを醸し出していたのに、
結局あんなオチが待っているとは。。

彼女のキャラがもう少し真相に深く関わってくるのかと思っていました。残念。

警察を無能に描き過ぎw

早瀬刑事もたいがい単純な人間ですが、
その上司や、さらにその上の人たちがまぁ無能に描かれてました。

ドラマじゃないんだからw

って言いたくなるぐらい。
ドラマなんだけど。

最後に為頼先生と早瀬刑事が会った場所はどこ??

ラストシーンで為頼先生が旅に出ることになり、
その途中で早瀬刑事と再会し、言葉を交わすシーンがあったんですが、

・・・ここ、どこよ。

ってのが気になって、あんまり会話が入ってこなかったw

為頼家での食事シーンはすごく良かった

このドラマの一番の見どころはここだったんじゃないかってぐらい、
食卓を囲むシーンは毎回楽しみにしてました。

為頼先生がごはんを頬張るのとか、
何かにつけて「めんぼくない」と言っちゃうあたりとか。

和さんに「いいわよ片づけなくて」と言われて「いいよいいよ(やるよ)」と片づけるも、
自分の茶碗をシンクに置くだけとかw

途中で早瀬刑事も一緒に夕飯食べていくあたりとか、
サトミちゃんも食卓に加わるのとかはすごく良かったなー。

おわりに

結局は僕が勝手にもうちょっとミステリや刑事ドラマ要素を期待しちゃってて、
そこが上手に展開されず、最終的に「痛みとは?」のヒューマンドラマで終わった事が残念だったなと。

感想としては、ただただそう思うだけです。

ドラマって、最終回が終わると僕は「もうちょっと見ていたかった」という喪失感を味わうんですが、
「無痛」はなんかやりきれない最後だったし、あんまりその感情がわかなかったんですよ。
もうちょっと救いが欲しかったのも事実ですね。

とはいえ、毎週楽しみにしていたのも事実だし、
なかなか楽しませてもらいました。(最終回直前までは)

そして、改めて西島さんや伊藤さんを見て、役者ってすげえなぁー・・・と思いました。
この人ってこんな感じの人なんだろうな、ってのが伝わるというか。

また次のクールで面白いドラマに出会えるのを楽しみにします。

   

 -

      2020/05/04

スポンサーリンク