絶妙にダサく感じてしまったPORTABOOKの出来が気になる
2020/05/02
先日、ポメラから「すげーの出るぞ」と自分からハードルをあげてしまったモバイルノート、
PORTABOOKが発表されました。
たまたま車で聴いていたラジオでは、パーソナリティの女の子が
「えー、これなら私ももっともっとブログを書いていけますね!」って言ってたけど、
それは本人のモチベーションの問題だから何とも言えないところ。
でも、やっぱり新製品はなんだか気になるところなので調べてみました。
見た目の感想
パッと見で思った感想としては、結構無骨だなということです。
最近のデジタルガジェットはすごくスタイリッシュな方向に行ってるじゃないですか。
でもこのPORTABOOKの見た目は、20年前ぐらいのIBMのラップトップを思わせます。
そしてみんなそこはかとなく感じているキーボードのダサさw
それこそひと昔前の「このギミックすげーだろー!」って感じのアイテム感満載です。
それでもなぜか気になっちゃうこの不思議さ。。。
折りたたんだ時に高さが3cmあるA5サイズのノート相当PCって・・・
僕が使ってるキングジムのノートカバーとほぼ同じサイズです。
なるほどこれを持ち運ぶのか。うん、ノートPCとしては便利そう。
ほぼ日手帳を卒業して、キングジムのノートカバーに入学した話
機能面について
まず気になるのは、どうなの?快適に動くの?ってとこですが、
積んでるCPUがSURFACE 3に搭載されてるものと同じなので、そこそこ動きそうな気はします。
とはいえ、タブレット用CPUみたいな部分もあるので、
静音・低電力の代わりに、若干もたつきそうな印象も。
ただそのおかげでファンレスなことや、HDDではなくeMMCなのですごく静かそう。
キーボードの打鍵音も静かになるよう設計されていると聞けば、期待せずにはいられないですね。
HDMI、VGAの各端子がついている点も、ノートPCとしてしっかり使えそうな感じ。
気になる点
こうなってくると気になるのは、
タブレット+キーボードという組み合わせと比べた時にどうなのか?ということ。
もちろんWindows10搭載だから、Windowsユーザーはパソコンを気軽に持ち運べる事になるので
便利には違いないはずです。
でもWindows10モバイル搭載のタブレットと比べたらどうなんだろう?
やっぱりアプリの関係でまだまだこっちの方が便利なのかな。
タブレット+折り畳みキーボード(Bluetooth)とかなら、
もうちょっとスタイリッシュに、もうちょっとフレキシブルな使い方が出来そうな気も。
また、使っているシーンを想像しても、
キーボードが一体化してるわけですから、液晶画面の位置とサイズが使いづらそう。
どうしても首を前に出す姿勢になってしまいそうな印象です。
おわりに
ラジオで紹介していた男の人が
「これがメモとペンに置き換わるわけです」って言っていたけれど、
どうかなぁ・・・と思ってしまいます。
僕はタブレットを同様の使い方で持ち歩いていますが、
やっぱりメモとペンには勝てないなっていつも感じているからです。
最近ようやくメモとペンがEvernoteに切り替わってきていますが、
PORTABOOKを起動してメモを取るような事が果たして簡単にできるのか。
それがタブレットやスマホではなく、ノートPCで可能なのかは疑問が残るところです。
とはいえ、性能も打鍵感も申し分なさそうだし、
一度試してみたいところではあります。
・・・あのキーボードだけはどうにかならなかったのかなぁ。。。
2020/05/02