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M-1グランプリ2021を観た感想!審査員や視聴者のアップデートが必要な時期なのかも

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      2021/12/22

今年のM-1も終わりましたね~!

いやー、面白かった!
面白かったし、優勝も納得できるコンビだったかなと!
(もちろん各々応援している芸人さんが優勝できなかったら「納得いかない」等あるかとは思いますが)

でもまぁ・・・なんていうか、”手数の多さ”だとか”巧みさ”だとかはさておき、単純に会場やお茶の間の「沸いた」量が多かったのが今回の優勝コンビだったかなーという気はしますね。
元気があったし、声量も出てたしw

ただ、そんなのもその年の会場の雰囲気とか出場順、審査員の好みとかで簡単に左右されてしまうと思うと・・・本当に難しい大会なんだろうなーと。(優勝予想なんてできるわけがないw)

それとは別に、審査員やら僕ら視聴者のスタンスやらで今回思うところがありましたのでメモメモさせてください。

M-1に大御所審査員は必要なのか!?

そう、これです。

たぶん、多くのお笑いファンが感じていることなんじゃないかと僕は勝手に想像しているのですが、、、
要は「上沼恵美子枠」「オール巨人枠」ですよ。あれ・・・必要なのかな?と。

いままでだとそこに島田紳助さんとか西川きよしさんとか、中田カウスさんとか島田洋七さんとかが入ってましたよね。

まぁ、わかるんですよ。
「M-1のMは漫才のM」ってことで、漫才出身の大御所さんを連れてくるっていうのは。

頭では理解できるんだけれど・・・うーん、本当に必要なのだろうか???

やっぱりなんかちょっとズレてる気がしないでもない

というのも、やっぱり評価基準がちょっとズレてるような気がするというか。
もちろんそもそもお笑いなんてものは正解がないわけですし、その人その人で面白い感性っていうのは違うので色んな人が審査員にいるべきなのかもしれないけれど。

でも・・・なんだろう。
M-1を観ている層とか、M-1に出場する層とかとがっつりズレてるような・・・そんな感じがしました。

ま、今年に始まったことではないのだけれどw

それゆえなのか、それとも今年はそれが顕著だったのか・・・
なんか出場者たちも上沼さんとか巨人さんの話を聞く時にちょっと上の空っていうかw

ダメ出しされてもあんまり響いてない感じに見えたのです。

やりたいお笑いのベクトル

今の芸人さんたちも「ダウンタウン世代」とか、その子世代とかだったりするわけで。
つまりは「やりたいお笑い」っていうのが「ダウンタウン以降」のソレだったと思うのです。

要は大御所審査員たちとは系譜が違うというか・・・やりたい方向性が違うというか。

ゆえに、「上沼さんに98点貰っても松ちゃんが89点」と「上沼さんに酷評されても松ちゃんが高評価」だったら、後者の方が嬉しいんじゃないかな・・・って。

(あくまで僕の妄想だけど)

松ちゃんだけじゃなくて、たとえばサンドの富澤さんとか、ナイツの塙さんとか。
自分がやりたい方向の先にいる人達の評価っていうのが重要だったりしませんかね~?

・・・となると、どうなんだろう?
大御所審査員の評価っていうのはいったい誰目線の、どんなメリットがあるモノなのか・・・ちょっと考えてしまいました。

お笑いだけじゃないぜ!

これね、すごく極端な例を出しますけど・・・たとえば若者をターゲットにしたファッションのお店があったとして。

そこにね、昔のファッションリーダーだった大御所タレントさんとかが来てさ・・・「こんな派手なの恥ずかしくて着れないわ~!下品よ!」とか言ったとしても「は、はぁ。。。」って感じだと思うんですよ。

だってそこのお店はそのオバちゃんをターゲットにしてないんだもの。

まぁM-1という大会、番組自体のターゲットが誰なのか??っていうところにもよるんでしょうけれど。
僕はどうしても「お笑い賞レースの最高峰」みたいな位置づけに感じている以上、現役のお笑い芸人やお笑いファンが納得できる審査ってのが必要なんじゃないかなと思った次第であります。

(だから数年前のスーパーマラドーナさんとかとろサーモンさんとかのアレがあったわけでね、、、)

お笑い芸人のターゲッティング。いったい誰を笑わせたいと思ってネタを作るのか

僕ら視聴者のアップデートも必要かも

あと今回感じたのは・・・僕ら視聴者もお笑いの感性が変わっていくべきなのかなぁ~ということです。

どうしてもM-1って、初期の大会・・・2007年ぐらいまでがすっごい面白かった印象があって。
あの頃のネタって今同じヤツを見てもゲラゲラ笑っちゃうぐらいなんですけど、昨今の大会は大爆笑する機会が少なくなってる気がするんですよね。

でこれって笑いの質が低下しているとかそういうことじゃなくて、僕と「最新のお笑い」の乖離というか。
要は「僕が今のお笑いについていけてない」ってことなのかなと感じたのです。

予選審査員も若くなってるらしい

昨今のM-1は予選さえもネット放送等してくれるのでちょいちょい見てましたが・・・とあるコンビのネタが「ヤバい」と一時期話題になってたんですよ。

ヤバいっていうのは「M-1dis的なヤバさ」ってのと、あとは「すっごい面白いのに予選通過できなかった」っていうのを総合した表現だったそうで。
気になって気になってネタを見てみたんですが、、、クッソつまんなかったの。

でもこれをすごく面白いと言っている子たちがいるのも事実なわけで・・・もしかしたらそれが今のトレンドなのかもなぁ~と。

お笑いっていうのは育ってきた環境などによってツボが左右されますのでね。
僕らおじさん世代と今の子らが同じ感性にハマれるとは思えないのですよ。

なぜ世代間で笑いのツボはズレるのか?

んで、どうやら予選の審査って放送作家さんなんかが行っているそうなのですが、最近は若いかたを審査員に採用しているという噂がありまして。
そうなるとやっぱりオジサン世代とは笑いのツボがズレた人が決勝にあがりがちなのかなって。
(敗者復活戦も国民投票なんだから、若い子が多ければオジサンとはズレるのだ)

これは番組や大会が悪いんじゃなくて、最新のお笑いに自身の感性をアップデートできない僕らが悪いわけですからね。(悪くはないけどもw)

だからまぁ、番組にハマらなくなってきたな~とか、最近つまんなくなってきたな~・・・って思う時があれば、それは自分が変わるチャンスなのかも???とも思うのです。知らんけど。

※ちなみに当該のヤバいと言われていた予選の子たちは「吉本じゃないと優勝できない」みたいなことをボヤいたネタをしてましたが、、、今年は見事に吉本じゃない芸人さんが優勝しましたね~w

M-1シニア大会が見てみたい

そこで思うのは・・・若手芸人に絞った大会ではなく、たとえばシニア世代限定のM-1とか、ダウンタウン世代限定のM-1とか・・・そういうターゲットの狭め方をした番組があった方が満足度が上がるんじゃないかな・・・と。

もうね、老若男女問わず家族そろってテレビを囲む時代っていうのは終わりを迎えているわけで。

もっと「見たい人に見たいものを見せる」っていう作り方をした方がみんな幸せになるんじゃなかろうかと。。。

僕だったらアンタッチャブルさんとかフットボールさんとか、ブラマヨさんとかサンドイッチマンさんとかが共演する大会がもう一度みたいですよ!!
(ただこんなの誰が審査すんねんとか、出場者にどんなメリットあんねんとか、ギャラどないすんねんとか、、、いろいろ問題がありそうですが。。。)

おわりに

というわけで・・・M-1 2021を観た感想でした。

ネタに関しては昨年マヂラブさんがぶっ壊してくれたこともあってか、ちょっとブッ込んだ感じのヤツも多かったかなー?って印象でしたね。
でもさすがにどれも面白かったですが!

個人的には・・・金属バット観たかったなぁw

   

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      2021/12/22

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