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ドキュメンタルシーズン11 UNLIMITEDの感想!

Amazon Primeオリジナルコンテンツ「ドキュメンタル」の最新作、シーズン11「ドキュメンタル UNLIMITED」が公開されました~!

今回はUNLIMITEDのサブタイトル通り、参加資格が無制限(=人類ならOK)となったことで、出演者に一人も芸人さんがいないという異例のドキュメンタルとなっております。

「イケメンタル」「女子メンタル」で味をしめたのだとかw

まぁ、言うて「一般枠」ってのはないですから、「イケメンばかりじゃないイケメンタル」って感じですかね。(イケメン揃いだったけどね)

芸人じゃない、参加費いらない、4時間バトルってところ以外は普通のドキュメンタルでした。

・・・が!

これがまた面白かったですね~。
何が面白いって「ドキュメンタリー」な実験部分がうまくいったというか・・・なるほど芸人大会のドキュメンタルは「プロレス(エンターテインメント)」だったのか!というのが知れて面白かったです。

そんなことをツラツラ書いていきたいので・・・未視聴の方はいますぐプライムへ!

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ドキュメンタルは笑いの格闘技と言ったな・・・?あれは嘘だ

さて今回の大会・・・出場者は以下の7名でした。

  • 綾小路翔(気志團)
  • 香取慎吾
  • 上地雄輔
  • 貴乃花光司
  • 高橋克典
  • 六平直政
  • 森内寛樹(MY FIRST STORY)

まさかのね・・・貴乃花親方っていうw

僕は前に「ドキュメンタルは笑いの格闘技」なんてことを書いてました。

ドキュメンタル10 グランドチャンピオン大会を見た感想!これはもう笑いの格闘技だな!

いや確かに貴乃花親方には総合格闘技に出て欲しいと、当時の格闘家ファンは誰もが願ってたと思うんですよ。

でもまさか笑いの格闘技に出るとはwww

というか、冒頭にも書いた通り・・・今回の「UNLIMITED」のおかげで、今までのドキュメンタルは格闘技というよりもむしろ「プロレス」だったんじゃないかと思えました。

芸人さんの覚悟の違いを見せつけられた

やっぱりね、芸人さんたちの間では暗黙のルールみたいなものがあって。
たとえば誰かが「今からボケますよ」っていうフリがあったら、それを受けて立つわけですよw

「そういえばこないだ写真撮ったんですけど~」みたいな唐突な話が出たら「なんかおかしいぞ」ってなるじゃないですか。
で、そこにあるおもしろを喰らって、いかにリングの上で立っていられるか・・・みたいな。

これ・・・まさにプロレスのソレで。
プロレスも大技をかますタイミングってバレバレなので、普通に素人の考えでいけば「かわせばええやん!逃げたらええやん!」って思うんですけども・・・あの人たちはとりあえずその攻撃を受けて、そこから反撃する・・・っていうのがあって。それがすっごい面白いわけです。

セクシー女優が牛乳口に含んでくすぐりに堪える、っていうのも一緒やね。プロ根性。

・・・が!

今回大会だと、せっかくのボケタイミングで裏に捌けちゃう人がいるとか。
みんな勝手にボケ散らかして終わるとか・・・そういうのが多くて。

それが逆にガチっぽい感じがあったかなと。
なのでむしろ今回のUNLIMITEDが格闘技だったのかもしれませんね~!(それかBreaking Down)

※そう考えると、100万円を賭けて勝負に挑んでいるのに、ちゃんと攻撃を真正面から受けに行く芸人さんの覚悟よ・・・!

総合大会になるのならルールが必要

・・・で!!

もし今後、芸人さんやタレントさん、それから一般人なんかも参加するような本当の「総合格闘技」のような大会になっていくのなら・・・もうちょっとある程度「戦い方のルール」というものが必要になるのかなと思いました。

というのも、「笑わない」ということが勝ちに繋がるゲームなので、たとえば誰かがボケるタイミングで逃げ続けていれば勝つ可能性が高まるわけですよね。
「勝って1,000万円獲得する」ということがモチベであれば、そういう勝ち方も許されるのかもしれないです。(格闘技の判定勝ちみたいな)

・・・でも僕らは決して「笑わない人たち」を見たいわけじゃないのよね。
「笑いそうになっているのを堪えている人たち」というエンターテインメントが見たいの。

つまり、きっとドキュメンタルに望んでいるものは「笑いの格闘技」ではなく「笑いのプロレス」なのだ。

そう考えたら、「誰かがボケようとしてたらそれを受けて立つこと」みたいな、芸人さんにしてみたら当たり前のことなんだけど「そこの舞台に立つうえでの最低限のルール」みたいなものが必要なのかなーと。

おわりに

と、そんな感じで今回も楽しませて頂きました!!

まぁー、全体的な笑いの質というか・・・そういったところはどうしても低くなってしまった感はありましたかね。
その辺は「サマソニに芸人がバンドを組んで出場する」みたいな感じに近いと思うので、仕方ないかなー!
(でもAmazonのレビューでは今大会が一番面白かったという意見もありましたし・・・そこの感じ方は人それぞれ!!)

そうそう。何気にマイファスのHIROさんのアシストが輝いてましたね。
最終的に慎吾ちゃんを撃破したのって貴乃花親方のポイントってことになってますけど、あれを裏で動かしてたのがHIROさんって思うと・・・じゃあそういうアシストポイントみたいなものはどうなんだ!?って思ったり。

(HIROさん、お恥ずかしながら今まで存じませんで・・・今回の活躍を見て「やるじゃん!」って好感度があがったんだけど、直後に検索してガーシー砲のソレを見て好感度爆下がりしたとかしなかったとか)

次回大会は是非・・・クラスの人気者とかハガキ職人とかにも参戦して頂いて「いや誰やねん」ってところから笑いに繋げて行って頂きたいな~!!

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