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橘玲著「どうしたらお金持ちになれるの?」を読んだ感想!

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橘玲先生の著書「どうしたらお金持ちになれるの?」を読みました。

これね、妻が「電車で読むにはちょっと恥ずかしいタイトルだね」って言ってたんですけどもw
正式なタイトルは「親子で学ぶ どうしたらお金持ちになれるの? 人生という『リアルなゲーム』の攻略法」でして、本当は後半の「人生という『リアルなゲーム』の攻略法」を学ぶ本なんですよね。
(結果、人生を攻略するからお金持ちになれるよね、っていう)

しかも著者初となる「子供向けの本」ということで。
子供に読み聞かせられたらなーという想いもあって購入した次第であります。

大人はなんとなく知ってる、を子供向けに

子供に読み聞かせる前に、偏った思想の本だったりすると困るので(笑)僕が先に読んだ感想なのですが・・・
たいていのことは、「大人なら知ってる」っていう内容でした。

たとえば「コスパとタイパを理解しましょう」、とか。
「誰かにとって価値のあることをするとお金が貰える」とか。
「自分が自分の世界の主人公であるように、友達も友達の世界の主人公である」とか。
「スペシャリスト・ゼネラリスト戦略」とか。

あとは「ギャンブルをするとお金が減る」とかw

そういうことを日常的になんとなく考えている人なら、この本を読んで新しい発見はあまりないかもしれません。
ただし、その「なんとなく」という部分をしっかり体系的に説明してくれているため、「そうか、普段考えていたことはこういうことだったのか」のように頭がスッキリすると思います。

逆にいうと、そういうところを日常的に考えていない人であれば、かなり「人生というリアルなゲーム」の学びになるんじゃないかなと。
なので、やっぱり子供にとっても攻略法になるわけですね。

僕も新しい気づきがありました

・・・と言いつつ、僕も本書を読んで新しい気づきがありました。

ステージ3に書かれていた「限界効用の逓減」なんかがまさにソレですね。
「暑い日に冷たいジュースを飲んだ時、一口目に感じるおいしさと、十口目に感じるおいしさは同じか否か」というようなことが例に出されていましたが、なるほどなと。
(ポケカなんかも1袋目と10袋目ではワクワク感が違うだろうと思います)

僕ね、趣味ごとでも仕事でも、ある程度まで行くと飽きちゃうんですよ。
これ、飽きっぽい性格なんだろうなーと思ってたんです。

最近「熱烈に欲しいもの」というのがなくなってきた気がする

↑まさにここで書いていた、

僕はもう30年近くほぼ毎日ギターを触っているんですけども、新しいギターを買ったところでその時間が今以上に熱烈に楽しくなるってことはないよなーって。

これなんすよね。

橘さんの話によれば、最初の20%ぐらいの努力で80%ぐらいの満足度は得られるようにできていて、残りの20%の部分っていうのはものすごく努力しないと得られない部分なんだそうで。
これがスペシャリスト・ゼネラリストの話にも繋がってくるんですけど、僕も多趣味器用貧乏と自称している人間ですから、やっぱりたいていのことは20%の努力で80%ぐらいの成果が出せちゃうんです。

そうなると、0から80%までの過程って、すっごい面白いんですよ。
努力したらしただけ、むしろその何倍ものリターンがあって。

でも一度80%を迎えてしまうと、はたとつまらなく感じてしまうというか。
おそらくその先の努力の仕方とか、向き合い方がわからないんでしょうね。

それで次の興味の方へ移ってしまうのです。

これはつまり「限界効用の逓減」だったんだろうなと。

もちろん橘さん的には「スペシャリストであれ」とかを言いたいわけではなくて、これはそれぞれの特性ですよ、と。
なのでまぁ、僕だったらゼネラリストとして社会の役に立てる仕事に就けばそれでいいって話なんですけどね。

多趣味・器用貧乏をポジティブに考えるための3つのこと。…と、向いている仕事について

おわりに

とまぁ、こんな感じで・・・要は「生きるためのヒント」とでもいいましょうか。それがわかりやすく書いてあるので、子供にもオススメ!って感じの内容でした。

YouTuberになりたいとか、メジャーリーガーになりたい、お笑い芸人になりたい!っていう子供さんは特に、一回読んでおくといいかもしれません。
現実主義者の橘先生なので、もちろんその出鼻をくじきにはきますけども、「お前には無理だからあきらめろ」という方向ではなく「努力したものは結果的に(何かしらの形で)報われるで」っていう内容だったりしますのでw

あとは闇バイトに加担してしまいそうな人にもわかりやすい「一発逆転のなさ」とか。
僕も最近よく考えていた「ヒーローテスト(※)」のお話も、子供のうちに知っておいて欲しい考え方かなと思いますね~。

※「君が漫画の主人公だったらどうするのか?」を行動の軸にする、という考え方。

   

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Comment

  1. poncha2016 より:

    ホットウィール、1箱目のワクワク感。

    2箱目のワクワク感…

    3箱、4箱、…

    ワクワク感がおさまらないぞ?

    そうか!そういうしくみだったのかあ!!!!!

    恐るべき、ホットウィールベーシックカーのアソート商法…

    By 中毒患者

    • kaketayo より:

      poncha2016さん

      コメントありがとうございます!

      いやいやwww
      限界効用の逓減、きてないやん!!!ずっとワクワクしてるのすごいって。。。

      僕はあんなブログをやってるにも関わらず、J~Kアソートの頃には「2ndカラーばっかやん」つって飽き始めてますからね毎年。

      • poncha2016 より:

        やっぱり そこなんすよ〜

        カラバリ揃えたいワイが

        そこにいる…

        • kaketayo より:

          poncha2016さん

          なるほどなぁ〜!
          わしゃコンプしたい欲よりも「もっと、もっと新しいものをくれ・・・」という気持ちが買ってしまっているのかもw

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