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ヴィレヴァン衰退とリトルトーキョー量産の話

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00年前後ぐらいの秋葉原はとてもアングラ感があって、「サイバーシティ」という言葉が当てはまるような街だったと記憶しています。

今ほどキレイな街じゃなかったしね。
雑居ビルにあれこれ詰め込まれた感が駅前からしっかり広がってて。

なぜかバスケの3on3コートみたいなのもあってw

とにかくまぁ、僕はあの街にとてもワクワクしていたんです。

今でも多少はワクワクしますけどね。
でもなんていうか・・・あの頃の「アキバに行けば新しい発見がある!」感っていうのが今は薄れてると思います。

それは裏原宿とか代官山とかでもそうなんじゃないですかね。
要はインターネットの普及によって「ここでしか出会えない」みたいなものがなくなってしまったからなのかもしれません。

あの頃のヴィレヴァンはワクワクしたよなー

最近のヴィレッジヴァンガードは勢いがない、というような記事を読みました。

僕自身、たしかに最近のヴィレヴァンにはワクワクしてない部分がありますので、共感したのです。

よく行くショッピングモールなんかにも入ってるので、見つけたら絶対に足を踏み入れるようにしてるんですけども・・・どうもね。
「うおおお、こんなアイテムが!!」みたいなものには出会えず、買い物をせずに出てしまうんですよ。

それこそ、どこにでも売ってるようなものばかりが並んでる印象で。
「ここじゃなきゃダメ」って感覚が薄いんですな。

もちろん自分が成長してしまった、丸くなってしまった・・・というところもあるんでしょうけども。
やっぱりインターネットの普及ですよね。「このグッズ、Amazonでも買えるよな」みたいな。そういうがっかり感を味わって帰ることになるのです。

尖ってねーのよ

曰く、ヴィレヴァンはある時期からPOSレジを導入することで「売れ筋」を図るようになったそうで。
つまりは「客を選ぶ店」ではなく「客から選ばれる店」に方向転換したっぽいんですよね。

誰にでも売れるアイテムっていうのは、誰にも喜ばれないアイテムだったりすんのよな。

ヴィレヴァンってもっと「こんなん売ってるの、うちだけっしょ?尖ってるっしょ?」みたいなところがあったと思ってて。
だからこそ価値があったというか、ワクワクできたんですよね。たぶんね。

なんとなく今はそれが薄れてしまったのかなぁ。
(新春福袋とかは未だにトンガリまくってますけどもw)

リトルトーキョーばかりじゃ飽きる

まぁ、そこはもうお店の方針とか、規模によってどうにもできない部分ってのがあると思うので、「もっと尖っていけよ!」みたいなのは筋違いなのかもしれませんが。

ただ今の時代って、どこの企業もビビりまくってるというか・・・他所がやった成功体験ばかりを真似してる感じがするんですよね。
ゆえに、CM見ても同じような商品ばかりだし、全国各地に同じようなテナントが入ったショッピングモールが増えてるし、そんなの飽きるに決まってんすよ。

何を買っても、どこへ行っても代わり映えしないんだもの。

安芸高田市の市長だった石丸さんも言ってました。リトルトーキョーばかり作ったって、そこに人は集まらないって。
これはまぁ、まちおこし的な視点だからちょっと今回の話とは違うかもしれないけども・・・でもなんか、わかるでしょ。

東京は東京だから価値があって、そこに行かなければ体験できないことがあるからはるばる出かけるわけで。
地方にそれぞれ「東京みたいな街」があっても、地元の人以外はわざわざそこに行こうとは思わないんですよね。

おわりに

今は一番の地元である「インターネット」において、ほぼすべてのものが手に入ってしまう時代です。

ゆえに、実店舗っていうのは如何に「インターネットではできない体験」というのを演出するか?というのが重要なのかもしれませんな。

※それが何なのか?は各々考えてもらうとして。。。

   

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Comment

  1. poncha2016 より:

    ヴィレヴァンなあ、たしかに。

    いちばん行かなくなった理由は、まさにそれ。

    昔は「ヴィレヴァンならあった」で行ってたのに、「ヴィレヴァンに来たのにない」でしょんぼりして帰る・・・が続いたもんな~

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