別所温泉「玉屋旅館」さんに宿泊!食事やお部屋、温泉街の様子やお土産などの紹介
先日、長野県へお邪魔させて頂いた時に、上田市は別所温泉の「玉屋旅館」さんに宿泊させて頂きました。
[参考]玉屋旅館
高齢の母と小学生の息子を含めた親子孫三代での利用でしたが、とてもよかったです。
旅館の雰囲気や周辺の情報について記しますので、今後別所温泉へ行かれる予定がある方は参考にしてみてください。
玉屋旅館さんの感想
玉屋旅館さんは別所温泉の端の方に存在しています。
別所温泉は温泉街自体がそこまで大きいわけではなく、玉屋さんも客室数は多くありません。
そのため、ロビーも上の写真のとおりこじんまりとしています。
※ロビーの奥には小さな土産物屋スペースがあって、我が家は信州のお土産の90%をここで買いましたw
お部屋は全室2015年にリニューアルされているということでとても綺麗でした。
特に我が家が旅館を選ぶ条件の一つに「虫が出ないこと」というのがあったのですが・・・もちろん季節柄というのもあるかと思いますが、その類を見かけることすらなかったです。
(他の旅館さんのレビューでは部屋にg・・・ゴホンゴホン!!)
なんか掛け軸なんかもあったりして、ちょっと上質な雰囲気もありましたね~。
ちなみに、旅館のホームページでは和室にベッドが置かれているような空間がドーン!と掲げられていますが、あれはもっといいお値段するお部屋の様子でして、、、
僕らの客室では普通に、食事中にお布団が敷かれている仕組みになってました。
これはこれで旅館ぽくていいよな!
食事は別室(個室)にて
旅の楽しみの一つ・・・食事!
そう、僕はもう食事が本当に楽しみで仕方がないのだ・・・。
玉屋さんでは「大部屋バイキング形式」のような食事ではなく、各家族、各団体ごとに個室の部屋が割り当てられて、そこで食事をするスタイルになっていました。
こんな感じで、ちょっとした小料理屋の御座敷に通された感じですかね~。
ふすま一枚隔てた向こうには他のご家族が食事をされてて、ちょうどいい喧噪もあって・・・良かったなぁ。
特に小さなお子さん連れとかだとこういう場所の方が安心できるかもしれませんね。
料理の方も夕飯は「女性だと食べきれないかも?」というぐらいのボリュームでした。
信州の食材を使ったものや、地元の料理を中心に、クオリティ高めの食事といった感じでしたね~!
特に僕らの家族から大好評だったのはこちら!
「信州プレミアム牛の温石焼き」です。
まぁもう言わなくてもわかる。美味しいヤツや。
ちょっとサシ多めなのでね、おじさんには4枚でちょうどいい感じでした。
むしろ僕は野沢菜のおやきが最高だったなぁ・・・。
ほかにも松茸と鱧のおすましとか、あん肝とか・・・すごく贅沢な夕飯でした。
飲み物だけ別料金なので、中グラスの生ビールを頂いてます。たしか650円とかそこらだったかと・・・。
あとは地酒の利きセット(1,100円)なんかもあったので、お酒が強い方は試してみるといいかもです。
僕は舐める程度に頂きましたが、次の日の予定を考えなくて良ければもっと楽しみたかったw
子供の食事もこんな感じで・・・なかなかワクワクする仕上がりになってました。
ただねー・・・これって何歳までこういう食事なんでしょうね?
「子供」ってくくっちゃうと、たとえば小6にもなってこれじゃちょっと不満だろうし・・・難しいやね。
(現に小1の息子は自分だけ違うメニューだったことにブーたれていたのである!)
もちろん朝食も豪華でした。
夕飯に比べてしまうとちょっと・・・ってところはありましたが、満足です。
お風呂について
お風呂は写真が撮影できないので文章だけでの説明になります。
とりあえず男女ともに室内と屋外の温泉がそれぞれついてます。
で、僕らが行った時は時間で男女を入れ替える仕組みになってたので、時間をずらせば計4か所のお風呂を楽しめる形。
お風呂自体は小さく、洗い場も全部で5か所ぐらいしかなかったかな。
ちなみに今は感染症対策で、一度に入浴していい人数を5名までと制限しているため、少ない人数でゆっくり入れたのは良かったです。
・・・ただ、先客がいた場合はいつ出てくるかわからないままに脱衣所の外で待ち続けることになるのが、、、問題点ですな。
※とか言いつつ女性の方に団体で入浴している人たちがいて7名とかになってたけど。
温泉を楽しみに行きたい方は(というか別所温泉に行く時点で目的の大半は温泉だと思うけどw)温泉街に外湯がありますので、それを利用するのも手です。
玉屋さんでも外湯のチケットを1枚配布してくれて、旅館のすぐ目の前には外湯があったのですが・・・僕らは使いませんでした。
その他のホスピタリティ
お風呂からあがってすぐのところには無料のマッサージ機がありました。
そこでゆったりされている方も多かったです。
あとはロビーの横に、囲炉裏を囲むカフェスペースがあるんですよ。
で、そこにお茶やらコーヒーやらのセルフサービスコーナーがありまして。
僕らはこれがめちゃくちゃ重宝しました。
特に個人的にはエスプレッソマシンですね~。
だってカフェモカとかワンタッチで淹れられるんだから。
お風呂上りにここで冷たいカフェラテを飲んでから部屋に戻る・・・みたいなのを楽しませて頂きました。
あとは女性限定ですが、いろいろな特典がついています。
かわいい浴衣が無料で借りられたり、部屋にはちょっといいアメニティがあったり。
それから、こんな時代なのでスリッパも自分が使っていたものがわかるようにシールを貼るなどの工夫もありました。
とにかく過度なホスピタリティはなく、至れり尽くせり・・・という感じでしたかね~。
もちろん不満点も挙げようと思えばないわけではないですが、微々たるものというか。いや、ないな。
宿泊した家族全員「この旅館に宿泊出来て良かった」という感想でした。
別所温泉の温泉街について
ちょっとオマケみたいな感じになっちゃって恐縮ですが・・・別所温泉そのものについても触れておきます!
別所温泉は信州最古の温泉と言われていて、なんでも清少納言のお話にも出てくるとかなんちゃらいうアレがあります。
なのでその昔は温泉街としても栄えていたのではないでしょうか。
ただ・・・今はちょっと寂しい感じにはなっちゃってますかね~。
玉屋さんの向かいにあった和泉屋さんという旅館も閉店されてましたし・・・
街自体はこんな感じで趣があるのですが、開いているお店さんも少ないし、人もまばらだし・・・。
草津温泉のような大きな温泉街をイメージすると、ちょっと拍子抜けかも??という感じでしたね。
そうそう、徒歩圏内にはコンビニもありませんでしたので、諸々不便さもあります。
ただまぁ、昔の人達もこうやって温泉を楽しんでいた町だったのかもなぁ・・・なんて想像しながら歩くとなかなか風情があるかもです。
ちなみに温泉街のまわりにはこういうお寺さんとかがいくつかあります。
それらを巡るというのも別所温泉の楽しみの一つかも。
※有名な三重の塔は夕方に行ったせいか入れませんでしたが、、、
あとは本当に少しだけど、こういうおみやげ物屋さんの通りもありました。
こういうのが充実すると、また温泉街も活気が出てくると思うんですけどね・・・卵が先か鶏が先か、、、難しい問題ですな。
※一応カフェやバーみたいなのはチラホラ、、、
別所温泉のお土産について
別所温泉に行ったら買いたいお土産は・・・いくつかありますが、
とりあえず名物なのは「七久里煮」というお惣菜です。
蕗や干瓢など6種の材料を煮込んで作ってあります。
もともとこの辺りが七苦離の里と呼ばれていたことにちなんだ名前になっているそうなので、お土産にはピッタリですよ~。ご飯のお供に。
個人的には旅館の朝食で出していただいたワサビ海苔の方がご飯のお供にはオススメですがw
あとは温泉街ということで
温泉饅頭もいいですね。
上の厄除け饅頭がメインかな?
本当は温泉街をぶら付きながら出来立ての温泉饅頭を食べたりしたかったのですが、今回は叶いませんでした。
もうちょっと早い時間に温泉街を歩かないとダメですね~。(この日は16時近かったので、、、)
それから上田市は真田幸村ゆかりの地ということもあって、いたるところに六文銭の入ったお土産が売ってます。
これも旅の思い出に良き!ですね。
おわりに
というわけで・・・別所温泉の、玉屋旅館の感想でした。
今回は他にも予定があったので弾丸的な旅行になってしまいましたので・・・できれば今度はゆっくり行ってみたいところです。
別所温泉は軽井沢からも足を伸ばせる範囲内ですし、また機会があれば!(言うても新幹線つかって1時間とかだけどw)