絶対に得しないのに、なぜ福袋は欲しくなってしまうんだろうね・・・?
毎年、新年早々なぜか心がウキウキワクワクドキドキしてしまうもの・・・福袋。
あれって、なんであんなに欲しくなっちゃうんでしょうねえ!?
冷静に考えたら絶対に「得しない」ってわかってるのに、我々は福袋が買いたくなってしまうのだ・・・!
福袋はマジで得しない
福袋がなぜ得をしないのか??
それは「中身がわからない」「詰め合わせである」という2点に尽きると思います。
最近では「中身がわかる福袋」とか「福袋の中身が指定の商品一点」みたいなことも多々ありますが、やっぱりまだまだ福袋といえば「何が入っているかわからないドキドキ袋」なわけですよ。
んで、中身がわからなかったり、詰合せである時点で「自分が欲しくないもの」にお金を払うことになる可能性が高いわけです。
昔は今より酷かった・・・
それでも最近は良心的なお店が増えてきたと思いますが、、、
昔は本当に「福袋という名のゴミ袋」みたいな、そういう商品をよく掴まされました。
一番覚えてるのは高校生の頃に渋谷パルコだかどこかで友人と買った某ブランドの福袋。
1万円かそこらだったんですけど、入ってたのが白いスリムパンツに白いタンクトップ(こっちもタイトなやつ)、そしてオレンジ色のサスペンダーの3点でした。
もうね、買って帰って愕然として。
わしゃフレディかと。
お年玉をくれた親に申し訳なくて泣きそうになりました。
福袋に入っていなかったら、安くても買ったのか??
そのブランドの福袋も、結局のところ「中身は1万8千円相当」みたいな。
単品ずつで見れば高額なアイテムだったようで、「元は取れている」のです。
つまり安かったわけ。
でも・・・これ、仮に福袋に入っていなかったら僕は絶対に買ってなかったんですよ。
いくら安くなってても、当時の僕には「着こなせる自信がねェ・・・」みたいな感じで。
つまりは、福袋に入っていなければセールだったとしても買わないようなものなのに、僕は福袋に入っているというだけで喜んで買って帰ってしまったということなのであります。
※ポジティブに捉えるのなら、自分では絶対に選ばないアイテムとの出会いの場とも言えるぞ!
福袋とは・・・お祭りなのである
結局のところ福袋っていうのは「新年買い初め祭」の一環なわけですよ。
「今年も無事に年が明けて、なんだかおめでたいね〜!」って気分が高まっているところに用意されるので、「いっちゃいますか(笑)」とw
そういうのってあるでしょ?
映画館行ったんだから、ちょっと高いけどポップコーン買っちゃおうとか。
旅行先でお土産選んでて「何に使うかわかんないけどキーホルダー買おう」とか。
それなんですよ。福袋って。
もしかしたら大人の場合は「クリスマスから正月まで、子どもたちばっかりいいなぁ!!」っていうフラストレーションの発散場所みたいな感じなのかもしれない。
だから「買うぞ買うぞ買うぞーーー!!」という気持ちに取り憑かれてしまうのだ。
おわりに
そう思うと、福袋はもう中身がどうとかじゃないんだろうなぁ。
なんていうか・・・買うこと自体に意味があるというか。
だって(結果的に、得してようがしていまいが)買った時点でその役目は終えてるんだもの。
欲求は満たされてるわけよ。お祭りを楽しむというような意味の。
だから、「中身を計算してみたら○○円分の商品が入っていたので、○○円得してました〜」みたいなのは大義名分というか。
要は「福袋を買いたい自分のための言い訳」なのでしょうね!
※もちろん中身を見て、心から喜んでいる人もいるでしょうけども!
そういうわけで僕は今年も福袋を買おうか買うまいかモヤモヤした年始を過ごしたわけであります。
追記
「良いものが入ってるかもしれない」っていう、ソシャゲのガチャみたいな射幸心を煽る側面もあるんですかね。
ガチャも2.5%とかのSSRのために100連とか余裕でまわすもんね、、、