6÷2(1+2)の答えは1なのか9なのか?
2022/03/22
表題の件がQuoraで話題に上がっていたので自分でも考えてみました。
答えは「9」となる方と「1」となる方がいると思います。
※数学者の方によれば「計算式に誤りあり」なのだそう。
それぞれのパターンに辿り着く理由と、考え方についてまとめます。
9になる場合
答えが「9」になるためには、まずカッコ内の計算をしてから、順に解いていけばOK。
6÷2×3=9
ということです。
分数にするとわかりやすいですかね?
6/2に3をかけるイメージ。
まぁ、これが一般的なのかな?
でも僕は次の「1」の方だったんですよね~・・・。
1になる場合
答えが「1」になるためには、カッコ内を先に計算するところまでは同じ。
その後、「2(1+2)」をひとつの塊として考えることで
6÷(2・3) = 6÷6 = 1
となるわけですな。
なぜこのようになるのかというと、2(1+2)という表現が「x(エックス)」などの代数を使った時のソレに似ているため。
つまり2(1+2)っていうのは2xと置き換えられるわけで。
x=(1+2)=3と考えれば・・・
6÷2x = 6/2x = 3/x = 1
という風になるのも納得できるのではないでしょうか!?
計算式に誤りありの理由
ただ、これはもうどちらにでも捉えられるわけで。
数学に精通されている方が「計算式に誤りあり」とするのがやっぱり正しいのかも。
そもそも代数表現でもないのに「2(1+2)」のように「×(かける)」を省略してしまうのがおかしいんですよね。
だって・・・「23」と書いてあっても「2×3」とは思わないものね。
なのでもし、試験でこのような問題が出たのであれば・・・
(1+2)を代数と考えるのなら1、(1+2)の前に×(かける)があるのなら9
みたいなのが正解なのかなー??
おわりに
最初に「ほんまや、、、1にも9にもなる、、、!!」と思った時にはすっごいびっくりしましたが、代数で考えてみたり、分数にして計算してみたりすることで自分でも納得できて良かったです。
ちなみに、もし正しい計算式として書き直すのなら
6÷2×(1+2)となって、やっぱり「9」が正解なんですかね。
男の子1人と女の子2人、それが2組います。
あめ6個を分ける場合には1人何個になりますか?
という問題だったら・・・6÷2×(1+2)が「1」になりそうな気がするけど・・・その場合は6÷(2×(1+2))になるか、6÷2÷(1+2)なんだよなぁ。うむん。
2022/03/22