TRICK、金田一、エクソシストの曲の見分け方!!!
先日、テレビで金田一少年の事件簿のCMが流れまして。
僕「あ、トリック」
妻「いや、これは金田一くんでしょ」
というやりとりが行われました。
・・・まぁ、百聞は一見に如かず。
もとい、百文は一聴に如かず・・・というわけでこちら。
似てるわけですよ!曲が!
冒頭のエクソシストの曲を聴いた妻も一瞬「きんだ・・・」まで言いかけてましたから。
これね、ふいにフレーズだけ聴いたらどれがどれかってわからなくなりがちなんですけども、その見分け方を発見したので共有させてください!
拍が違う!!
そう!
その見分け方とは「拍」でした!
どれも不安になるような、いわゆるトラウマ曲なんですが・・・3曲とも拍が違うんですよ。
まず冒頭のエクソシストのテーマ。
映画用につくられたものではなく、Mike Oldfield氏のソロ曲「Tubular Bells」の冒頭部分なんですが、「7拍子+8拍子」っていう変則的なリズムゆえかちょっとおどろおどろしさがありますよね。
次に金田一少年の事件簿のドラマ版第一期(および二期等)で使われていた、見岳章さんの作曲による「The Mysterious Mallets」。
こちらは「7拍子」の曲になっていて、やっぱりやや変則的な感じ。
最後にTRICKのテーマ「Mystic Antique」(辻陽さん)。
これはスタンダードな「4拍子」・・・なんですけど、1拍が3連符になっているのと、曲の始まりが4拍目にあるところでちょっと怪奇な雰囲気を出してる感じでしょうか。(うまく説明できんw)
まとめると・・・
- エクソシスト・・・7+8拍
- 金田一・・・7拍
- トリック・・・4拍
ってところで判断できますので、参考までに!!
おわりに
大学生の頃から社会人なり立ての頃に「曲作り」にハマっていた僕は、一時期7拍子の曲に憧れがありまして。
なんかこう、ちょっと尖っていたというか、「普通と違ったことをやってやろう」みたいな気持ちがあったんですね~。
で、7拍子ってところだけに拘って、いろいろやってみるんですけど・・・全然カッコ良くもならないし、不安定な感じにもならないし・・・っていうのを思い出しました。
逆にトリックのテーマみたいに、4拍子なのに作り方でここまでトラウマ感を出せるのはすごいなぁ・・・とも。
まぁ、ワイにとってのトラウマ曲は「青色のピアノ」なんですけどね。
↑これはワルツなんだよなぁ・・・。
そういうところを考えても、やっぱり拍によって怖さが演出されるのではなくて、そのフレーズ構成だったり、音だったり・・・「どのシーンで使われた曲だったか」だったりっていうのが重要なんでしょうな!
※エクソシストのテーマなんて、エクソシストに使われなかったらただただ普通に美しい曲だったんじゃあるまいか、、、