【ネタバレなし】映画「オールド」を観た感想！

映画「オールド」を鑑賞しました！

前にワイスピの映画を観に行った時に予告編が流れていてとても気になっていたんですよ。
その時の予告編だと「無人島でなぜか子供だけ大人に成長しちゃって・・・」っていう感じで、うまくできてますよね。

実際にはまぁ、そうなんだけど、そうじゃない・・・みたいなｗ

そんな映画「オールド」の感想をネタバレなしで綴らせて頂こうと思います。

・・・まさか主人公が幽霊だったなんて、、、（違う）

映画「オールド」はホラーなのか？

オールドはジャンルとしては「ホラー」に分類されるようです。

ホラーっていうのは「観ている人が恐怖感を覚えるもの」を意味するので、そういう意味ではオールドはホラー映画なんだと思います。

ただ、一般的に想像するような殺人鬼やゾンビが出るような「直接的な怖い描写」による恐怖感ではなく、ジワジワと死が迫りくる恐怖という感じでしょうか。

「いったい今、なにが起きているんだ・・・？」というようなところから主人公たちが足掻いていく・・・サスペンスとかスリラー的なホラーというのが近いかもしれません。

※ただ、謎解き要素みたいなのはないけれど。

子供と一緒に見られる？気まずいシーンは？

さてさて、アメリカ映画というものは得てして「気まずいシーン」というものを入れてくるわけですよ。

日本との文化の違いなので仕方がないんですが、要は「性に対して開けっぴろげ」というか。
僕らが子供たちと面と向かって話すのには非常に勇気がいるような、そういう性的な描写やジョークというのを絶対に入れてきます。

もうハリウッドが「性的描写を1作品に1回は入れること」って決めてんじゃないか？ってぐらいに。

そういうわけで僕はとりあえず一人で鑑賞しました。

結論・・・気まずいシーン、ありｗ

ネタバレになるので詳細は言えませんが・・・「赤ちゃんはどうやって生まれるの？」という質問をぶつけられる可能性がある・・・ということだけ書いておきます！

まぁ、気まずいシーン以前に、人間の死体や殺人シーン（直接な描写はないけれど）、手術シーンというものがありますので、子供には刺激が強いかもしれない点にご注意を。

感想：人生の縮図を見た

最後にようやくワテクシの感想でございますが・・・ネタバレなし！って決め打ちすると感想も難しいですね。

でもこの手の作品って「どういうこと・・・？」っていうのを楽しむものなので、やっぱり最初に視聴する前は「前情報なし」っていうのがベストかと。

僕がこの作品を観て感じたのは「怖い」とかそういう感情よりも、なんかもっと切ないものでした。

なんだろうなぁ・・・そこに人生の縮図を見たというか。
なるほどあの島で起きたことっていうのは、まさしく僕らの人生そのものだったんじゃないか・・・？みたいな。

作品内で起きる辛いこと、寂しいこと、不条理なこと・・・。
それらはすべて僕や家族に起こりうることだし、絶対に避けられない未来でもあるのでしょう。

想像するだけで胸が締め付けられるような出来事も、起きてしまえば結局は受け入れなければならないわけですよ。

うまくいえないけれど、そういう将来への不安っていうのはたしかに「恐怖」でもあるんですが「温かい感情」でもあるっていうか。

そう考えるとオールドっていう映画は「スリラー」でもあり「ホームドラマ」でもあり・・・という感じだったのかなぁ〜と。

おわりに

というわけで、映画「オールド」・・・面白かったです！

なんでもこれ、シックスセンスのナイト・シャマラン監督作品だったんですね。
なるほど、子供だけが成長しているような演出がそういうトリックだったというのもシャマラン監督お得意の、という感じでしたでしょうか。

僕、シャマラン監督ってそれこそシックスセンスしか観たことなかったんですが、以降結構酷評続きだったそうで・・・（ゴールデンラズベリー賞も取ってるらしいじゃん、、、）

こりゃ逆に観たくなってきたなｗ
とりあえずサイン観てくるか！

追記

ちなみにこれ、原作は「Sand Castle」っていうグラフィックノベル（日本でいうところのガロ作品みたいな漫画ｗ）なんですよね。

でもなぜ「Old」なんだろう？
「古い」ってことから「年寄り」みたいな意味合いなのかな・・・？