価値感の差を説明で埋められると思っている人は舐めプかましてる可能性がある
世の中には「価値感の差」があるということを、僕は大人になってから知りました。
それまでずっと同じような考え方で付き合ってきた身近な人が、ここ数年で急に「いや、おれはそうは思わない」みたいに言い出したんですよ。
まぁ、それまでもきっと価値感は違っていたのに、似ている部分だけを照らし合わせて「僕たちは似ているね!」としていただけだったんでしょうけども。
ただ僕はそれに納得がいかず、どうにか説明して価値感の差を埋めようと考えていたのです。
・・・でもそれって実は相手のことを認めようとしていない、つまり舐めてたってことなんじゃないか!?と最近思うようになりました。
価値感を強制しだしたら、それはもう違う
こういうのって自分が直接絡まなければ見えやすかったりするんですよね。
僕も弟と彼の友人のやりとりを見て、すごく納得できました。
その友人くん、「グルテンフリー信者」なんですよ。
昼にパンを食べていた弟に対して「そんなもん食べるなよ」って苦言を呈したんだそうです。
で、その友人くんは延々と「グルテンの何が悪影響なのか」の説明を始めた、と。
・・・いやいやいやw
求めてない、求めてないw
なんていうか、自分が何を信じようとも勝手じゃないですか。
だから僕もグルテンフリー信者自体を否定しようとは全く思わないんですけども・・・それを他者に強いだしたらもう違うと思ってて。
こちらから「グルテンフリーな生活って良いの?」って聞いたんならまだしも。
聞いてもないことに勝手にアドバイスをして、なんだったら相手の価値感を変えてやろう・・・なんていうのは烏滸がましいのですよ。
完全「そっちの人」だった・・・
その彼、残念ながら参政党の息がかかった人だったそうで。
もちろん参政党を支持すること自体は残念じゃないんですけども、チャンスがあれば参政党の街頭演説?勉強会?みたいなのに連れていこうとする、みたいな感じで。
タチ悪いことに「飲みに行こう」つって誘って、行ってみたら参政党の人がいる・・・とかいう感じだったのだとか。
・・・有名なマルチ商法のやり口やんけ!!!
他にも「反ワク派」で、ワクチンを”打たないこと”を強制してくる・・・なんてのもあったそう。
でね、こういうのも全部全部、その人がそれを信じてやまない・・・っていうのは全然かまわないじゃないですか。
それで心の平穏が保たれる部分もあるでしょうし。
ただ、それを他人に半ば強制に推してくるのはやっぱり違うよな、って。
洗脳できるとでも思ってんのか!w
それで冒頭の話に戻るんですけども。
グルテンフリーにしろ支持政党にしろ反ワクにしろ、彼はおそらく完全に善意で言ってくれているのはわかるんですが・・・これってもう価値感の違いなんですよ。
こっちだって完全に真っ白な状態なんだったらまだしも、数十年生きてきて、自分でもしっかり考えられるようになっていて。
そのうえで考え方や感じ方が違う、という状態なのです。
グルテンの件だって、知ったうえでパン食べてんの!
応援する政党だって自分の意思で決めてんの!!
ワクチンだって納得して打ってんの!
大人なので!!!!w
あなた説明できるぐらい賢いんだから、これくらいわかるでしょう!?
それともなんですか、「こいつは無知だから説明すれば洗脳できるやろ」とでも思って舐めプかましとんか!!
おわりに
まぁ、そういうわけで・・・弟はその友人への不信感ばかりが募ってしまい、距離を置くことに決めたそうです。
実際何が決め手だったのかは本人にしかわかりませんけどね。
僕はやっぱり「飲みに行こう」って騙して政治屋のとこに連れてったのが効いたんじゃないかな~と思ってますw
自分だったらその時点で縁切りますね。。。
先日ネットで「8年ぶりに会った友人が一日中公明党の話をしていてすごく悲しくなった(縁を切った)」という話を読みましたが、そんな感じ。
「友人だと思ってたのに・・・利用されたのか」っていう落差がね・・・。
この手の「宗教×政治」の話はいくらでも出てきますよ!w
こないだも子供たちの通学を見守るボランティアしてくれている方が我が家を訪ねてきたから何かと思ったら、まさかの「公明党よろしくね~」でしたからね。ずっちぃな!!
まぁいいや。そういうお話でした!