子供たちの未来予想図でほぼ全員が願っていたことは「平和な世界」だった
先日、息子のクラスの授業参観に行ってきました。
その日の授業は各児童たちが「15年後のわたし」というのを想像してプレゼンしてたんですね。
たとえば「パティシエになっていて」とか「タワマンに住んでいて」とか。
具体的に「子供は4人いて」とか「ゴールデンレトリバーを飼って」「フェラーリに乗って」なんて言ってる子もいました。
いろいろな「自分がこうなりたい」という夢と並列で「こんな世界になっていて欲しい」というのも描かれてたんですが、ほぼ全員が「平和な世界」を願ってたんですよ。
おじさん、それを見てちょっとグッときちゃいました。
みんな平和でいたいはずだよなぁ
各々表現方法に違いはあって、たとえば「喧嘩のない世界」「争いのない世界」「いじめのない世界」などなどだったりしたんですけども、結局のところは「みんなが穏やかに過ごせる世界」ってことだと思うんですよね。
そうだよね、それが理想だよね。
でね・・・たぶん大人もそう思ってんすよ。
むしろ大人の方が、あんまり誰とも争いたくないって思ってんじゃないかな。
子供の頃からみんな平和がいいって思ってて、大人もそう思ってるのに・・・じゃあなんで世界から争いが絶えないんだろう??って。
平和な世界など夢物語なのかなぁ
まぁ、僕は大人なのでその答えはなんとなくわかってて。
たとえば「フェラーリに乗りたい」って子の夢を叶えるためには、その子が争いに勝たなければ無理ってことなんですよね。
それかフェラーリの価値が地に落ちて、誰でも乗れる車になればOKなんですけども。
そうなってしまったフェラーリに憧れを持って「乗りたい」と思えるのかどうかは何とも言えないところです。
とにかく人間の中に「あいつより優位に立ちたい」という想いがある以上は争いが絶えることはないんだろうなと。
あとは生活する上での食料や安全などのパイの奪い合いもありますよね。
(どうしても物資や土地は有限なので)
そう考えると、真の意味で平和な世界なんてのは夢物語なのかもしれません。
永遠のテーマよ・・・
おそらくなんですけど、僕ら大人も、キッズたちも「平和な世界がいいなぁー」と願っているということは、この上の世代も、もっともっと上の世代も、ずーっとそう思い続けてきたんじゃないですかね。
なんだけど、誰もその答えを出せないままだったんじゃないかなぁ。
すごく単純に考えたら、みんなで仲良く暖かい土地に住んで、食糧も土地も独占することなくみんなで分け合えたらいいんでしょうけど・・・どうやらそうはいかないみたいで。
ただ、今はAIも進化してますし、クリーンエネルギーも出てきてますし、昔ほど人間があくせく働かなくても、パイを奪い合わなくてもいい時代が見え始めて来てると思うんですよね。
おわりに
言うて、トランプさんの「アメリカファースト」とかもね、やっぱ「自分たちが優位に立つ」っていうことを公に言ってるわけで。
世界のトップの人たちがまだまだそんなことやってんだから、僕ら一般人に何ができるん?って話ですけども。
※こういうのをもっと世の中の全員で考えて行けたらいいんじゃないんすかね。
息子たちの世代っていうのはウクライナとロシアの戦争や、パレスチナの戦争なんかを目の当たりにしてしまっているので、余計に「平和な世界」を望むのかもしれませんな。