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所有物に思い出をリンクさせたらそれはもはや宝物なんよ

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知人女性の「家にある旦那の所有物を処分したい」という話を聞きまして。

パートナーの所有物を勝手に捨てるなんてのは言語道断でありますが・・・その捨てたい理由を聞いて複雑な気持ちになりました。

その奥様曰く、旦那さんは「所有物に思い出をリンクさせてしまうタイプ」だそうで。
僕もどちらかというと・・・いや、”完全に”そっちのタイプなので、めちゃくちゃ旦那さんに肩入れできちゃうわけですよ。

そんなお話です。

それはただのスクラップではない・・・

なんでもその「捨てたいもの」、ぶっ壊れた家電製品なのだそうです。
要は・・・もう動かないわけですよ。直せば使えるんだろうけど、そこにあってもただのオブジェというか・・・漬物石というか文鎮というかetc…

たとえば「映らなくなったテレビ」「冷えなくなった冷蔵庫」等々、普通はぶっ壊れたものなんて基本は新しいものに買い替えて、その際に古いものを処分しますわな。

ただ、その旦那さんにとってはそれが「初任給で買った思い出の品」だということで・・・。
わかるわぁ~!!!ww

初めてのお給料で憧れの商品を奮発して買ったあの感動よ・・・。

思い出がリンクすりゃ宝物なのよ

「これはあの時にゲットしたんだよな」という想い出と共に所有してしまっている物は、その人にとってはとんでもない宝物なのです。

そりゃ奥さんなど他人にとってはただのガラクタ、スクラップでしょう。
だってそこには思い出がリンクしていないんだもの。

だけど本人にとっては、その所有物を見る事で思い出すシーンなんかがあったりするわけよ。

そう思うとその宝物はもはや自分を構成する一部というか。
一種の「アイデンティティ」だと思うんですよね。

安易にアイデンティティを捨てろというのは「魂を殺せ」ってことですよ。

君は「家族に言えない趣味」があるか—!?

↑岡田斗司夫先生からの受け売りですがw

機能するかしないかではない、価値があるか否かでもない

思い出とリンクしたアイテムっていうのは、それ自身が機能するか否かなんていうのは問題ではなくて・・・ただそこにあることに意味があるわけです。

当然、資産価値なんかもなくてもいいんですよ。
いくら初任給で奮発して買ったとしても、今の時代にその当時ほどの価値があるものなんて・・・コレクション品でもない限りはなさそうですし。

なんだったら常に目の届くところになくてもよくて。
ちょっと思い出した時に確認して「あったあった・・・」ってなれたらそれでいい、みたいなw

そう思うと写真みたいなもんなのかなー。

※モノによっては大きなサイズになってしまうので、そりゃパートナーにとっては邪魔なだけの存在になってしまうのもわかりますが。。。

おわりに

とまぁ、こんな話を妻としてましてね。

「ちゃんと飾ってあるとかだったらわかるけどさー」なんて言われたんですけど、そういうことでもないんだよなぁw
積みプラ、積みゲーと同じ感じというか・・・僕でいうとミニカーとか漫画とかもそうなんですけど「持ってる」っていうことが大切なのであって、それがリビングに飾ってあろうと押し入れにしまってあろうと同じこと・・・というか。

パズルのピースと同じなんですよね、それが自分を構成する1パーツなんだから、やっぱり欠けてしまってはダメなのだ。

ただ、「どうせ押し入れにしまってあるだけなんだから、いつのまにかなくなっていたとしてもわからないでしょ」と言われればその通りでして。
ふと思い出して「あれどこにあったっけ・・・?」とならない限りはシュレディンガーのアレみたいなものなのであることも自覚しているのだ。

   

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Comment

  1. poncha2016 より:

    こんにちは。
    更新お疲れ様です。

    それにしても
    捨てられない、エロ本の山よ・・・

    リンクリンク

    • kaketayo より:

      poncha2016さん

      こんにちは!コメントありがとうございます。

      あ、それもリンクしてんすかww
      「これは初めて買ったやつ・・・これは河原で拾ったやつ・・・」みたいな??