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マルハニチロのプーパッポンカリーが、「おまっ、想像で作っただろこれ!」ってレベル

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      2017/08/09

僕はタイ料理が大好きなんですが、
中でも一番好きなのが、カニのカレー炒め・・そう「プーパッポンカリー」なんです。

バンコクのソンブーンというお店がまだ出来たばかりのころ、
新メニューを考案していてカニをカレーソースで炒めていたところに卵を加えたら・・みたいな生い立ちを持つ料理です。その歴史50年ぐらい。

「辛い」と思われがちなタイ料理の中でもマイルドで、タイ料理が苦手な方でも美味しく食べられるんじゃないか?ってぐらい素敵な料理です。

そんなプーパッポンカリー。
妻がたまたま寄ったスーパーでこんなのを見かけました。

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マルハニチロの冷凍食品シリーズの、「プーパッポンカリー&ライス」です。

実は以前に他のメーカーのレトルトを買ってきてハズレを引いていたことからも期待していませんでしたが、今回のは想像の斜め上をいくプーパッポンカリーでした。

マルハニチロ・アグリブランドのプーパッポンカリー

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レンジから出てきたプーパッポンカリーはこんな感じ。
もうこの時点で嫌な予感しかしませんw

なんだろう、天津飯にカレーをかけたような、そんな感じの見た目です。
僕が知っているプーパッポンカリーは、もっと「カレー炒め」であって、「カレールー」ではありません。

実際に食べてみると予想通り、これは「カレーカニ玉」でしたw

もう正直に言ってほしい!
開発担当者もGOを出した人も、プーパッポンカリーを知らなかったんだと!

昔、おおひなたごう先生の漫画でピザを知らなかったヤツが一生懸命想像して、鼻脂とかを駆使してピザを作ってたのを思い出します。

とはいえ、僕が知っているプーパッポンカリーだけが正しいプーパッポンカリーだとは限らないし、
もしかしたらこういうのもプーパッポンカリーなのかもしれません。奥が深いです。

ちなみに、僕は「カレーカニ玉だ!」と叫んでしまいましたが、
プーパッポンカリーだと期待しなければこれはこれで絶妙に美味しい冷凍食品カレーでした。
また食べたいか食べたくないかで言われたら食べたいぐらいに。

2016.4.4追記

おおひなた先生の作品を確認したら、新河原崎超一郎の2巻でした。

ピザを知らなかったヤツは悪の組織のボスで、しかも鼻の脂はピザ作りには活かしてなかった。
色々記憶がごっちゃになっていたことをお詫びします。

おわりに

今回の商品名が「プーパッポンカリー&ライス」で、
サブタイトルが「カニとたまごのカレー風味炒め&ライス」。

これが曲者だと思うんです。
もしネーミングが

「プーパッポンカレー&ライス」

これだったら誰も傷つかなかったんじゃないかと。

日本ではまだまだメジャーじゃないプーパッポンカリー。
「プーパッポンカリーってこういうもの」ってなったら怖いなと思いつつ、
「台湾まぜそば」みたいに日本で独自に進化していくというのも、これからの時代にもまだまだあるのかな・・なんて考えさせられた商品でした。

 

   

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      2017/08/09

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