「ブログのネタがない」は、楽しようとしてるだけ!?ブログに書けることを考えてみた
2018/12/07
ブログを毎日書こう!と意識すると必ずブチあたる壁があります。
それは「ネタがない」ということ。
読者がそれなりについてくれるようになると、その読者の期待に応えたいという気持ちが強くなり、しょーもない投稿はできないと思うようになるわけです。
読んでくれる人が友達だけだったら「今日は風が強かった・・・ブログを書く気がしない。。。」みたいな一言だけ更新するとかでもいいんですけどね。いや、よくないか。
僕も毎日は更新してないですけど、この1年で何度も「書く事ねええええええ!」って壁に当たり、挫折しそうになっています。
で、なぜこんなことになるのか?と考えてみたんです。
そしたらとっても簡単な答えがでました。
それは「楽しようとしてた」ってことです。
ブログのネタについて
僕がこのブログを始めた時の信念というか、サイトのサブタイトルにもなっているように「自分がやってきたことだけ書く」というのがそもそも「正解なようで間違っている」ことでした。
「自分がやってきたこと」だけを書くのはとっても簡単なんです。
だって、特に調べたりしなくていいし、ただただ自分に起きた事象と感想を書けばいいだけですから。
でもブログは「自分がやってきたこと」しか書けないか?というと、そんなことはないんですね。
むしろ、自分がやっていないことにこそヒントが隠れているんじゃないかと思います。
自分が疑問に思ったこと、知りたいことこそがブログのネタだ!
つい先日僕が投稿した「ピカールなしで鏡面仕上げはできるのか?」はまさにそんな感じのコンテンツでした。
自分が知りたかったから「やってみた」ってヤツ。
こういうことっていうのは、少なからず自分以外の誰かも知りたい可能性があるわけですね。
そうなると検索してたどり着いてくれる人がいるかもしれないし、普段から見てくれている人が「おれもおれも!おれも気になってた!」ってなるかもしれない。
そもそもブログの読者になってくれる人は考え方や生活が似通っている人が多いので、共通の疑問を持ちやすいのではないかと思うわけです。
さらに言えば、読者の方の方が知識が深く、コメント欄にて補足してくれる可能性もあり、その記事の価値が高まることにも繋がります。
なので、自分が疑問に思ったことや知りたいと思ったことっていうのは、ブログにとっての宝なわけですね。
そのうえ「答え」がWEB上になければ激レアだ!
自分が疑問に思ったことで、自分以外の人がWEB上に答えを書いてくれていることというのは、極端な話、自分が記事にする必要はありません。
たとえば僕で言えばこの記事なんかがそう。
[参考]さらばGroove Music。Windows10の不要なアプリを消せる方法
これ、記事中でも参照リンクでそもそも僕が参考にしたページを紹介してますし、そっちを見てくれたら解決する問題です。
なので、人によっては「うんこみてーな記事投稿しやがって!!パクリじゃねーか!!」って思うかもしれません。
ただ、じゃあこういう記事が完全に無駄か?っていうとそういうわけではないとも思います。
タイトルの切り口とかでもターゲットが変わってくるだろうし。(コピペはダメだけど)
ではWEB上に答えがない疑問だったらどうでしょう?
そこはもう、超ブルーオーシャンなわけです。
具体例は以下。
缶スプレーのクリアブルーとクリアレッドでクリアパープルになるの?
僕は模型素人ですが、たまには塗装とかもしてみたいわけです。
そこで手軽に塗装できちゃうタミヤの缶スプレーを買って噴いてみたりするんですね。
でも、塗りたい色って赤とか青だけじゃないんですよ。
たまには紫とかの塗装もしてみたいわけです。(でも紫のクリアスプレーは売ってなかった気がする)
そこで「クリアパープルがないなら、クリアレッドとクリアブルーを噴けばいいじゃない」というマリーアントワネットの言葉を思い出し、検索してみることに。
すると・・・
「クリアレッドとクリアブルー噴いてもクリアパープルにはならないからw」
みたいな回答はたくさん出てくるんですが、実際にどういう理由でどうなるのか?またはどんな仕上がりになるから辞めた方がいいのか?というのが出てこないんですね。(記事執筆時点)
できれば、わかりやすく画像で「クリアブルーにクリアレッド噴いても、こうなるだけだよ!!」っていう失敗例が出てくれば一発なんですけどね・・・。
もしかしたら「いやいや、ホビージャパンに載ってたじゃんw」とかかもしれません。
「エアブラシ使えよ貧乏人w」とかかもしれません。
でも、検索する人にしてみたら「ホビージャパン毎号見てねーからw」って気持ちかもしれないし、「エアブラシ導入するほど本気じゃないんだよな・・・」って気持ちかもしれません。
そういう「ちょうどいいところ」を突いていければ、それはもうブログのネタだよな、と。
堕天作戦のまとめサイトはどこ?
もう一つ例を挙げます。
僕がいま読んでいるウェブコミックの中でも最高に面白い漫画に、裏サンデー(マンガワン)の「堕天作戦」という作品があります。
これがもう、めちゃくちゃに面白い。
というか、センスの塊というか・・・ファイブスター物語に初めて出会ったときのような感覚の漫画だったりするわけです。
で、ファイブスター物語的な・・・と考えると当然人物相関や各国の情勢、用語のまとめが必要なわけです。
突然「メイミョー」とか言われても何のことだかわかんないし。
そこでGoogleで「堕天作戦」と入れてみたところ、サジェストキーワードとしてこんなのが出てきます。
- 堕天作戦 wiki
- 堕天作戦 考察
おおー、やっぱりみんなも知りたかったよね!
と思って検索結果を辿っていくんですが、Wikiも考察も、まとめサイトすらないわけです。(記事執筆時点)
出てくるのは裏サンの情報か、感想を書いたブログのみ。
ってことは、それをまとめる記事というのは、それはもうブログのネタになるわけです。
ネタはあるのに、なぜやらないのか
と、まぁこんな感じにネタはたくさんあるわけです。
自分が生きている以上、疑問に思う事なんていくらでもありますし。
その答えがネット上にないことだって多々ある。
じゃあなぜやらないのか?
これも答えは簡単で、「面倒だから」に他ならないんですね。
たとえば上記の堕天作戦の件でいえば、まず全話追ってキャラクターやら設定やらを調べるのが面倒。
そしてその背景にありそうなことを調べるのが面倒です。
さらにはまとめた記事内容が間違っている可能性や、最新でなくなる可能性を考えると、定期的に内容のチェックをしなければならないという面倒さもあります。
※もっと言えば、よりコアなファンやアンチから非難を浴びる可能性もあるという面倒さも・・・。
ということから、より楽である「自分がやったこと」に記事内容がシフトしがちなわけです。
自分も知らないことを面倒がらずに書く
当然、自分がやったことだけ書こうと思うと、ネタはすぐに尽きます。
というか、「今日はカルビマックを食べました~♪」みたいなのはアーティストとかタレントさんみたいにファンがたくさんついている人じゃなければ、誰の共感も得られないし、誰からも読んで貰えない記事になってしまうわけで、「ネタはあるけど記事として書けないよ・・・」という状態に陥りがちなんですね。
そこから無理矢理ネタをひねり出そうとすると、どうしても否定的な記事を書いてしまったりもします。
肯定的なことよりも否定的なことって書きやすいんですよね・・・なぜか。
でも否定的な記事を書けばそれなりに批判されるので、叩かれる覚悟が必要です。
ホリエモンみたいに「えっ、その人味方だったじゃん!!」って人にまで噛みついていける精神力があればいいですが、僕みたいにメンタルよわよわ星人はやるべきじゃありません。
といったところから、「自分が知らないこと=他の誰かも知らないこと」として、自分が人柱となって試したり調べたりし、それをまとめるとか、調べた内容に自分の意見を載せるということを面倒がらないでやる!というのが「ネタ」としての正解なのかなと思います。
おわりに
僕は「ブログ用のネタ帳」みたいなのは持っていて、記事が書けない時にはそこを漁ってみたり写真フォルダをしげしげ見てみたりするんですが・・・そういう時って結局どれも書けないんですよ。
で、ふとネタ帳見たら「堕天作戦のストーリーまとめ」って書いてあって。
あれ?なんでこれやらないんだろう・・・と自問自答したわけです。
結局は人の役に立つことを書くなんて、「自分がやってきたこと」だけじゃなかなか難しいんだなと思いました。
2018/12/07