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iPhone 6SのフロントパネルをYPLANG製品でセルフ交換。通算6度目の画面割り。

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      2020/08/15

先日、待ち合わせ場所にいた妻が悲しそうな顔をしていたんです。

「なにがあったの?」と聞くと・・・「iPhone・・・壊れちゃった」とのこと。

・・・やったか。

やりよったか・・・!

iPhoneを割らない為に気を付ける4つのこと

ただ、何を隠そう・・・iPhoneを何度も割り続けている僕ですよ。
これぐらいのことでは驚きません。

妻は意気消沈し、「わたし、家に余ってる(古い)Android使うわ・・・」なんて言ってましたが、こう言ってやりましたよ!

「画面が割れたなら、iPhone XR買えばいいじゃない」

「直せばいいじゃん」って!

というわけで、iPhone 6S用のフロントパネル(デジタイザーセット?)を購入して直したよ、ってお話です。

iPhone 6Sのセルフ修理をしたよ!

その前に・・・そういえば「iPhone 6Sって素人が修理すると文鎮化する(動かなくなる)」って噂があったと思います。
もう何年も前の話だからすっかり忘れてましたが・・・結論から言うと修理はうまくいきました。

なので・・・文鎮化の噂は嘘だったのか、はたまた対応できるようにパーツ側が進化したのかもしれませんね。

※かといってセルフ修理を推奨するわけではないので・・・不安な人はAppleストアへゴー。

さてさて・・・今回僕が入手したフロントデジタイザーはこちら。
白地にYPLANGと書かれている箱入りのアイテムです。

Amazonで上位に表示されていた商品で、評価もそこそこだったのでこれにしました。
販売店はYPLANG Directを利用して、送料込みで3,450円。
※今見たら3,300円まで値下がりしてたクッソォォォォォ!!!

ちなみにAmazonでは他にも格安なフロントパネルなんかが売られてますが、ある程度評価が高い(かつサクラが少なさそうなヤツ)を選ぶようにするといいんじゃないかと思います。

なぜ、評価サイトにおける「期待を込めて☆5つ」が許されるのか?を考えてみた

Amazonはサクラ多いですからね・・・特に中華製品は。
☆3あたりの意見をよく読むといいんじゃないかなと。

我が家ではプライムのお急ぎ便を利用したので、オーダーした翌日の朝9:00には手元に届きました。

※ちなみに日本国内で流通したiPhone 6Sは「A1633、A1688、A1700」の3つなので、海外からSIMフリーを購入したとかでない限りはこれらに対応している商品を選ぶのが肝です。
・・・液晶部分は共通なんじゃないかって思うんですけどね。。

付属品充実ですぐに修理できちゃう!

箱を開けてみると、中から色々な付属品が出てきます。
左上から順に、説明書、防水接着シート、保護フィルム(ハード)、ツールキット、ギャランティカードみたいなの、マグネットシートでした。

すごいですね~。
ツールキットがついてるからもうすぐにでもリペアショップが開けそうな感じ。

iPhoneの分解には特殊なドライバーやら、こじ開けるために使うグッズ、あとは地味にありがたいクロスなんかも入ってました。

特に嬉しい付属品はマグネットシートかな。
たぶんこれがあるのとないのとだと作業効率が格段に違ってくると思うので、かなり助かりました。

でもってこれが交換する本体ですね。
ガラスパネルの下に液晶画面がセットになっている、いわゆるデジタイザーとかいう商品です。

僕がiPhone 5を修理していた頃はこれ単品でしか売ってなくて、自分でツールを取り寄せたりしたものですが・・・便利な時代になりました。(たかだか数年)

レッツ交換

では早速修理交換に入っていきましょう。

まずは先端が星型になっているドライバーを使って、ライトニングコネクタ横のネジを外します。

面白いことに、iPhoneってここでしか本体と液晶を留めてないんですよ。
なのでこの2つを外せば物理的に分解できるようになるわけです。

外したネジはマグネットシートに乗せておく、と。
うおおお・・・すっげえ便利。

吸盤を画面にくっ付けて引っ張り、開いた隙間にピックを挟み込みます。

写真を見ても明らかですが、我が家のiPhone 6Sは画面が割れすぎていたのか・・・吸盤がくっつきませんでした。
なのでスクレーパーを使って無理矢理隙間をつくり、そこにピックを挿しこんだ状態というのが正しいです。

まぁ・・・開けばいいんですよ。
どうせ割れつちまつたフロントパネルは捨てるわけだし。

ピックで少し開いた隙間にはもう一つのプラツールであるこじ開けみたいなヤツを挿しこみ・・・てこの原理でグッとフロントパネルを開いていきます。

こんな感じ。
すると中に白やら黒やらのニョーンとしたものが見えますよね。

これが接着剤兼防水パーツみたいな役割を持っているみたいです。

フロントパネルが硬くて開かないって人は、ドライヤーで両方の角を温めてあげるとこの接着剤が柔らかくなるので開けやすくなるかと。

あとはもうクパァと開きます。
この時に、フロントパネルと本体側で繋がっているケーブルがあるので、これらを切断してしまわないよう細心の注意を払ってください。

画面表示およびタッチパネルのケーブルなら断線しても構いませんが、もう一つフロントカメラ用のケーブルも古い方のパネルについており・・・これはあとあとで使いまわすことになるからです。

ま、無理に引っ張らなければ大丈夫だとは思いますが。。。

あとは静電気にも注意ですね。
金属部分を触ろうとして「バチッ」となったらフロントパネルどころではないご臨終になることを覚悟しておきましょう。

さて・・・ここまで来たらあとは説明書に従ってネジやらコネクターやらを外して交換するだけです。

ただですね、どうしても説明書が中華クオリティというか・・・日本語が怪しい部分があったりしてよくわからないと思うので・・・

[参考]分解工房・iPhone 6S/フロントパネル交換修理方法

毎度おなじみ、分解工房さんを参考にするのがオススメです。(丸投げ)

一点だけ僕がひっかかったのは、最終フェーズの防水接着剤を付けるところ。
これの向きが説明書の表記だけだとよくわからなかったんですよ。

ただまぁ・・・上の写真みたいな感じでやればOKだと思います。

これでゆっくり組み上げたら・・・

はい完成!!
すっかり元気になりました。

修理にかかった時間は1時間半ぐらい。

通話や写真も試しましたが、特に問題なく使えております。

画面がブラックアウトしたら・・・

作業中、一点だけ行き詰ったところがあったので共有しておきます。
古い方のディスプレイを取り外して、新しいのに取り換え・・・起動テストをしようとしたとき、画面が真っ暗なままウンともスンとも言わなかったんです。

で「あ、やっちゃった・・・文鎮化したわ・・・」と落胆したんですが、試しにこの端末に電話をかけてみたところコールするんですよ。
もし文鎮ちゃんになってたら「おかけになった電話は~」みたいなアナウンスが流れるはずですよね。

なので文鎮になったのではなく、ただ画面が映らなくなってるだけなんだろうと判断したんです。

コネクターの接続不良とかいろいろ疑って、古い方のディスプレイに付け替えたりしてみたいんですが映らず。

最終的に端末を強制リセットしたら普通にアップルロゴが映るようになりました。
※このあと2回ぐらい同じ症状になったけど同様に強制リセットで直ってます。

もしかしたら当初の「文鎮化する」っていう噂ってこれのことだったのかな・・・?なわけないか。

ちなみに強制リセットの方法は「スタンバイボタンとホームボタンの同時長押し」です。
参考までに。

追記

この後、通算7度目の画面割りを体験し・・・再度セルフ修復を試みたのですが・・・バッテリーを外すということが頭になく、見事に基盤をショートさせてしまいました。

HYS-TECHのフロントパネルを購入して、iPhone 6Sのセルフ修理!

基板にはバックライトフィルターなるものが存在しており、それが簡単に焼け切る仕様になっているそうです。
こうなった場合にも画面は真っ暗なままになってしまい、その時には強制再起動をしても意味がないことを追記しておきます。

おわりに

というわけでiPhone 6Sのフロントパネル、セルフ交換についてでした。

「途中大事な部分を端折ってんじゃねえよ!!」とお怒りの方、本当に申し訳ありません。
でもまぁ、昔プラモデルを作って楽しかった思い出がある人なら簡単そうでしょ!?

ていうか、なんか楽しそうでしょ??

もしそう思えないなら試すべきじゃないと思います。
Appleの正規サービスも受けられなくなっちゃうだろうし。。

逆に「楽しそうだし、その場ですぐ直せそうだし、何より安上がりじゃん!」って思える人なら試して見る価値があるかもしれませんぞ!

   

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      2020/08/15

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