自分だけのオリジナルスマホが作れるProject araのパネェ期待感と不安
2020/05/02
Google×Motorolaで進んでいたというProject ara。
モジュールごとに好きなパーツを組み合わせて、自分のオリジナルスマホが作れるっていうプロジェクト。
今日、初めて知りました(*ノωノ)
※2013年頃から騒がれてたみたいです・・
同時期に進行していたPhonebloksとも協力して進んでいるそうなんですが、
デザイン面などがモトローラの良い感じな方に寄って、なんか商品としてすぐにでも展開できそうなイメージ。
2016年中のリリースに向けてプロジェクトは動いているらしいんですが、
これ、期待感パネェっす。
好きなモジュールを組み合わせて作る、オリジナルスマホ
コンセプトとしては、必要な物を必要な人に、って感じです。
例えば、スマホにカメラが要らない人は、カメラモジュールを買わなければいい、ってわけ。
さらには古くなった処理演算モジュールをごっそり入れ替えれば、そのまま新しいスマホとして使い続けられる。
これ、みんなが欲しかったヤツでしょ!?っておもっちゃう。
パソコンも自作派の人たちなんかは、そうやってグレードアップしながら楽しんできたわけですよね。
一番最小構成だったら5,000円程度っていうのもいいですね。
試しに母親とかに買ってあげて、「カメラが欲しい」って言われたらカメラをプレゼントして。
「なんか動きがにぶくなってきたのよねぇ」なんて言われたらCPUやメモリを変えてあげる、と。
新しい通信規格が出たら、そこに対応したモジュールを組み替えればいいってわけ。
おぉー、なんだこれ。最強じゃん!!
問題点、課題、不安点
って、思うんですが、やっぱり問題点もあると思います。
デザイン面
中身は、技術が進歩する事によって小型化、軽量化、性能アップしていきます。
が、デザインはどうしても遅れていきます。
レトロデザインが好きな人なら、いいのかもしれないけれど、
やっぱり最新のデザインに魅力を感じる人にはきついものがありますよね。
着せ替えはできるみたいだけど、そういう問題じゃないし。
デザイン変更の為にベースとなる部分を買い替える必要が出てくるとして、
その部分がいくらぐらいなのかなどは気になりますね。
ベースとパーツの対応問題
発売当初は、ベースとなる部分に合うパーツ(モジュール)が開発されるはずですが、
そのうち技術の進歩に伴って、ベース部分をアップグレードしないと最新CPUが載らないなどは絶対出てくる問題ですよね。
その時に、なんとなくですけど、
全パーツ総とっかえみたいな形になるんじゃないかと思っちゃいます。
たとえば、マザーボードとCPU形状、メモリの規格などがそうで、
昔のPCに最新のCPUが載らない事だとか、そういう事って出てきますよね。
モジュール部の空きスロット問題
プロトタイプでは綺麗に収まってますけど、組み合わせが自由ってことは、
なんか隙間があいたりはみ出したりするんじゃないか!?って思いますw
はみ出してもJUDY AND MARYのTAKUYAのベネチアンドッグみたいな感じだったらカッコいいですけどね!
もしかするとベース部分も大きいのから小さいのまで用意されるかもですね。
追記
3サイズ展開でした。
15 Questions and Answers about Project Ara
オリジナルスマホのあれこれ
Phonebloksとは協力体制らしいですが、理念が違うような気がするので
どこかで仲違いするんじゃないかとヒヤヒヤもんですね。
とはいえ、他メーカーもブロック型の組み立てスマホの構想を持っているらしく、
今後はその辺りの競争が重要になってくるのでしょうか。
PuzzlePhoneという、もうちょっとモジュールの集合体が大きい組み立てスマホのプロジェクトもフィンランドから出てきているんだそうです。
また、araより一足先に、DIYスマホなるものも出ていたみたいですね。
Project Araが遅れている間に、スマホ自作キット「RePhone」が登場|Geekles
ただ、やっぱり知名度や宣伝力といったところを考えても、
Googleが出す筐体にあったモジュールじゃないと、各メーカーも戦えないんじゃないかと思っちゃいます。
おわりに
というわけで、
SAMURAI極のLIMITEDモデルの記事において、
大切に扱いたいし、伝統芸能が施されているのも欲しいかもしれない。
なんて偉そうに書きましたが、
Project araが実を結んだ暁には、10年モノスマホなんてのも出来るかもしれないんですね!
めちゃくちゃ胸熱です!
2020/05/02