ベラージオのチャペルで挙式をした時の話
2016/07/28
僕は2008年にラスベガスのべラージオホテルで結婚式を挙げました。
銀座のワタベウェディングさんで申し込んだ当時の内容について今更ですが書きます。
※情報が古い可能性があります
挙式前の注意点
海外挙式なので、そもそも呼べる人に限りが出てきます。
僕らはお互いの家族(両親と兄弟)、あとは仲のいい友達数人にだけ声をかけました。
結局家族以外で来てくれたのは、普段から海外旅行によく行っている妻の友人2人だけでした。
その後日本で実費のみでのウェディングパーティをして、
会社の人や他の友人はこちらでお祝いして貰いました。
海外で式を挙げたいのは自分たちのワガママですから、
家族と言えど無理に呼ぶわけにも行きません。
その辺りの話し合いをしっかりと家族でする事が重要です。
僕らは「ラスベガスなんて駆け落ちするやつらが式を挙げるところだぞ」などと難癖つけられて
なかなか納得して貰えませんでした。
申し込みの注意点
海外挙式に限った話ではないですが、
どうしても結婚式って「一生に一度」という思いも強く、
また大きな買い物なので金銭感覚が狂ってしまいます。
僕らは挙式(神父さんと教会の料金)と髪型などのセット、カメラマン(+アルバム)、
ドレスとタキシードは購入で、人数分の食事代をつけて100万円強といったところでした。
他にもいろんなオプションをつけることが出来たし、
日本で挙式をするのに比べたら俄然安かったけれど、
自分たちに必要な物だけで見積もったらこんな感じだったわけです。
普段使う金額で1万円ってポーンと出せる額じゃないんですけど、
100万円ぐらいかかる式にとっての1万円って何てことなく感じちゃうから不思議です。
挙式当日
当日はホテルまで迎えに来てもらって、ワタベウェディングのラスベガス支店に行きました。
そこで着替えとメイクをしてもらいます。
その後、べラージオまでリムジンで送ってもらい、花嫁はすでに泣きそうな感じに。
家族や友人と合流し、カメラマンの撮影が始まり、
挙式スタート。
式自体はまぁ、たいしたことなかったですが、
ファウンテンショーを見られるテラスで挙げられて素敵でした。
式中のファウンテンショーにかけてもらえる曲を選べて、
僕らはTime to say good byeを選びました。
※途中牧師さんの英語が全くわからず、「I do」って言わないといけないところを逃してしまい、
それがバッチリ映像として残ってしまったのは僕の黒歴史です。
式後
式が終わると、そのまま予約してあるレストランへ行く事になります。
僕たちはゼッフェリーノというイタリアンのお店でした。
そこで会食をしたら、あとは自由時間になります。
うん、意外とあっけなかったw
ちなみに、オプションプランでラスベガスの各地で撮影をして回るというものもあって、
それを申し込んでいたら食後にその撮影タイムがスタートしたわけです。
僕らは弟が一眼レフでバシバシ撮影してくれるというので、
家族でウェディングドレスのまま各地を巡ることにしました。
途中途中で、着物を着ている義母が外国人に絡まれたり(写真撮影)、
ウェディングドレスを着ているもんだから町中で会う人会う人「コングラッチュレーション!」と言ってくれたりしました。
結局ホテルの部屋に帰るまでは、なんだかんだで10時間ぐらいかかりました。
おわりに
海外挙式はネガティブなイメージも多いですが、
声をかける人をきちんと選定するなどで、うまく行うことも出来ると思います。
僕は、なかなかラスベガスなんて行けない母を連れていく事ができたのは良かったと思っています。
まだまだ海外挙式自体が異端ですし、ご家族でもよく思わない方がいるかもしれません。
でも、自分の人生でたった一度の事ですから、なるべく他者に迷惑をかけず、そのうえで自分たちの意見を通してもいいイベントなんじゃないかと思います。
後日、ワタベウェディングの担当をしてくれたスタッフさんにお礼のメールを送りましたが
返事を頂けなかったのが悲しかったですw
ただまぁ、「また機会があればお願いしますね」みたいな締めくくりも出来ないでしょうし、
返事に困るとはこういうことなのかもしれないですね。
誰かのお役に立てたら幸いです。
2016/07/28