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自分がやってきたことだけなんでも書く、ジャンルむちゃくちゃマガジン

親と子供で価値観が合わないのは当たり前なのだ(それにしてもBy the wayは名曲)というお話

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最近、息子からこんな告白をされました。

あのね、ぼくね、ほんとうはディズニーランド好きじゃないんだ

ええー!!!
ディズニーランド好きじゃないヤツなんていんの!?

そ、そっか~。そうなんだ。
まぁ、仕方ないよね。好きや嫌いっていうのは人それぞれの感情だから、パパやママが好きなことだからってキミが「好きじゃない」って思うこともあるよね。

・・・と、頭ではわかっていながらも、僕はなんとなく寂しかったのです。納得できなかったのです。

でもその時に妻が放った一言でストンと腑に落ちたので紹介させてください。

まぁ、うちらは価値観が合う同士で一緒に暮らすようになったけど、子供はそうじゃないもんね。

・・・な、なるほど。深い。。。

家族だからってわかりあえると思うのが間違いなのだ!

妻が言う通り、夫婦というのは少なからず何かしら惹かれあうものがあって一緒になっているわけです。
似たような価値観を持ち合わせているからこそ一緒にいて心地が良いわけですね。

もちろんすべてが全て、好みが100%合致するわけではないですが、そこは「もともと他人」というのをお互いに理解していますので「まぁ、合わない部分もあるか」と足並みを揃えることができるのです。

でも、それがひとたび「子供のこと」になると話が違うんです。
彼(彼女)は生まれながら僕らの家族であり、他人ではないからです。

子供はたまたま僕らの間に生まれてきただけ

そういう事情からどうしても僕らは「同じ価値観を持つ二人の間に生まれた子供だから、きっと同じ価値観を持っているだろう」・・・と考えてしまいがち。

でも息子はたまたま僕と妻の間に生まれてきてくれただけで、僕のコピーでも妻のコピーでもありません。
彼は彼という一個人なのです。

そもそも価値観というのは生まれながらに持っていたものだけではなく、僕らが生きていく過程で培った後天的なものというのが大部分を占めていると思うんですよ。
たとえば僕だったら、母にあまり優しくなかった父を見て育ったので「ぼくは奥さんには優しくしよう」って思うようになったとか。

そう思うと、息子が生まれてから6年足らずの間に「僕はこういうのが好きだ・嫌いだ」という判別をしてきたものと、僕らが40年近くかけて培ってきたものとが違っていても何らおかしくない・・・というか、それが普通だと思うのです。

なぜ僕らは子供に同じ価値観を期待してしまうのか

それでもやっぱり子供には同じ価値観を持ってほしいな~と思っちゃうもんなんですけどね。

きっとその背景には「家族の絆」というか、「一緒に住むもの同士、同じ価値観であろうね」という感覚が日本人の中にはあるんじゃないかと思うんです。
ほら、島国だし、ずっとそういう村社会的な生き方をしてきた民族ですからね。

本来他人のはずの2人が「夫婦」として同じ価値観で一緒に住んでいるから余計に、別の価値観の人が家族にいるということに違和感を覚えてしまうのかもしれません。

とにかく僕は息子とも楽しい事をたくさん共有したいのです。
僕と妻がキャッキャしているところで、息子だけスマホゲームをやっている・・・みたいなのは寂しいのだ。

たまーに価値観が合うこともあるから厄介なのよね。

もちろん、他人だったとしても価値観を共有できるということはあるもので。

たとえばうちの息子で言ったらRed Hot Chili Peppersの「By the way」にドハマりしてるんです。6歳児がw

「この歌いいねえ~」なんつって、ドライブするときは1曲をヘビロテするほどです。

当然、CDを車に持ち込んだ僕もRHCPは好きなわけで・・・そうなると一緒に歌ったりして楽しかったりするんですよ。

それで調子に乗って「じゃあこの曲も好きじゃない??」といって僕が好きな他の曲をかけると「しーーーん」っていうね。。。

まぁ、これも冷静に考えたら当然のことで。
一部の趣味が合致したからって全体が合うということにはならないわけです。

どれだけ仲が良い友達だって音楽の趣味、食べ物の趣味は合わないことが多かったもんな。
それと同じことが家族の中でも起きているというだけなんですね。

※なので、子供と同じ趣味を共有できているお父さんとかは幸せものなんだぞ!!!

おわりに

というわけで、親と子供の価値観が合わないのは当然のことである、というお話でした。

親子って結局は「血がつながっている他人」だということを理解しておかないといけないんです。
僕も母や弟とは趣味が合わないなーってことがたくさんありますしおすし。

逆に言えば、価値観があう他人である妻と巡り合えたのが奇跡ということだな。

そういえば最近、おじいちゃんがお孫さんを刺殺してしまうというショッキングな事件がありましたよね。
なんでも「お酌をしてくれなかった」とかで腹を立てたとか・・・。

こんなのもやっぱり「家族なのに価値観が合わなかった」みたいな典型なのかな。
生きてきた時代や見てきたもの、感じてきたことが違うんだから、そりゃ価値観なんて合わない方が当然なんですけどね。

   

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Comment

  1. ロードランナーK.K. より:

    みんなちがって、みんないい~♪
    みんなちがって、みんない~い~~♪
    ボエー
    お疲れ様でふ
    かけたよさん大丈夫よ!
    オレも許せるようになったの最近なんだから
    自我が目覚めてきたんだと思えば、子も成長してるってことよ(車寅次郎風)
    やっぱりね、子供って親のことよくよく見てるみたいだから、普段過ごす時は至極普通でいいと思います
    一緒にかけっこしたり、スケボーやって一緒に肩強打したり、お風呂上がりに真っ裸で家中ウロウロしてお尻の穴を息子さんに見せてあげて下さい
    我々もそういう時があったんだよね、きっと
    親なんかカッコよくなくていいし、余計なお金なんか必要ないから、たまに喧嘩しながらでも慎ましく生活出来ればOKな訳で、子達が自力した暁には、自分が育った環境をベースに生活を広げていくと思うので、親は反面教師的存在で逆にいいのかもです
    そういう点で言うと、年配の人とかが割りと自分の価値観を押し付けてくる傾向にあるかなぁ
    一時話題になった我々より年下の「ゆとり世代」なんかも価値観相当合いませんよw
    ジェネレーションギャップ!!
    まぁ、百歩譲って年下はいいですよ、弟・妹、果ては自分の子供みたいなもんだから
    やっぱり年上とか上司にズレてる奴がいたら、のど喰いちぎる位噛みついてやろうかと思いますよねガルル
    話は変わって、ネズミーランド嫌いかぁ
    オレは好きだけどなぁw
    コロナ禍でのオリエンタルランドが社員さんに対して辛辣な扱いしてることを息子さんがニュースで知って、「嫌いだ」って言ってる訳じゃないよねw
    毎度長文失礼しましたm(__)m

    • kaketayo より:

      ロードランナーK.K.さん

      コメントありがとうございます!
      途中ジャイアン入ってましたがw

      たしかに反面教師的な立場で・・・と思ったら、ありのままの自分をさらけ出して「こいつみたいになっちゃダメだ!」って思わせた方がいいのかもですねw

      スケボーやって肩強打wwwww
      まだ痛いですよ・・・筋を痛めたっぽい。

      >お尻の穴を息子さんに

      いやそれ逆ですから!息子はもうほぼ毎日のようにケツ穴を僕に見せてきます・・・。
      僕も調子にのってお尻をペロンと出したら「パパのおしりきったねえ」と言われ、立ち直れないぐらい凹みました。

      >年配の人とかが割りと自分の価値観を押し付けてくる

      そうですね~。
      まぁ仕方ないんだとは思いますが、今の時代とはちょっと合ってない感じですかね。
      でも自分たちもそうなるのかなぁ・・・。

      >のど喰いちぎる位噛みついてやろうかと

      穏やかじゃないっすねえwww

      僕もゆとり世代の子たちと接することはありましたが、たまたま僕が接した子たちは古い価値観(僕らに似ている)を持った子たちで・・・「合わないなぁ!」みたいなのを体験せずに済んだのであります。

      >オリエンタルランドが社員さんに対して辛辣な扱いしてることを

      いやそれは知らないと思うwwww

      単純に並ぶのが嫌いなんだそうです。
      ここはもうがっつり僕と妻の血を継いだでぇ~!!!!